戦国武将を診る 源平から幕末まで、歴史を彩った主役たちの病

北条早雲

北条早雲

内容紹介

徳川家康も恐れた勇将・真田幸村の「赤備え」には、医学的にも根拠があった。
その家康落命を招いたのは、美食の一皿だったのか?
坂本龍馬の破天荒な活躍の裏には、あの症状が――?
戦国の名将や維新の名士たちと病との知られざる関係を、現役医師が診断。解明する。
彼らの人生、そして歴史をも変えた病の謎に迫るとともに、現代医療での治療法も随所に提案。
国内外の医学・歴史・科学文献の最新情報に基づくon evidence(論拠のある)な姿勢を保ちつつ、これまで知られていなかったトリビアも満載している。
全国の医師・医療従事者向けに発行している医療月刊誌「メディカル朝日」の好評連載に、新たに書き下ろしを加えて待望の書籍化!
歴史ファン、戦国武将ファンにも広く手に取っていただける一冊になっている。

【目次】
●第1章 真田を強くした赤備えの医学的根拠

●第2章 病むことは生きることと見つけたり―戦国時代の名将を診る―
武田信玄/本当は痩せていた?―結核―
上杉謙信/義に生きた男の高血圧―脳出血―
織田信長/天下布武を目前に―情性欠如型人格障害―
豊臣秀吉/後継ぎが欲しい天下人―男性不妊―
徳川家康/鯛の天ぷらは権力者を倒したか?―膵胆道腫瘍―
明智光秀/近視の秀才?の反乱―近視―
今川義元/鉄漿をつける暇があれば―う歯予防・単純性肥満―
石田三成/処刑前のたしなみ―過敏性腸症候群―
大谷吉継/負け戦とは知りながら―ハンセン病―
伊達正宗/馬上少年過ぐ―天然痘―
加藤清正/猛将も美女に弱かった―梅毒―
北条早雲/戦国シニア武将―ピンピンコロリ―
淀の方/更年期の陣―更年期障害―

●第3章 勝つとは気を以て体に勝つこと―平安~室町時代の名将・貴人を診る―
藤原道長/この世をば―糖尿病と狭心症―
源頼朝/歯の痛い独裁者―歯周病ほか―
源義経/英雄の目に涙―小児的性格―
源実朝/下戸の二日酔い―酩酊―
平清盛/修羅場の末の高熱―マラリア―
足利尊氏/浮き沈みの激しい将軍―糖尿病(双極性障害)―
待賢門院璋子/院政社会を滅ぼしたオギノ式―計画妊娠―
在原業平/恋多き遺伝子―浮気遺伝子―
藤原定家/春の夜の夢―夢と創作―

第4章 露の命ハはかられず―維新の名士を診る―
坂本龍馬/落ち着きのない革命家―注意欠陥・多動性障害(ADHD)―
西郷隆盛/大きな偉人の小さな病原体―フィラリア感染症―
徳川家持/真面目な甘党青年夫婦―脚気―
緒方洪庵/幕末の医学教育・診療・研究―ストレス潰瘍―
岩倉具視/がん告知を受けて―食道がん―
佐久間象山/瀉血万能の名医?―自己顕示的性格―
高杉晋作/ツベルクリンとコールタール―結核―

内容(「BOOK」データベースより)
人生と歴史を変えた!偉人たちの病の謎に迫る。

著者について
早川 智/Satoshi Hayakawa

1958年 岐阜県関市生まれ。1983年 日本大学医学部卒業。1987年 日本大学大学院修了(医学博士)。1985~86年 米国City of Hope研究所生殖遺伝学部門にて大野乾博士に師事。国立感染症研究所エイズ研究センター研究員、日本大学医学部講師(産婦人科)、助教授(先端医学講座・感染制御科学)を経て2007年より日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授。専攻は生殖免疫学、産婦人科感染症学、医史学、進化学。著書に『ミューズの病跡学I 音楽家編』『ミューズの病跡学II 美術家編』『源頼朝の歯周病―歴史を変えた偉人たちの疾患』(診断と治療社)、『今日の治療指針2015』『今日の診断指針』『標準微生物学 12版』(以上 分担執筆/医学書院)ほかがある。趣味はリュートと天体観測、古物愛玩。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
早川/智
1958年岐阜県関市生まれ。1983年日本大学医学部卒業。1987年日本大学大学院修了(医学博士)。1985~86年米国City of Hope研究所生殖遺伝学部門にて大野乾博士に師事。国立感染症研究所エイズ研究センター研究員、日本大学医学部講師(産婦人科)、助教授(先端医学講座・感染制御科学)を経て2007年より日本大学医学部病態病理学系微生物学分野教授。専攻は生殖免疫学、産婦人科感染症学、医史学、進化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

個人的な読んだ感想

この手の書籍が一時期なブームな様相を見せて、いくつか出ていると思いますが、自分自身で読んでみたのが、本書が始めてとなります。登場をしている人物については、アマゾンでの対策を考慮してくれてか、全て上記で引用をさせて頂きましたので、もう何もいえなー。と言う感じになりますが、率直に言って面白いですね。

まず、構成として、年代に応じて書かれているので、頭の中で時代を行ったり来たりしなくて済みますし、主要人物については概ね書かれているのも良いと思いますし、年代的には私は違うのですが、坂本龍馬に関しては、本書の中でも書かれているように、司馬遼太郎の坂本龍馬のイメージが強い人も多いと思いますが、そうしたイメージに囚われる事なく、きちんと残っている手紙や相応に信憑性の高い資料から、どんな人物だったのか割り出しているのが良いですね。個人的には坂本龍馬に対してのリスペクトはそこまでありませんでしたので、詳しくもないのですが、人が話をしている最中に寝てしまった事がある坂本龍馬が自分の中では新鮮でしたね。診断としては坂本龍馬の場合には注意欠陥・多動性障害と言う事です。

個人的には坂本龍馬の事を悪く言うつもりはないのですが、司馬遼太郎の坂本龍馬をイメージしている人に質問をしたいのですが、誰が金を出していたの?と言う事が自分の中で一番引っかかります。私も自営業と言う立場になりますので、脱藩とまでは言わないのですが、固定給を組織から頂ける立場ではないので、坂本龍馬が脱藩して以降、誰からお金を貰って生活をして、当時としては決して安くはない手紙を出していたのか?と言う点がやはり引っかかります。

加治将一さんが言うには、工作員、いわゆるスパイだった。と言う事で、土佐藩も公認をしていた。と言う説を展開していますが、個人的にも説得力があると思います。トーマス・グラバーから金を貰っていた。と言うフリーメーソン説も、自分の中では有りですね。取りあえず、純粋な男性で霞を食べて生きていた。と言うイメージではないですね。

本書と本筋がずれてしまいまいましたが、文字が大きめとなっていて、サクサクと読み進める事が出来るので、時間的にはそこまで掛からずにサクッとお読み終える事が出来るボリュームになっていると思います。集中して読んだ場合には、1時間程度で読み終える事が出来るのかな?と思います。いずれにしても、こうしたテーマの歴史本の入門としては、程よい感じで良いと思います。

日本で初めての癌告知


恐らく、と言うエクスキューズはどうしても付きますが、ドイツ人の医者から癌告知を日本で初めてされたのが、岩倉具視。と言う事は豆知識ですね。ドイツ人医師はベルツとなり、岩倉具視は食道癌だったみたいですが、奇しくもベルツが死んだ年に食道癌の手術があったみたいです。癌で死んだ武将なども多数存在をしたと思いますが、治療法も何もない時代ですからね。ただし、癌は若くてもなる病気ですが、昔の人は今ほど寿命も長くはないので、比率としては癌になるまで、生きる人も少なかったでしょうね。

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