花ざかりの森・憂国(三島由紀夫)
【新装版、新・三島由紀夫】「今夜腹を切る」「お供をさせていただきとうございます」――。〔新解説〕佐藤秀明 二・二六事件で逆賊と断じられた親友を討たねばならぬ懊悩(おうのう)に、武山中尉は自刃を決意する。夫の覚悟に添う夫人…
【新装版、新・三島由紀夫】「今夜腹を切る」「お供をさせていただきとうございます」――。〔新解説〕佐藤秀明 二・二六事件で逆賊と断じられた親友を討たねばならぬ懊悩(おうのう)に、武山中尉は自刃を決意する。夫の覚悟に添う夫人…
【没後50年、新・三島由紀夫】三島由紀夫が短篇に掬いとった昭和の翳、日本人の顔。新潮文庫初収録の傑作9篇! 【本書について】三島由紀夫が13歳で初めて書いた小説は、童話的な作品「酸模(すかんぽう)」。敏感な主人公の視線が…
内容(「BOOK」データベースより)一九五六年の「新人の季節」から六九年の「守るべきものの価値」まで、全集未収録の六編を含む全九編の対話を初集成。戦後日本を象徴する二大スタア作家による競演。三島事件五ヵ月前の士道をめぐる…