日本の楽園島(三好和義、写真集)

日本の楽園島
日本の楽園島

著者について
三好和義(みよし・かずよし)
1958年徳島市生まれ。中学時代に単独で沖縄先島へ撮影旅行に出掛ける。
大学時代に本格的にプロ活動を始め、27歳の時、当時最年少で木村伊兵衛写真賞を受賞。
以降「楽園」をテーマのモルディブ、タヒチ、セイシェルなどで撮影。出版した写真集は60冊を超える。
近年は日本文化に関する撮影も多く「日本の世界遺産」「室生寺」などの写真集を制作。
2018年 東大寺境内で写真展を開催。2020年 大型豪華本「東大寺」を出版。

展覧会:三好和義 写真展 日本の楽園島 会期:8月20日から9月7日 会場:THE GALLERY 新宿2
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
三好/和義
17歳になった時、銀座ニコンサロンで写真展「沖縄・先島」を開催。その後、プロ活動をするために上京。学生カメラマンとして雑誌などで仕事を始めた。1985年初めて写真集「RAKUEN」がベストセラーに。同作で木村伊兵衛写真賞を当時、最年少で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

見入ってしまう写真がチラホラ

人間の手が加わった田園や森林ではなく、本当の意味での自然の景色の写真集です。これが楽園ですよね。実際に住んでみたら、即死ぬ事になる可能性が高いのですが、こうした景色の場所で過ごしてみたいですよね。

写真は全て国内なのですが、どの島も行った事がないですかね?それぞれの写真の解説が後ろにまとめて書かれているのですが、聞いた事すらない島の名前などもありました。

個人的に驚いたのは八丈島の海面と伊平屋島の水ですね。綺麗は綺麗なのですが、見ていて、凄く不思議な気持ちになる写真となっていました。

写真集って、高いですからね。それとサイズが一定ではないので、集めていく。となると金銭的にも場所的にも、ちょっと厄介な存在になりますよね。今回は図書館で借りて拝見させて頂いた作品となりますが、場所も困らないし、金銭的にも問題なく、こうした良い写真集を手元に集めていけるようになれたら良いですね。

著者の三好和義さん。と言う方は、ちょっと存じていなかったのですが、最小年で個展を開催したりと、プロ中のプロの方になります。電子書籍でも見たいのですが、電子書籍は、現時点ではありません。やはり大きな画面で見ない写真集の醍醐味を味わえないのもありますからね。

取り合えず、久しぶりに良い物が見れた。と言う気持ちにさせてくれる写真集でした。

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