「おれはおれを祝福し、おれのことを歌う」若きアメリカを代表する偉大な詩人・ホイットマン。元気で、おおらかで、気宇壮大、あけっぴろげで、しばしば野卑でさえあり、当時としては猥褻と見なされて批判を浴びることも少なくなかった大部な詩集から、アメリカという国家のあるべき姿を力強く謳い上げた19篇を厳選収録し、原文も併録。自由と民主主義への魂の叫び!
聞こえねーぞ
たまたまなのですが、本書を購入した時点で1984を読んでいて、そちらの後書きにて、ホイットマンの名前が出ていました。ザックリと言えば、重なっている時代の人になるのでしょうかね?
所で、本書はインを踏んでいたりするので、本来であれば英語をほぼ完璧に理解をして英文で読むのは一番になると思います。日本の詩についても、恐らくは外国語に翻訳をしてしまうと、非常に理解をしにくい文章になると思います。
この辺りは言語が持つ感性にも関わってくるので、翻訳者である方にケチを付ける。と言う話ではなく、取りあえず日本文を読んだのですが、気持ちが良い位に、特に面白いと思う事はありませんでした。解説や後書きを最初に読んでから、読むのが個人的にはお勧めですかね。
内容自体についても、アメリカの歴史とかを知らないと、そもそも何の話をしているの?と言うレベルの単語とかも出てきます。アラモの戦いとか、普通の人は知らないでしょう?たまたま私自身は海外ドラマで、何だか過去に行って、過去の歴史を修正しようとするのを阻止する。と言うドラマを見ていて、その中で、アラモの戦いが出てきたので、へー。そんな事があったんだ。と言う話で理解をする事が出来たのですが、アメリカ史とかを勉強している人ではないと、???と言う箇所も少なくないと思います。
取りあえず、アメリカ人の中では、それなり以上に有名な人になると思いますので、ワンフレーズ位は英文で覚えておいて損はないかな?と思いますし、俺にはアメリカの歌声が聞こえるをもじったフレーズを使えるようになったかな。位の話で、あまり学ぶ事はなかったですかね。自分の中で血肉にするには、相応の下地が必要となる書籍でした。
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ウォルト・ホイットマンの名言
こんなんありました。こんな顔だったんですね。本を読んだだけなので、全然知りませんでした。
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