歴史をなぜ学ぶのか

歴史をなぜ学ぶのか
歴史をなぜ学ぶのか

歴史から教訓を得て、いまに活かす。「歴史に学べ」とはよく言われるが、それはいったいどういうことなのか。本書は日本史における六つのターニングポイントをたどりなら、歴史を学ぶ上で、重要な理論や視点が身につけられるように構成されている。歴史を読み解く目、歴史を考える頭、歴史を語る言葉。東大教授が教える歴史の本質がわかる一冊。

第一章 歴史とは何か、日本史とは何か
第二章 日本の歴史の誕生
第三章 歴史を考えるとは
第四章 日本史の定説を疑う
第五章 想像する日本史
第六章 現代につながる日本史
終章 これからの歴史学とは

まー、そんなに発見はなかったです

歴史学において、権門体制派と東国国家論派と言うのがある事を知った位で、タイトルにもなっている、本郷先生の考える、歴史をなぜ学ぶのか?については、当たり前の話なんじゃねーの?と思うのですが、この辺りは難しいですよね。冒頭部分や他の箇所でも、本郷先生が教科書作りに参加をしようとした所、受験に合わせての歴史と言う形となるので、本当の意味での流れとしての歴史を教科書として作る事が出来ない。と言う事が指摘をされていました。要するに受験科目としての歴史になり、暗記するだけの科目になってしまっている。そして受験が終われば、本当に歴史が好きな人以外は、勉強なんてしません。と言う形になってしまう。

書籍については、基本的には本屋さんで購入をするようにしていますが、理由としては、アマゾンで購入をすると、これまでの購入履歴で、自分の興味のあるジャンルが紹介をされるようになり、これまで、自分が興味を持って来なかったジャンルの作品がはじに追いやられてしまい、人間としての知識の幅が狭くなってしまう気持ちがするからですかね。

それ以外にも、話題の書籍。つまり、他の人が興味がある関連の書籍がどういうのなんだろう?と言う気持ちで本屋さんのランキングコーナーとかも見ますが、まー、反吐が出ますよね。金の話だったり、クソくだらない誰とは言わないですが、大体ヘラヘラして、それっぽい事を言っているだけの人の本とかが上位にありますからね。前者の金の本なんて、出版までこぎ着けて、上位に入った人が金銭的な勝者で、そうしたお金の話の本を実際に読んで、実践して、長期的に見て、本当に儲かっていう人とか、ほとんど見た事がありません。私個人もギャンブルをしているので、あまり言えないのですが、ギャンブルに楽しみはあっても、お金の投資って楽しいの?銘柄選びをしている時とかが楽しいのであれば、何も言えないです。

取りあえず、大人になっても、歴史なり、もっと文化的な部分を勉強している人は少ないのかな?と思いますが、時間がないのかな?

本書の中で、一番勉強になったのは、阿弖流為(あてるい)の読み方を知った事ですね。これは何か?と言いますと、坂上田村麻呂の時代に東北に住んでいた方の当時の名称になるのかな?と思いますが、ゲーム内で、この名前の人がいて、何て読むんだろう?とちょっと疑問に感じていたのですが、本書を通して、読み方と意味も分かりましたので、その点は勉強になりました。ジャストなタイミングで知れて良かったのですかね。

歴史をなぜ学ぶのかを読んでみよう♪

〈電子書籍/コミックの品揃え世界最大級〉【ebookjapan(イーブックジャパン)】

初月無料!雑誌やマンガ、さらに「るるぶ」が読み放題!【ブック放題】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください