パリのエマ(世界傑作絵本シリーズ)
ニューヨークからパリにやってきたすずめのエマ。いとこのアメリに会うために街をとびまわるエマは、ひょんなことから、しんせつな猫、エドワールと知り合います。エドワールのおかげで、無事アメリと会えたエマは、アメリといっしょにパリのあちこちで、大道芸をするようになります。エドワールともなかよくなったエマは、アメリと3人で、パリの暮らしを満喫します。
前作『エマのたび』で、しんせきに会うために、住み慣れたニューヨークのセントラルパークから大西洋をこえてパリまで旅したエマが、本作では、新しい街で言葉を勉強して、いとこに無事出会い、友達をつくって生活を楽しんでいく様子が、素晴らしい写真と絵で描かれています。
エマのたび(世界傑作絵本シリーズ)
ニューヨークの大きな公園、セントラルパークに住む、すずめのエマのお話。なかよしのあひるのダッキーがひっこしたあと、エマは近所に住むボブおじさんから、フランスのパリに親戚がいることを聞きます。それからというもの、パリのことが気になって、夢にまで見るようになったエマは、やがて重大な決心をします。 セントラルパークからとびだしたエマが、ニューヨークをあちこち探検して、パリまで旅する絵本です。
写真を交えながらの展開にちょっとワクワク
順番としてはエマのたびから始まります。上で紹介をしている、あらすじ紹介に、話のストーリー展開自体は全て持っていかれていますので、率直な読んだ感想をしたいと思います。
子供の視点、大人の視点、こう言った視点に違いはあると思いますが、大人が読む事で、旅をしている印象を受けると思います。主人公の雀のエマ自体が旅をしているので、一緒に体験をしていく形ですね。
絵本については、読み始めたばかりになりますので、パターンとして、どれ位のパターンが用意をされているのか?その辺りについては不透明な部分が多いのですが、こちらの作品では、最初は絵のみだったのですが、次第に写真を交えながらの展開となっていきます。この辺りが自分にとっては新鮮な気持ちにさせてくれましたね。
大きさについても、実際の大きさをモデルにしているので、雀のエマが妙に大きくなる事もなく、小さくなる事もない。人間社会が雀の視点で見た場合には、どれ位の大きさになるのか?そうした事を理解していく事も出来る内容となっています。
子供向けの作品になりますが、大人も一緒に楽しむ事が出来るレベルの作品になっていると思いますが、購入なりを考えている人は、セットで併せて読んだ方が良いでしょうね。
コメントを残す