内容紹介
NHK木曜時代劇で4月9日から「かぶき者 慶次」が連続ドラマでスタートします。
戦国一の傾奇(かぶき)者といわれている前田慶次の晩年を描くドラマです。
このドラマのように数々のフィクションで描かれるがゆえに、慶次の傾奇は伝説と化し、実際の慶次の傾奇具合はよくわからなくなってしまっています。
そこで、天下人の豊臣秀吉から「傾奇免許」を得るほどの、前田慶次のかぶき者っぷりを様々な資料から読み解き、
本当の慶次の“傾奇”を紹介するのが本書になります。内容(「BOOK」データベースより)
主君・前田利家を水風呂に入れた真相、戦場で小便を放った理由、馬揃えに牛に乗って登場したワケとは!?常識に縛られない!度肝を抜く痛快エピソードの真実。
著者について
菊地 秀一 (きくち しゅういち) プロフィール
東京都生まれ。作家、アウトドアライター、歴史研究家。酒と旅と温泉をこよなく愛す。自著以外にも、温泉達人と呼ばれた故・野口悦男氏と15年にわたり温泉行脚し、氏の著作などもサポートした。日本温泉遺産を守る会 運営委員/温泉の文化と安心を考える会 世話人。主な著書:『歩きの達人になるウォーキング全科』(並木書房)、『NBAをもっと知りたい! AMERICAN SPORTS HEROES』(光栄)、『マッサン語録 ニッカ創業者・竹鶴政孝と妻リタの生きた道』(宝島社)、『決定版 大坂の陣 歴史検定公式ガイドブック』(世界文化社、共著)など。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
菊地/秀一
東京都生まれ。作家、アウトドアライター、歴史研究家。日本温泉遺産を守る会運営委員/温泉の文化と安心を考える会世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
当たり前だけど、雲の彼方にとは違った
私と同じ世代であれば、当然ながら前田慶次と言ったら、一振りで10人位をなぎ倒す、背丈で言えば3メートル級に近い人物のイメージを持っていると思いますが、実際の前田慶次についての事が書かれている書籍となっています。
読んでみて思ったのは、シンプルに頭の良い人物だったんだろうな。と言う事です。トンチを利かせて時の権力者から危機を回避したり、周りから見たら危ないと思われている事も、実はそこまで大したリスクじゃない。と言う感じですり抜けていく形の処世術を身につけておいて、後は自分の自由にやらせてもらうよ。と言う形での人生でした。
思い起こしてみれば、最後はどんな死に方をしたのか?と言う点については、すっぽりと抜け落ちていたのですが、こちらの書籍を読んでみて、へー、そうだったんだ。となりましたね。存外大した事がない死に方でしたね。
私も会社に半袖短パンにサンダルに行ってしまうタイプになりますので、それなりにかぶいている方かもしれませんので、あくまでも常識の中の常識で生きている人からすると、前田慶次の事を凄く思うかもしれませんが、読んでみたら案外でした。
上司に言われた事、ありますか?コジマ君?タバコに買いにきました。みたいな格好で会社きちゃったの?とか。そんでもって、タバコを買う為の金を貰いに来ているので、そんな感じです。とか言ってしまうタイプに私はなります。
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