ありがとうのうたをうたえば
わたしたちが暮らす地球に感謝を伝えようある日、悲しい気持ちでクロウタドリに語りかけると、それに反応して、クロウタドリはいいことを思いついた。クロウタドリは木の上から、キツネに歌を歌って聞かせる。フム、フム、と聞いていたキ…
わたしたちが暮らす地球に感謝を伝えようある日、悲しい気持ちでクロウタドリに語りかけると、それに反応して、クロウタドリはいいことを思いついた。クロウタドリは木の上から、キツネに歌を歌って聞かせる。フム、フム、と聞いていたキ…
内容(「MARC」データベースより)教室はまちがうところだ みんなどしどし手をあげて まちがった意見を言おうじゃないか まちがった答えを言おうじゃないか-。蒔田晋治の詩が絵本に。まちがうことなんか、こわくない! そんな教…
少年がつくったゆきだるまに命がやどり、二人はいっしょに楽しいときをすごします。夜空に飛びだし、美しい風景を心ゆくまで味わう一夜の出来事。アニメにもなったレイモンド・ブリッグズの名作が、新装版で登場です。文字のない絵本が、…
2013年に三島賞を受賞。14年に第一回フラウ文芸大賞受賞作の文庫化。クラスでは目立たない存在である小4の結佳。女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、次第に伊吹を「おもちゃ…
世界中で大絶賛! !NYタイムズ、BBC、ガーディアン、ニューヨーカーなど、海外メディアで続々激賞。ロサンジェルスタイムス主催のレイ・ブラッドベリ賞の最終候補になったほか、独立系出版社から刊行された本に贈られるファイアー…
象は、大勢に拍手され、見物され、あっという間に忘れられるんです。それが人生というものです。ノーベル賞作家サラマーゴが最晩年に遺した、史実に基づく愛と皮肉なユーモアに満ちた傑作。1551年、ポルトガル国王はオーストリア大公…
代によって描かれ方が違う! 石田三成像の変遷を追う、短編アンソロジー。伝説の元文芸編集者が厳選した10作品! いきなり文庫!“日本一の嫌われ者”石田三成とは、いかなる人物だったのか──。豊臣秀吉の…
美大を目指し、京都から上京した浪人生の乾純。美術予備校へと通う純の前に“東てる美”に似た美奈が現れた。即、恋に落ちた純は童貞を捨てて、覚えたてのセックスにのめり込んでいく。だが受験を前にして、親の愛情は重くの…
本屋大賞翻訳小説部門第1位『アーモンド』の著者が放つ待望の第2弾!生きづらい今、すべての人に勇気をくれる共感必至の傑作!1988年ソウルオリンピックの年に生まれ、三十歳になった非正規社員のキム・ジヘ。88年生まれに一番多…
内容(「BOOK」データベースより)以前はお菓子屋さんだった、おんぼろのへんてこな空き家。ショーウインドーには“売れ出し中”の文字。それが、ある朝“売約じみ”に、そして“はしご不要窓ふき会社”に変わった。中から顔を出した…
愛犬家でなくとも感涙必至の物語14編犬を愛するすべての人に贈る、人と犬との短編集。交通事故で脚を亡くした犬と、生まれたばかりの赤ちゃんが一緒に成長していく家族の物語。亡くなったおばあさんの「忘れ形見」の犬とおじいさんとの…
不可解な「人生」へ贈る 一刀両断の名エッセイ人生ってわからないことばかり――人は死ぬとどこへ行くのか?こわいって何なのか?悪いヤツはどこがちがうのか?著者は考えつづけた。宇宙の不思議から日常生活の「おかしいな」まで、考え…
【2020年本屋大賞翻訳小説部門第一位受賞作!】‘感情’がわからない少年・ユンジェ。ばあちゃんは、僕を「かわいい怪物」と呼んだ――韓国で30万部突破!「書店員が選ぶ今年の本」(2017)に選ばれた感動のベストセラー小説、…
雑誌『Hanako』の公式ウェブメディア『Hanako.tokyo』で2019年5月から掲載中の同名連載に、書籍オリジナルコンテンツを加えた初のフォトエッセイ。2021年2月に30歳の誕生日を迎える弘中さんが、全編自身の…
耳を澄ませていよう。地球の奥底で、大切な何かが静かに降り積もる音に――。不愛想で手際が悪い。コンビニのベトナム人店員グエンが、就活連敗中の理系大学生、堀川に見せた真の姿とは(「八月の銀の雪」)。会社を辞め、一人旅をしてい…