リベラルよ、目を覚ませ。
パンデミックから気候変動、格差と福祉、資本主義の展望まで。世界はどこへ向かうべきか。トランプ政権以後のアメリカから社会の未来をまなざす、「知の巨人」によるコロナ禍の思索。
知性を打ち倒せ、死よ、万歳!
流石、ノーム・チョムスキー。と言う内容でしたね。上記見出しに使っているのも、本書の中で登場をしている言葉になります。本書の中心はアメリカから見た、アメリカの政治。主にトランプの腐ったやり方の批判になります。他はコロナの対応についてですが、全体的に言えるのが勿体ない!でしたね。要するに古いんですよ。本自体の出版はこうして記事にしている時点からみて、そう遠く離れてはいないのですが、インタビューをまとめたものとなっていて、時系列として並んでいるのですが、もう結構前になっているぞ。と言う内容が多々含まれています。
元々がどこかに掲載をされていたのか?私自身はそこまで調べていないのですが、もう具体的には思い出せない部分もありますよね。コロナ対策については、日本も杜撰で、水際対策が出来たはずなのに、フグを食べている馬鹿もいたのですが、欧米も本来持っている馬鹿のポテンシャルを存分に発揮をしてくれて、コロナチャレンジ!とか言って便座を舐めている馬鹿も出現をしたり、バタバタと死んでいったのですが、この辺り、国や行政が具体的にどうコロナ対策をしていたか?それぞれの国の事情についてはわかりません。私自身は日本人で日本にずっといましたので、クソみたいなアプリを真似して作ってみたけれど、そこそこの期間、機能をしていなかったのを見落としていました。あーうー。みたいなポンコツだらけの対応を見ていましたが、アメリカもあれだけの死者が出たのですから、酷かったのでしょう。
一言で住宅事情と書いても、ピンキリになりますし、人が住めるエリアとかも考慮をしないといけないのですが、日本の人口比で言えば、アメリカは3倍で国土面積が確か20倍ですよね。少なくとも、そこだけを切り取ると、遥かに日本よりも、人と人の距離を取りやすい環境になると思いますが、ようそこまで感染をしたな。と言う感じでした。
感染をしたのは、主にトランプ支持の共和党が強いエリアで、アメリカのなくなった方の比率としても、共和党を支持している方の方が、コロナで多く亡くなっていそうなので、もう共和党が政権を取る事は二度とないんのではないか?と思える位に死んでしまったのですが、どうする気なんでしょうね?流石に自民党だって、自民党支持者に死ね!とは言わない。肉屋を支持する豚で、豚が勝手に肉屋を支持しているだけですからね。
ウクライナの話とかも出ていて、ある程度以上に的を得ているのですが、やはり古いんですよ。出版された時点で、もう開戦して半年以上が経過をしていますし、ウクライナについて話をしているのは、開戦前の時点となっていて、読んでいて、タイムリーな感覚で言えば、ちぐはぐ感を否めない印象を受けましたね。もっと早くに出版をすべき書籍だったと思います。
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