埼玉県にフォーカスした割と良書
全部で5巻となりますので、そこまでかな?と思っていたのですが、実際に読んでみたら、割と良書でした。行田の古墳や吉見の百穴から始まりますが、この辺りでしたらね。むしろ全く触れない日本史の学習漫画なんて、信用出来ないぜ!となるのですが、氷川神社の始まりや武蔵七党も扱われています。これが一巻になりましたので、お!?と思える感じでしたね。武蔵七党の中の一つが正代力士のご先祖様になります。その辺りについては、以下でも読んでみて下さい。
知らなかったぜ!
2巻では俺達の熊谷次郎直実が登場!直実が住んでいたのが現在の熊谷寺(ゆうこくじ)になります。これ聞いた事があったはずなのですが忘れていたので、ほへー!となりましたね。もう、多分、これで忘れないと思います。時々バスで初めてのバス旅みたいな人に、くまがやでらで降りたいんですけれど、もうそろそろですか?と聞かれるのですが、あれ、ゆうこくじって読むんですよ。と都度伝えております。
それと、江南の板石塔婆が紹介をされていました。こちら、現地にも行った事がありますが、江南地区の大沼公園にあります。
知らなかったぜ!と完全になったのが、岩付城と松山城で犬が100匹飼われていた事ですね。軍事用として伝達をするのに飼われていたみたいです。やるじゃん!となりましたね。
その他、あまり埼玉県でも馴染みのないエリアになるのですが、堀兼とか小金井は井戸から知名が取られていたんですね。これは勉強になりました。井沢弥惣兵衛とかさ、知ってる?凄い地味な治水工事で活躍をした人になるのですが、こうした人物も紹介をされています。
武州一揆についても取り上げられいて、南から進軍をして川越で負けて、熊谷に落ち延びて、もう一度やり直すべ!となって途中で、俺達の根岸の大臣の家を襲おうとしたら、流石は根岸。飯と酒を用意して、攻撃をされるのを回避する。と言うナイスな対応で切り抜けていた事が書かれていました。埼玉県の歴史となると、必然的に出てくる名前になりますね。
振武軍についても書かれていて、今現在の大河ドラマとなる渋沢栄一でも登場をした平九郎の死んだ場所では平九郎グミがある。と言うのは、本当なの?なにその虞美人草みたいな話?と思いました。
最後は秩父事件と若田光一さんが紹介をされていてフィニッシュ!中々に充実をしている作品でした。漫画の絵が中心となりますので、すぐに読む終わる事が出来ます。見た目としても、下にAmazonとかのリンクを掲載しておきたいと思いますが、大体ですが埼玉県の図書館であれば置いてあると思いますので、興味がある方はサクッと借りて読んでみて下さい。
埼玉県民の方であれば、そう遠くない場所も多く登場をしていると思いますので、フラッと出かけるのに良いかもしれませんね。
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