
セニョールパ(痛快野球コミック)
メキシカン・リーグで暴れていた男が西武ライオンズに入団し、桁外れのパワーと型破りな行動でチームや球界に騒動を起こす。原作高橋三千綱、作画かざま鋭二。
痛快野球コミック
買ってみるもんですね。事前の知識としては、表紙を見た限りでは、野球漫画。それも結構良い年齢のおっさんが主人公。と言う事で熱血系の作品ではない事は予測出来ましたが、割と劇画チックでありながら、ギャグも交えている、面白い作品でしたね。
病院のお嬢さんと縁があって、病院に寄るシーンが割とあるのですが、そこで働いている、ふとっちょ看護婦さんに対して、そこのブス。とかストレートに表現をされているのがわかります。
作品の単行本が出ていたタイミング的にはギリギリ生まれていたのですが、当時の野球の事情なんて知るよしもないのですが、主人公が在籍をしているのは西武となっていて、当時の西武ライオンズの人物が分かります。石毛とか工藤が新人として登場をしているのですが、相手チームに江夏がいたり。と野球を見るようになったタイミングではすでにレジェンドになっていたキャラクターも登場をしています。
オーナーがどう見ても堤となっていて、この後のコクドの問題とかを考えると実に味わい深い作品です。
今ではソープランドと言いますが、当時はトルクと言われていましてね、この辺りは知識として知っていましたが、こんなにナチュラルにトルコが出てくる作品も、まーないでしょうね。
真面目な野球漫画も悪くないのですが、こうしたギャグ漫画もありです。単行本で言えば全巻でも6巻となりますので、そこまで時間をかけずにサクッと読む事が出来るボリュームとなっている点もグッドです。
漫画で時間を潰せる作品を探している人であれば、一考の価値がる作品でした。流石に昔の作品となっていますし、多くの人が知っている名作。と言う事でもないと思いますので、残念ながら電子書籍には対応をしているサイトはないと思いますので、大人しくAmazonで中古を購入をした方がベターだと思います。
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