戦後民主主義に僕から一票

戦後民主主義に僕から一票
戦後民主主義に僕から一票

日本の国の根幹を支える「民意」の反映は、もう失われてしまったのか? 道徳的「インテグリティ」が欠如する政治,、日本社会が「株式会社化」する民主主義、沈黙の憲法制定過程問題、貧して鈍して劣化する教育、日本の未来を創るうえで最重要となる4大イシューを取り上げ、日本を代表する論客が日本のイディオクラシ―を批判するとともに、この国の未来を問う

はじめに
第1章
政治 道徳的「インテグリティ」の欠如
愛国的リバタリアンという怪物
政治指導者の資質とは
独裁者とイエスマン
対米従属のいくつかの病態
気まずい共生
リアリズムとは何か

第2章
民主主義 日本社会の「株式会社化」
民主主義の時代
「民主主義」解説
租税回避と国民国家の解体
対米従属テクノクラートの哀しみ

第3章
憲法 日本は狂うことを選んだ
憲法の話
憲法について
憲法と自衛隊
法治から人治へ

第4章
教育 貧して鈍して劣化する
教養教育とは何か
大学院の変容・貧乏シフト
大学教育は生き延びられるのか?
国語教育について
英語の未来
コロナが学校教育に問いかけたこと

おわりに

アメリカの属国である日本

日本はアメリカの植民地じゃないですか?この前(2021年の衆議院選挙)でも、テレビでチラッと見ただけなので、間違えていたら、ごめんなさい。と言う話になりますが、自民党の小野寺?議員が国防について訴えていて、立憲共産党が政権になったら、ロシアや中国から国を守れるのか?子供たちに惨めな思いをさせる事になる!と言う趣旨の発言をしていました。再三になりますが、チラッとテレビで見ただけだったので、はっきりとは覚えていないです。趣旨としてはロシアや中国が侵略をしてくるぞ!と言う事になると思いますが、すでに米軍に占領をされている事に対して、それをむしろ誇りすら感じているのが現職の与党議員になります。

中国やロシアに占領をされるのは嫌だけれど、アメリカであれば属国のままで構わない。そうした発言に対して、そうだ!と声を上げる人の事を保守。と言うのが現状の日本の状態になります。悲しくてしょうがないですね。

この辺りの日本はアメリカの属国である。と言うのを違う!と否定をする人もいるかもしれませんが、私自身もタイムリーに見ていて記憶をしているのは、日本の常任理事国入りの時の話ですね。海外からはアメリカの票数が増えるだけ。と言われていたんですよね。それはタイムリーに見聞きしていました。いくら日本人の一部が、日本はアメリカの属国ではない!と言っても、海外からはストレートに属国と見られている。と言う事です。北朝鮮との外交ですら、日本と外交をする意味がないので、アメリカと直接やり取りをします。と言う形で、ガン無視をされる事もしばしば。

本書では、日本がどうして、そうなってしまったのか?対米追従と言う方針で実際に得る事が出来た果実。もう取れなくなってしまった果実の代わりに、どんな詭弁を使って現在は対米追従を継続しているのか?そうした事が書かれています。

なるほど!と思える文の引用

ネトウヨ考察

彼らが『反政府的な人間=外国人』と言うスキームに固執するのは彼らにリバタリアンに徹する覚悟がないからである。

88ページ

ネトウヨと呼ばれている層に対しての内田樹先生の見解の一つになります。2018年に書かれた内容となりますが、2021年に延期をされた東京オリンピックに対して、コロナの感染拡大を危惧する人達や政治家から、オリンピックの中止の判断を求められた際に、ネトウヨの王様は外国人と言ういい方はしませんでしたが、反日的と単語を使いましたね。奇しくも天皇陛下が本当に大丈夫なのか?と疑義を呈したタイミングでの雑誌発売となりましたので、天皇陛下にすら反日と言うフレーズを向けた事になってしまい、雑誌の編集長が火消しに頑張っていましたね。

民主主義を機能させなくする為の手法

一部の市民だけを富裕化させ、残りを貧困化させ、中産階級を消滅させれば、この世から政治意識の高い市民は根絶されす、

101ページ

日本の相対的な貧困化と、それに伴う投票率の低下。確実に因果関係がありそうですよね。それを指摘した箇所の引用になります。野党がー。とか言う人が多いのですが、そんなのは関係ない。選挙に行かない理由を作ろうと必死になっているだけで、どうせ行かない人は行かない。では、そうした人はなぜ行かないのか?勉強なり、努力をする。と言う選択肢がそもそもない人が増えてきたので、当然選挙にいく。と言う選択肢が始めからなくなってきたのでしょうね。引用をしている文章の前後については、かなり自分なりに色々と考えさせられましたね。

公務員の憲法違反

憲法99条の『公務員の憲法遵守義務』を事実上、否定したものである。

201ページ

この発言は内田樹先のツイートか、あるいは別の書籍で読んで知った記憶があります。前後の文脈としては護憲派の集会に公共施設を使おうとしたら、政治的に偏っているのではないか?と言うクレームが入り、公共施設を使えなくなった。とか、そんな話ですね。そもそも、憲法違反も勿論の事、憲法を遵守する姿勢自体が、もう書いてしまいますが、安倍政権になってから、中央の官庁も地方の自治体組織もなくなりましたね。安倍政権が残した負の遺産であり、憲法違反を平気でしている連中が憲法改正を目指すのだから、おかしな話です。守る必要がないのであれば、改正をする必要もないんじゃない?と思いますけれどね。

完全に同意

目の前で明らかな不合理なことが行われているのに、『いや、世の中そんなもんだよ』とはスルーできるような人間には科学や知性について語って欲しくない。

245ページ

急速に増加をしている、いわゆる冷笑系と呼ばれている層に対してですかね?そうして連中が科学について語っている事は見聞きした事はないのですが、知性がないのに、知性っぽい発言をしますよね。脳味噌にシワがないのに、良く話をする事が出来るな?と感心をするのですが、上記引用文については、内田樹先生には完全に同意をします。現時点、この記事を書いている時点では、森本学園の問題で、亡くなった赤木さんの奥さんが全容解明を求めて起こした裁判について、金は払ってやる!だから、これ以上は探るな!としか思えない形で裁判が終了となりました。

これに対して、怒りの声も多いのですが、絶望的なレベルになると、こちらは裁判継続中で争う意思がある。と言われているDappiの虚偽を信じていて、悪いのは野党。100本譲っても財務省までであって、安倍さんは悪くない!と言っている人がいますね。財務省が改竄をしたのは確定。では何故?改竄をしたのか?未だにそれについては解明をされていません。その為の一つの手段としての赤木さんの奥さんが裁判を起こしたのですが、急転直下な結末となりましたね。何故、財務省は改竄をしたのか?まともな脳味噌が付いている知性が多少なりともある人間であれば、ある程度の予測は出来る訳ですが、知性がないから出来ない人もいるんです。

色々と書きましたが、今回も色々と同意出来る部分もありましたし、勉強になる部分も多かったです。現在の日本国憲法を自然物として存在の認知をしている。と言うのは新しい自分の中での視点でしたね。

内田先生の動画

【内田樹】「成熟」の難しさについて考える。長期思考が困難な時代に、どう生きるか。

別の書籍の事について内田先生が話をしている動画になります。内田先生、アウトプットが多過ぎる!しかも同時多発的に新書が出版をされていくので、読んでいる側としては間に合わないですよね。こんな書籍が出ている事すら、こちらの原稿を作成するのが、きっかけとなり知りました。

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