お金で読み解く明治維新の評価

お金で読み解く明治維新

お金で読み解く明治維新

商品の説明
内容紹介
小栗上野介の仰天・幕府再建策の謎
そして官軍を動かした「龍馬マネー」とは?
~教科書には書けないヤバすぎる幕末史~

○明治維新で誰が得をして誰が損したのか?
○そしてニセ金が日本を動かした!?

❝国を動かすにはまずカネがいる!❞
第1章 幕府も諸藩も破綻寸前
第2章 財政再建を果たしていた薩摩と長州
第3章 第三の勢力「海援隊」とは?
第4章 幕府財政を立て直した怪物
第5章 長州征伐でついに幕府が財政破綻
第6章 大政奉還と戊辰戦争の金勘定
第7章 幕末経済を動かした「ニセ金」
第8章 維新で誰が得をして誰が損したのか?
内容(「BOOK」データベースより)
明治維新で誰が得をして誰が損をしたのか?そしてニセ金が日本を動かした!?教科書には書けないヤバすぎる幕末史。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大村/大次郎
大阪府出身。元国税調査官。国税局で10年間、主に法人税担当調査官として勤務し、退職後、経営コンサルタント、フリーライターとなる。執筆、ラジオ出演、フジテレビ「マルサ!!」の監修など幅広く活躍中。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

後半から面白い

前半部分に関しては、聞いた事がある話が個人的には中心となっていて、うーん。外れかな?と思っていたのですが、後半部分からは、え?そうだったの?と思える事が多数書かれていて、非常に良かったですね。

書いてしまって良いのかな?と思うのですが、主な藩だけではなく、多くの藩が。と言う事になるのですが、偽造通貨大作戦。となります。倒幕費用を捻出するために、薩摩藩も長州藩も偽造通貨を作りまくっていたんですね。もちろん、主だって資料としては多く残っている訳ではないのですが、そうした形跡であったり、手紙や資料にも残っているので間違いないです。

今のお札と違っていて、当時の通貨と言うのは金や銀で作られているので、仮に正式に認められている通貨ではなくても、そもそも価値があったんですね。だから、普通に流通をしていたみたいです。ただ、商人や農民も大したもので、これは、あそこの藩が作った通貨だから、金がこれ位らしいから、正規の通貨と比べて、これ位の比率な!と言う感じで使っていたみたいです。

そして、そんな偽造通貨に絡んでいたのが坂本龍馬。積極的に推奨をする為に、お手本となる偽造通貨を入手する為に手紙で依頼をしていたり。と言う事で大活躍でした。

あまり興味もなかったので、知らなかったのですが、明治維新から150周年と言う事で、安倍総理が明治維新の志士にならって。と言う事を言っていたみたいで、著者である大村さんから皮肉とも読み取れる事が書かれていました。明治維新によって階級として得をしたのは誰か?それは農民だよ。と言う事が書かれています。金銭的には確かにそうですね。ただ、農民が得をした分、明治になって国民皆兵となり、戦争で戦う羽目になったので、個人的にはちょっと微妙ですね。

商人は借金を棒引きにされて、潰れた商人も多く、武士は皆さん知っての通り、特権を奪われて失業が多数。勝利した薩長も一部を除いて路頭にまよう人も多く、階級としては全然得をしていないんですよね。天皇陛下はそれまでの貧乏暮らしからボロ勝ちとなるのですが、他の明治維新の本とかを読むと、明治天皇辺りは、伊藤博文辺りからは、操り人形として扱われていたりと、うーん。微妙と言う感じです。

本書の場合には、経済的な側面で見ているので、上記のように、農民が一番得をした事になっていて、そこに異論はないです。

ありそうで、実際に経済面から明治維新を書いている書籍は他にもあるとは思いますが、個人的には初めてで、なるほどな!と思えた部分も多いです。読んで良かったです。


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