風飛び一斗(少し大人になり、無念の雑誌廃刊の打ち切り)
『かっとび一斗』が中学生編で高校生編がこちらの『風飛び一斗』になります。『かっとび一斗』の方でも書きましたが、月間少年ジャンプの終了に伴い、未完と言う形で作品が終了をしてしまうのですが、足かけ24年間読んできた読者にとって、これ以上のガッカリ感はないですね。インターハイでは優勝候補のチームとPK戦の末に敗北をしてしまい、冬の選手権でリベンジを掲げて1回戦を勝つシーンで終わってしまいます。
しかも、主人公の香取が居た東京であったり、『かっとび一斗』では最大のライバルとして登場をした選手が出始めた段階での終了となっているので、残念感はひときわ大きく感じますね。
所で、『かっとび一斗』では舞台は西東京でしたが、『風飛び一斗』では埼玉が舞台となっています。個人的には埼玉県人なので、熊谷・大宮・所沢と言った、馴染みのある地名が出てくるので、読んでいて、別の意味でもワクワクしますね。
『かっとび一斗』では幼馴染の由良一馬とのコンビ中心でしたが、『風飛び一斗』では同学年の下宿組としてキック力は日本トップレベルの選手と、テクニックはあるけど、守備はまるでやる気がないハーフとのトリオでのプレイ中心となっているので、プレイの幅が増えています。個人的には下宿組ではなく、途中から入部してきた、千葉からタレ金(垂れ目の金髪)が好きでした。こちらの選手はシュートコントロール・ドリブルはトップレベルの選手なのですが、止まっているボールじゃないとシュートが出来ない。と言う選手です。
登場するキャラクターの多くが一癖も二癖もある選手ばかりで、相変わらずのハチャメチャなサッカーと言う感じですが、やはり個人的にはサッカー漫画の中でもトップレベルで好きな作品です。何とか連載を再開してくれる日が来てくれる事を願ってやまない作品ですね。
前作の『かっとび一斗』から読んでみよう!
こちらのページを見ている人であれば、『風飛び一斗』が『かっとび一斗』の続編シリーズである事は百も承知だと思いますが、もしも知らない人がいて、ちょっと読んでみようかな?と思っていましたら、前作のシリーズから読んで頂いた方が良いです。ちょっと巻数としては多くなりますが、面白いですよ!
風飛び一斗の全巻レンタルもあり?
残念ながらシリーズ作品の電子書籍は見当たりませんでした。代わりにDMM.comにて、レンタルで借りる事が出来るのが分かりました。
料金の問題よりも巻数の多い漫画になりますので、自宅での保存は考えていない人には、検討してみても良いかもしれませんね。
価格は2470円になります。仮に電子書籍で出ていたとしても、もう少し金額としては上になると思います。リーズナブルに済ませて、読み終わったら返却をして、スッキリですね。
『かっとび一斗』と『風飛び一斗』の電子書籍化リクエストをしよう!
見てくれている人にちょびっとお願い。
シリーズ通して、電子書籍化をされていません。リクエストが簡単に行えるのが楽天ブックスになりますので、以下のリンク先から、せめてリクエストだけでもボタンを押して下さい。宜しくおねしゃす!
風飛び一斗の全巻セット購入へのリンク先
- 風飛び(ぶっとび)一斗 1-26巻セット(アマゾン)
- 風飛び一斗 全巻(漫画全巻ドットコム)
- 風飛び一斗 全巻(楽天)
- 風飛び一斗 全巻(ヤフオク)
- 風飛び一斗 全巻(ブックオフ)
- 風飛び一斗 全巻(ネットオフ)
- 風飛び一斗 全巻(メルカリ)
上記、主なサイトにちょっと絞り込んで、検索結果のページなどを用意しました。検索エンジンに打ち込んでみると、無料で頑張ってみよう。としている人がいるみたいですが、この漫画を知っている方であれば、良い年齢だと思いますので、無料で。と言う発想を捨てましょう。
かっこないのサイトになります。中古になりますので、あるか?ないか?については、水物です。なお、メルカリの場合には、未登録の方であれば、『ECCYXD』と招待コードに入力して頂く500ポイント取得出来ます。
風飛び一斗の大まかな流れ
以下、ネタバレ情報についても記載をしているので、読むのを楽しみにしている人は読まないで下さい。すでに読んでいて、あー、そうだったそうだった。と懐かしい気持ちに少し浸りたい方は、サラッと読んで頂ければと思います。
風飛び一斗の大まかな流れ-1巻から9巻まで-
ブラジルに行って南米サッカーを身に付ける予定だった、主人公の香取一斗。勉強が出来なさ過ぎて、高校進学をする事が出来ず、かつ、予定をしていたブラジルについても、父親だけが行く事になり、一斗は前作シリーズの終盤で一度だけ名前が出ていて埼玉県の鳴峰高校で特待生として下宿生活をスタート。
当然、そこまでの過程だけでもドタバタを繰り広げ、同じ寮生活を送る先輩達ともドタバタ。
中学生時代は和馬のワンマンチーム状態で、先輩も手薄。と言うか一人しか居ない状態でしたが、今回は先輩達もいるので、初っ端レギュラーではありませんでしたが、無事に先輩達を陥落。
懐かしのタレ金も終盤で登場となります。試合の進捗具合として、最初の地区予選まで。まだこの時点では全国大会までは進んでいません。この後の全国の夏の大会では、『かっとび一斗』でお馴染みのライバル達が続々と登場します。
風飛び一斗の大まかな流れ-10巻から18巻まで-
インターハイに向けて予選が中心となります。『風飛び一斗』になってから、舞台が東京から埼玉に変わったのですが、中心が県南となっていて、県北に住んでいる私としては馴染みがないのが、熊谷英徳登場で、ようやく色めき立ちましたね。違うかもしれませんが、当時の熊谷駅前らしきカットが出ていて、少し嬉しかったです。
そんな熊谷英徳。モデルがどこの高校かは分からないのですが、FWの白鳥・半田。ゴールは決めないし、カンポスの邪魔をするし、良い所を見せてくれないまま、思わせぶりで敗退。ちょっと身びいきしていたのですが、やっぱりダメでしたね。
18巻では、ライバルの真倉高校とのインターハイをかけた戦いまでが収録をされています。野獣の赤須が試合でちゃんと登場をして、第二のゲームプレイヤーとしての本領発揮をしている部分までですが、これは流石に極端過ぎて、個人的には、好きにはなれないキャラクターですね。
風飛び一斗の大まかな流れ-19巻から26巻まで-
インターハイを決める為にも、ライバルの真倉高校との対戦から。引き分けでもインターハイに行ける真倉高校に何とか競り勝ち、真倉高校は全国にいけないのか?と思いきや、グループリーグで武旋が熊谷英徳に敗れる波乱が起きて、無事に真倉高校も埼玉代表枠に滑り込み。
インターハイの全国大会では、清雅学園と対戦を前にして、優勝候補の国見台とぶつかり負けてしまいます。清雅学園は、その国見台に勝利をして、ベスト8まで進出。
その後は冬の国立目指して、埼玉枠1つを勝ち取り、再び全国大会へ。この辺りはインターハイでの対戦メンバーと重なってしまう部分もあるので、割と早くに終わります。
冬の選手権では『かっとび一斗』時代では予選でのライバルであった東亜大付属に、天才ゴールキーパー里美伊緒が移籍をしていて、戦力が大幅強化。あれ?中山ブラザーズは?と言う疑問もあるのですが、こりゃ強敵だぞ!と言う事で、ワクワクが高まります。
全国大会の一回戦を勝ち抜き、さー!パワーアップしたかつてのライバル。東亜大との次は戦うぞ!と言う場面で、雑誌廃刊に伴う連載終了。俺たちの戦いはこれからだ!となります。
続々とかつてのチームメイトも登場をしてきたり、個人的には一斗と三宅の戦いなんて、どうなるんだろう?と思ったりもするのですが、それはもうね。それぞれが頭の中で想像をしていきましょう。
時代が大房に追いついた
登場をしているキャラクターに、大宮のチームに大房。と言うキャラクターがいます。読んだ事がある人であれば、あー。いたな。となるのかな?と思いますが、潔癖症でいちいち全てに消毒をしたりしていて、それがギャグになるのですが、時代がコロナで追いついてしまいましたね。
まー、『かっとび一斗』シリーズ。作者の門馬もとき先生も、2021年時点では60ちょっと過ぎ位になるみたいです。作業から離れて大分経過をしていますが、まだ年齢的にはやれるでしょうし、何とか続編シリーズを書いて頂きたいですよね。編集者の仕事が抜けてしまいますが、今では個人で作品のアップと販売が出来ますからね。
おまけ
ちょんわ!と言いそうな方のブログ記事になります。兵庫県の近場の人、ちょっと行ってみて、ちょんわ!って言うか、試してみて下さい。
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