はじめての経済思想史 アダム・スミスから現代までの感想

はじめての経済思想史 アダム・スミスから現代まで

はじめての経済思想史 アダム・スミスから現代まで

内容紹介
よいお金儲けを促進し、悪いお金儲けを抑制する、それが経済学の本質だ!
アダム・スミス以来の経済学の歴史は、さまざまな悪いお金儲けが力を持ってしまうたびに、それに対抗する手段を講じていくというかたちで展開されてきた。労働者階級が苦しんだ19世紀には、会社のお金儲けのあり方を問い直す経済学が生まれた。庶民が豊かになり、貯蓄をしたい人は多いが、自分で事業を展開する意欲を持っている人は少ないという状態になった20世紀には、貯蓄されたお金を運用する「金融」活動が、社会を豊かにするお金儲けになっているかを問い直すケインズの経済学が生まれた――。
アダム・スミス、ミル、マーシャル、マルクス、ケインズら経済思想家は、現実といかに格闘したのか?
現代における、富の所有者の「利益をあげるべし」という指令と、富の活用者=働く者たちの関係はどのように考えればよいのか?
富の所有者が経済の主役から降りていくという経済学の一筋のストーリーを、本流と傍流を対比させることで描き出す。一冊で経済思想の歴史がわかる決定版入門書、誕生!

内容(「BOOK」データベースより)
よいお金儲けを促進し、悪いお金儲けを抑制する、それが経済学の本質だ!一冊で経済学の歴史がわかる決定版入門書!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中村/隆之
1973年神奈川県生まれ。京都大学経済学部卒業。同大学大学院博士後期課程修了。博士(経済学)。青山学院大学経済学部教授。専攻は経済学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

著者の怒り爆発

経済とは何か?経世済民が語源と言われているのですが、その辺りは各自で調べて頂ければとは思いますが、要するに経済を通して国民の暮らしを豊にしていく。と言う事になります。ざっくりと言えばね。

本書では数人の経済学者が歴史の順番で紹介をされています。初めはアダム・スミスになりますね。マルクスも登場をしているのですが、基本的には好意的に紹介をされています。ラストとなる二人、ハイエクからフリードマンにかけて、著者が静かに怒りをこみ上げているのが読んでいて充分に伝わりますね。

ハイエクとフリードマンと言われても、ピンと来ない人であれば、竹中平蔵をイメージしていただけれと思います。

アダム・スミスの血脈がケインズにそれなりに引き継がれ、あくまでも経済は国民の為だったのが、いつの間にか、ハイエクからフリードマンにかけて、国民の為ではなく、経済成長をさせる為だけに寄ってしまった。と言う印象を受けますね。

ケインズはケインズで1980年代に限界にきてしまった為に、ある種のアンチケインズとしてハイエクが台頭をしていくんですね。この辺りはレーガノミクスの始まりです。

日本の総理がアホ過ぎて泣けてくる

いわゆるトリクルダウンですが、現在では失敗であり、学術的にも否定をされ始めているのですが、私は一言もトリクルダウンなんて言っていない。と言っていますが、トリクルダウンと言う英語を知らないから確かに言っていないのかもしれませんが、レーガン大統領の政策でトリクルダウンをして、一時期的にアメリカ経済が好調となり、それがレーガノミクスと言われている事を意識して、アベノミクスって自分で言っていたんじゃねーの?だとしたら、トリクルダウンだろ?と言う事なのですが、アホ過ぎて、もう何ともいえねーです。

多分だけど、レーガノミクスすら知らないのだと思います。

経済は国民の為にある。これが根本になるはずなのですが、現在は経済はお金の為になっていますからね。経済思想が間違っている。と言う事で、格差は今後も広がっていきますね。

本書では、経済学者として良心が残っている方の、これまでの経済思想について書かれている作品となります。金稼ぎの手法などが掲載をされている著作ではないので、その辺りは間違えないようにしておいて下さい。

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