劇画ヒットラーは面白い!

劇画ヒットラー

劇画ヒットラー

画家の夢破れ、母の遺産を食いつぶし、公園を寝床にしていた青年はついに浮浪者収容所を訪れる。アドルフ・ヒットラー24歳、当人はともかく、当時誰の目からも彼は人生の落伍者だった…。ドイツ人を熱狂させ、史上まれな独裁者となったアドルフ・ヒットラーとは、一体どんな人間だったのだろうか?水木しげるが見たアドルフ・ヒットラーの真実の顔とは!?

これは名作

欧州の近代の歴史に詳しい人が、自分の周りにはいないですね。自分自身が受験では日本史専攻でしたので、日本史の知識であれば、多少はあるのですが、世界史はカタカナばかりで覚えにくい。

で、水木しげるですが、鬼太郎の作者でお馴染みですが、もちろん、本人の戦争体験の漫画もあるのは知っていましたが、こうした自分とは関係のない欧州のヒトラーの事を漫画にしているとは知りませんでした。そして失礼ながら、絵が上手かったんですね。何だか暗い絵柄ばかりで、と言うイメージだったのですが、本作では読みやすいです。

ヒットラーについては、以下の作品を読んでいたので、大戦が始まるまでの過程については、何となく把握をしていました。

戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実

ヒトラーを取り上げている。となると、ユダヤ人をと言う絡みが多くなると思いますが、今作では、ほとんど、そうした点については触れられていません。それがヒトラーの全てではないですからね。極めてフェアと言いますか、注目をされていなかったヒトラーについて書かれている事が多い。と個人的には思いました。

いわゆるナチスの初期の頃は党員がほとんどいなくて、金もない。党員は無職で乞食を経験したヒトラー、訳のわからん、商店街の親父。頭のおかしな経済学者。とかそんな感じです。ナチス自体も結束力があまりなく、もう一人の偉い人がヒトラーには付いていけないわ!と出ていこうとすると、党が分裂してしまうので、ヒトラーが必死で止めたり。と、どこにでもいる近代の政治家の顔も見せてくれています。

この作品については、Amazonでも販売をされていますが、電子書籍のサイトでは300円で販売をされています。読むごたえのある作品となっていて、300円であれば、間違いなく買い!となっていると思います。ジワジワと売れていて、10万部を突破した作品みたいですが、まだまだ売れる余地はあると思いますし、読んでおいて損はない作品だと思います。漫画で歴史物を読みたい方であれば、オススメです!

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