コミック版 逆説の日本史 戦国三英傑編(面白い)

コミック版 逆説の日本史 戦国三英傑編

コミック版 逆説の日本史 戦国三英傑編

人気ベストセラー作品、待望のコミック化!井沢元彦氏のライフワーク『逆説の日本史』は大ヒットしたロングセラー作品。本企画は、著者扮する「いざわ歴史研究所」所長と女子大生の<逆説>コンビが歴史の分岐点を訪れ、学校では教えてくれない重要ポイントを解説する「大人の学習漫画」。井沢氏が新たに書き下ろした脚本を、気鋭の漫画家・千葉きよかず氏がコミック化しました。待望の第1弾「戦国三英傑編」は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が長い戦乱で構造崩壊を起こしていた日本を立て直し、天下統一を実現するまでの「戦国史の極意」を読み解きます。
●[信長]戦国大名の中で唯一天下人を目指していた/比叡山焼き討ちは信教の自由の確立と経済社会の構築のため/天皇や寺社の権威を超越する自己神格化と安土城築城
●[秀吉]大悪人のイメージを変えた情報操作と人たらし/六本指のコンプレックス/「豊臣」という新姓下賜に秘められた公家の意図/天皇を一地方政権の長に貶める明国占領計画と秀吉帝国
●[家康]関ヶ原の戦いは天下分け目ではない/天下を確定させた毛利輝元のバカ殿ぶり/家康を謀略の達人に変えた痛恨事ほか新たな逆説史観が満載、書き下ろし「逆説コラム」も必読!※フィックス型122MB(校正データ時の数値)【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。※この作品はカラー版です。

ようやく井沢さんの作品を読んだ

前々から気になっていた作家さんだったのですが、気になった時点ですでに大量の書籍が並んでいましたので、新規参入をする勇気がわいてこなかったのですが、コミックと言う手軽な形で登場をしてくれたので、参入をしてみましたが、結構な文字数で本来のコミックのサクッと読めると言う形ではありませんでした。ゴーマニズム宣言よりも多少はライトになりますが、一気に読むには、脳みその体力が必要となりますね。

改めて知らなかった事が何かあったか?と言われたら、正直、特にないです。織田信長が物凄く残酷な人間だった。秀吉は良いやつ。一般的には、そう思われている。と言う事が書かれていたのですが、そうなんですか?昔の話は覚えていませんが、この書籍を読む時点では、信長→晩年は敵がいなくなって調子こいて無事死亡。秀吉→明智さんの言葉で、『秀吉は俺のように甘くないぞ。』と言う言葉がある通り、すげーおっかねーやつ。と言うイメージがあったので、井沢先生のイメージしていたような形で、これまでの常識が壊れた!と言う事は特に自分の中ではなかったです。

信長の楽市楽座を本当の意味で理解をし始める事が出来た

楽市楽座。これが何か細かい事まで分かっている人はそんなにいないはずです。私もなんとなしのイメージ位でした。自由に商売をしても良いよ。と言う事なのですが、ふーん。と言う程度で終わっている人も多いと思います。

ただ、これ凄く大事な事で、この楽市楽座が凄く画期的だったのは、当時は仏教寺院などが勝手に関所を設けたりして、税金を課していたんですね。で、特定の商品になりますが、自由に作る事も出来なかったんです。今だって税金として消費税をかけられていますし、タバコや酒などの嗜好品には、作る事に対して、免許は行政の許可が必要となりますよね?もしも、現代社会で楽市楽座が行われて、自由に商品を作っても良いよ。消費税も廃止します。その変わり、所得税とか、そうしたのは取りあえず据え置きです。となったら、どうなるでしょうか?恐らく、人の動きも増えて景気は良くなるでしょう。

それをやらないのは、消費税や嗜好品の許可が政治家や役人の利権になっているからで、別に国民の為ではない。と言う事位は理解をして頂けると思いますが、信長が現代社会にいれば、そうした利権をぶち壊す為に戦うでしょう。

まだ上手く言語化をする事が出来ない状態で申し訳ないのですが、この楽市楽座が及ぼす影響については、自分の中で何となく理解をする事が出来ました。本当の意味で信長が行った楽市楽座がすげー!と言う事をようやく40近くで理解をする事が出来て、信長さん!マジすげーっす!と言う事に気がつく事が出来ました。

人に話したくなる世界史

こちらの本は世界史になるのですが、古代から貿易の規模拡大について中心に書かれています。貿易の販路拡大。技術的な向上で輸送出来る量が増える事で人の動きも増えて、最終的には情報伝達スピードの向上で、イギリスが覇権を取る。と言う事が書かれているのですが、この書籍を読んだ後に、こちらの『コミック版 逆説の日本史 戦国三英傑編』を読んだので、何となく点と点が結びついて、お!と言う感じになりましたね。

あんまり関係がないかな?と思っていた本を幅広い感じで読んできた甲斐がありましたし、プライベートでは、特に知る必要がないであろう、経済の本を読んできたお陰で、ようやく信長がやった、楽市楽座の意味を理解する事が出来たと思います。

この書籍も面白いのですが、色々な本を読んでおくのが、やっぱり良いと思いますよ!

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