人は、必ず、なにかしら「やばい」告白してきた男性を凍死させる小野小町、信長をめぐり殺人事件に発展する前田利家、うんこをするフリをして脱走した桂小五郎、だまされてアメリカで奴隷になった高橋是清……など、日本史の偉人37人のエピソード歴史がきっと好きになる!※もちろん「すごい」も学べます
肩の力を抜いて読んでいこうぜ!
やばいシリーズとも言うのでしょうか?やばい日本史とやばい世界史が確かに書店でそれなりに見かけた記憶があります。なんでしたら読んだ記憶もあるのですが、どうにもサイト内で紹介をしていないみたいなので、似ている類似シリーズ作品だったかもしれません。
いずれにせよ、一日あれば充分に読み終わる作品である事は間違いないと思います。構成としてはザックリと漫画で時代ごとの解説がされて、そこから人物にスポットを当てたエピソードとなります。
知っている話も多かったのですが、知らなかった話もあったり、まーまー個人的には楽しむ事が出来ましたね。大学生前後の年齢の方が一番楽しめる内容になっていると思います。
チビは切れやすい?
確かイギリスの研究成果だったと思いますが、背が低い程、切れやすい。と言う発表を聞いて、なるほど確かに自分の周りでもチビは切れやすい傾向があるかもしれない。なんて思っていました。でも、イギリスの研究成果だから、そのまま日本に当てはまる訳でもないし。と何となく頭の隅にあった情報でしたが、蘇我馬子も背が低かったみたいで、切れやすかったみたいです。
むむむ?となった箇所
勝海舟と吉田松陰のエピソードでは、自分の中で、あれ?となりましたね。勝海舟では西郷隆盛を説得して江戸城の無血開城となっていますが、元々、西郷隆盛はイギリスのパークス?でしたっけ?に、事前に相談をした所、もう戦う意欲がないであろう幕府軍に対して、それでも武力を使うなら、イギリスは薩長の味方をしないぞ!と言われて、スゴスゴと攻撃をやめた。と言うのが真相。と聞いていました。
通説に関して、江戸城の無血開城は、勝海舟と西郷隆盛の話合いで決定になっていますが、本当はもう西郷は攻撃をする気持ちがなかった。と言う話ですね。
その他、吉田松陰についてはテロ計画を白状した。となっていますが、これ取り締まる方は、こいつ今回の事件と絶対関係ないのに、何で捕まえてしまったんだろう?まー、良いや。分かっているんだぞ。白状しちまえ。と言う感じで、要するにブラフをかましたら、それにまんまと引っかかった吉田松陰が、あ!ばれてる!となって、全て話をしてしまった。聞いた取り締まるをしたもビックリ。と言う話を聞いていました。
どちらの話も、実際の所は分からないのですが、どちらのケースであっても、西郷や吉田松陰の人間性を今更落とす物でもないのかな?とは思ったので書いてしまいました。
学問のすすめ
読んだ事がないのですが、学問のすすめの内容って、本書で紹介をされているような事が書かれているのでしょうか?
無知な人は自分をいじめる政治を選ぶ。幕府を鬼のように恐れていた日本人は、いま新政府を神のように拝んでいる。国民と国家は対等なのに。
これ、もう何年も前から言われている、肉屋を支持する豚の例えと良く似ていますね。散々支持してきたのに、自分が出荷をされる番になった途端、ブーブーと文句を言い初めていますからね。具体的に何の事?とか書かないですよ。それにしても、出版に携わった方も、こそっと入れてきますね。知識が豊富だと、こうしたこそっとした事が出来るようになるのが羨ましいです。
ダイヤモンド・オンラインの記事
ダイヤモンド・オンラインにて著者である本郷さんの、今作に関連をする記事が何本かありましたので、補足として追記をしておきたいと思います。
- 東大教授が教える いろんな意味で「やばい偉人」ベスト3
- 東大教授が解説「やばい戦国武将」ベスト3
- コロナ禍だから振り返りたい。東大教授が教える、明治時代の政治家「大久保利通」の表と裏
- 東大教授が教える 日本史の超重要人物「ペリー」の意外な話
- 東大教授が教える 徳川家光の「こわすぎる」一面とは?
ダイヤモンド・オンラインと言う組織でも、Amazonの広告を掲載しているのかよ?となりまして、勝負にならねーから、勝ち目がないぞよ。と思うのですが、良かったら書籍を購入する際には当サイト内のリンクから、おねしゃす!そのお金で、また本を購入していきたいと思います。
トータル的な感想
水木しげると大島渚が登場をしているの驚きましたね。日本史の括りの中で言えば、私自身の中では生まれてから見てきた人になります。どちらも現在はなくなってしまったのですが、日本史に入ってしまうんだな。と感慨深いに気持ちになりましたね。
生まれた時点で死んでいた。と言う年齢層の方であれば、そんなに違和感を感じないかもしれません。今、現時点で違和感を感じない。と言う若い人は、是非ともこうした本を読み続けて頂いて、今生きていて知っている人がこうした枠組みの紹介で、取り上げられている人を見たら、きっと違和感を感じて頂けると思います。
水木しげるについては、もう大元となる漫画についても読んでいますので、ついでになのにですが、下に紹介をしておきたいと思います。あ!ちなみに、電子書籍の形式で購入をすると1000円切る価格になっています。
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