しょうぼうしの くまさん(世界傑作絵本シリーズ)
しょうぼうしのくまさんは、ぴかぴかのあかい消防車にのって、からんからんからんと鐘をならし、助けをもとめる人たちのもとへむかいます。木から降りられなくなったねこをおろしてあげて、お礼のレモネードを飲んでほっとひと息。すると、納屋が燃えているという家から通報があり、現場へいそぎます。しゅっしゅっしゅー。くまさんは納屋の炎にむかって水をかけました。
実直にはたらいて、日々のくらしをていねいに営む姿が人気の「くまさん」シリーズに待望の続編です。せきたんや、うえきや、ゆうびんや、パンやに、このたび、「しょうぼうしのくまさん」と「ボートやのくまさん」が加わりました。まちのみんなに愛され、すこやかに毎日を暮らすくまさんの様子が温かみのある色彩で描かれます。お子さんは、絵のなかのこまやかな仕掛けや、リズミカルな言葉の繰り返しに気づいて喜ぶことでしょう。
何度も繰り返し読みたくなる絵本です。
ボートやのくまさん(世界傑作絵本シリーズ)
ボートやのくまさんは、1そうのボートの家に、妹のスージーと馬のデイジーと住んでいます。朝ごはんをとったら、縄でデイジーとボートをつないで、仕事がはじまります。ぱかぱかぱか、デイジーが歩くとボートがあとからついていきます。川を行ったりきたりして、石炭や干し草、さまざまなものを運んで、お金をもらいます。
実直にはたらいて、日々のくらしをていねいに営む姿が人気の「くまさん」シリーズに待望の続編です。せきたんや、うえきや、ゆうびんや、パンやに、このたび、「しょうぼうしのくまさん」と「ボートやのくまさん」が加わりました。起きて、はたらき、食事をとり、眠り……まちのみんなに愛され、すこやかに毎日を暮らすくまさんの様子が温かみのある色彩で描かれます。お子さんは、絵のなかのこまやかな仕掛けや、リズミカルな言葉の繰り返しに気づいて喜ぶことでしょう。
生活の愉しみをいきいきと表現した、何度も読み返したくなる一冊です。
くまさんシリーズは他にもあります
しょうぼうしのくまさんを読んでみて、あれ?生臭い話だけれども、労働の対価は現物支給なのかな?と不安になったのですが、ボートやのくまさんでは現金が支払われていました。
他にも働くくまさんシリーズの作品があるのですが、取り合えず、二つの作品を見た限りで言えば、労働の大切さ。と言うものを伝えてくれている絵本になるのかな?と思います。
最初に消防士のくまさんを読んだ時は、準備の大切さも伝えてくれているのか?と思いましたし、それもあるのでしょうが、全般としては労働の大切さで良いのかな?と思います。
絵本になりますので子供向けになるのは当然なのですが、ちょっと物足りない印象を受けましたかね。絵本と言っても、ほーー。深いな。と思える作品もあったりして、そうした事を感じたいので、最近は絵本を良く借りるのですが、こちらのシリーズに関しては、そう言うものは、特に感じる事がありませんでした。
ちょっと突っ込み所もある作品だったのですが、それはひねくれた大人の視点になりますので、子供には問題はないと思います。かなり評価の高いシリーズ作品となっていますが、絵柄の可愛さも大きいと思います。
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