人気の歴史家と一緒に読み解く!
未来に備える歴史教室
歴史家・磯田道史氏がライフワークの1つとして研究を続けている日本の震災史を、
体系的にビジュアルでまとめた本です。
古文書に基づいて当時の人たちがどのように被災し、どのように復興を果たしたのかを伝えることで、
写真や動画のない時代の災害を今に甦らせると同時に、
今の私たちに役立つ教訓や防災対策につながるようにします。
・地震、津波、噴火、台風、土砂崩れ、感染症、
歴史的災害にまつわる古文書を、磯田道史が徹底解説! !
・災害の専門家、河田惠昭が災害のしくみ、避難方法を解説。
・数十年以内に起こる確率が高いと言われている、
「首都直下地震」「南海トラフ巨大地震」に備えることができる
・災害とともに生きてきた、日本人の復興の知恵を知ることができる
「昔の災害はちょっとこわいけれども、見ておいた方がいい。
私と一緒に『災害の日本史』の旅に出かけましょう。
読んでおいたら命が助かるかもしれない、こんなマンガはそうはないですよ」磯田道史
漫画で読んで文章で詳しく読んでいく構成
まず、面白いか?と言われたら、面白くはなかったですね。各種の災害の日本での出来事と、想定をされている被害について漫画で読んでいき、さらに詳細に関しては、活字の文章で追っていく。と言う構成の書籍になります。概ね漫画。と言うよりも、分量としては半々位ですかね?漫画だけでは決してないです。
また、災害と言うのは住んでいる場所によって興味があるジャンル。と言うのがあると思います。個人的には埼玉県在住になりますので、津波は心配ないですし、地震についても強固な地盤となりますので、そこまで心配をしていないですし、噴火についても、灰が飛んでくる事はあっても、そこまでの心配はないです。もちろん、本当に富士山が大噴火をしたら、電波の状況とか、各種の被害は受けるとは思いますが、直接的な被害は少ないと思います。
概ね、書かれている事も知っていた事柄が多かったのですが、破局噴火については知りませんでした。ただ、このレベルになると、関東在住の人、全てが被害を受けるので、どう備えるか?と言われても、備えようがねー。と言うレベルになりますね。
現在は大河ドラマで渋沢栄一になりまして、地震で藤田東湖が死亡となりましたが、そこのシーンでは、あまり描かれていませんでしたが、こちらの書籍によると、一度は家から出たのに、母親が火鉢の火を気にして戻ってしまい、藤田東湖が追いかけて母親は助かったけれど、藤田東湖が瓦礫に埋もれて死んでしまった事になります。
歴史にたらればないのですが、母親が余計な事をしなければ、水戸天狗党もまた違った形になっていたかもしれませんね。余計な事をするなよ、婆。と読んでいて思いました。災害自体には多くの人が回避可能だと思いますが、回避出来ない人の為の二次被害。これは本当に気をつけないといけないですよね。二次被害にならない為に、危ない所に行かない。結果、救えたかもしれない。と言う気持ちが残ってしまう可能性もあるので、本当に、どちらに転んでも迷惑行為になりかねないですからね。
マンガでわかる災害の日本史(磯田道史)を読んでみよう♪
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