内容紹介
ベストセラー『田中角栄100の言葉』をはじめとする「100の言葉」シリーズ最新刊。
海外の通信社や画像配信会社(Reuters、AFP、AP、Corbis、Gettyほか)、
フォトジャーナリスト集団(Magnum Photos、Noor、National Geographic、VII Photo)、
あるいは中南米系の画像配信社・通信社(Echo Photo Agency)などが提供する
チェ・ゲバラのプライベート写真も含む貴重な図版資料、そしてやる気を触発してくれる革命家の名言が満載の一冊です。
各テーマごとに章を分け、わかりやすく構成。政治色の強いチェ・ゲバラだが、家族に対する愛情や女性観、
趣味や嗜好品に対する愛といった独特の人生観もその言葉から垣間見えます。彼独自のダンディズムが、言葉と写真によって味わえます。内容(「BOOK」データベースより)
かつてジョン・レノン(ビートルズ)が「世界で一番かっこいい」と褒め、J=P・サルトル(哲学者)が「20世紀で最も完璧な人間」と称えた革命家。「世界のどこかで誰かが不正な目にあっているとき、それを感じることができるようになりなさい。それが革命家の最も素晴らしい資質だ」ときに苛烈に、ときに冷静に、愛する人々と勝利のために闘い抜いたチェ・ゲバラの行動哲学集。
個人的な読んだ感想
好きです。チェ・ゲバラ。もう格好いいとしか言えないですよね。あまり同年代の人の中では興味を持たれていないみたいで、知っている人が少ないのですが、名前は知っている人が多いと思います。そして何故か、一番大事なキューバ革命の立役者。と言う事を知らないけれども、アルゼンチン人。と言う事は知っている人が多い。
むしろ、私はアルゼンチン人だと言う事を知りませんでしたが、何でキューバ革命を知らないのに、アルゼンチンの人間だって事を知っている人が多いのかが個人的には不思議。
キューバ革命の立役者。→へー!?→え?キューバ人じゃなくて、アルゼンチンの人間なの?→何で命をかけてキューバ革命に参加したの?
これが、自分の中の流れですし、正しいチェ・ゲバラの入り方だと、勝手に思っていました。別にそう言う訳じゃないんですね。そもそもキューバ革命自体を案外知らない人も多いのが現実みたいです。
生まれて初めて負けた!と思った
よく、何歳で東証に上場!とか、経営者で居ると思いますが、ああいうのは、別に何とも思わないんですよね。チェ・ゲバラ自体は昔から存在とかやった事も知っていたのですが、それ以上の事は特に知らなくて、30過ぎてから、さて、そろそろチェ・ゲバラと言う男を直視してみるか?と言う気持ちになったのですが、キューバ革命達成、ゲバラ31歳と言うのを知り、この時、すでに32位だった私としては、男として初めて全てにおいて負けた!と思いました。
で、内容はもう何となくしか覚えていないのですが、地元の図書館に行き、以下の本を借りて読みました。
図書館で借りていた関係上、急いで読んで返却をする事になったのですが、手元に置いておきたくなる、写真がふんだんに使われている良い本でした。
そして、本書についてですが、基本的にはゲバラの言葉が右側に書かれており、左側にこの発言をした経緯などが紹介をされている構成となります。
個人的にグッと来た言葉
この世で不正が行われるたびに、怒りに震える事が出来るなら、われわれは同士であり、その事の方が重要なのです。
これ、良いですね。100の言葉が記載をされたいのですが、この言葉だけが、唯一、自分がゲバラと繋がれる可能性がある言葉のように感じました。何だかゲバラに同士と認めて貰えた気持ちに勝手になりましたね。
もしわれわれを空想家のようだといわれるならば、救いがたい理想主義者だと言われるならば、できもしない事を考えている言われるならば、何千回でも答えよう。『そのとおりだ』と。
これ、格好良いですね。これを言った場所が国連。と言うのがポイント。最近は夢を語る政治家もいなければ、バッチリと護衛を付ける大臣ばかりですな。選挙の時だけ握手してきやがって、普段は都内で良い所に住んでいて、手が汚れる仕事なんてしやしねー。ゲバラは政治家の仕事が休みの日には、誰よりも早くに工場で働いていたり、サトウキビの農場で一緒にサトウキビを刈る作業をナチュラルにしていた人です。
酒は飲まない。タバコは吸う。女を好きにならないくらいなら、男をやめる。
たまたまですが、私もタバコは吸いますが、酒は飲みません。
隙あらば、葉巻を吸ってみたりするのですが、吸う場所を選びますね。自分の部屋では微妙なので、シガーバーに行った時にお店にあれば吸っています。
で、こんなのがありました。評判も良いみたいですし、使い切りタイプみたいので、取りあえずカートに入れておき、次回の購入時にまとめて購入をしてみたいと思います。気分はゲバラですが、たぶん吸う前にマフィア物の映画を見たら、途端にアルパチーノの気持ちになっていると思います。
その外、ゲバラのグッズ自体は非常に多いですよね。個人的には壁にかけるインテリアのポスターもアマゾンのカートに入っているのですが、部屋がコンクリートで壁に穴を開けられないのと、凹凸があるタイプの壁になりますので、壁掛けシールも微妙な気持ちがしているので、何か良い方法はないか?と思案しています。
取りあえず、比較的にゲバラの本としては新しい部類になるかと思いますが、以前にも、こうしたゲバラの言葉が収録をされている書籍自体は出版をされているので、すでに重複をしている部分も多いと思います。
ゲバラが何をした人なのか、その辺りを一通り知ってから読むべき本ですね。
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