そして、バトンは渡された(文庫:瀬尾まいこ)

そして、バトンは渡された(文庫:瀬尾まいこ)
そして、バトンは渡された(文庫:瀬尾まいこ)

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない〝父〟と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。
大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。
解説・上白石萌音

『そして、バトンは渡された』を読む前に音楽を聞いてみよう

本屋大賞の受賞作品。最近、ちょっと本屋大賞にはまっているんだよ。と言う事で、存在自体は知っていた作品になるのですが、映画化を2021年にされる。と言う事で文庫化もされて、よりお求めやすい価格になりましたよ。と言う事で購入をして読んでみました。

あとがきを書いているのは、上白石萌音。お?あれだろ?渋沢栄一にも出ている可愛い子ちゃんだろ?となるのですが、作品によっては、あとがきを読んでからの方が理解が深まる作品もあるのですが、本作にいては、あとがきは最後に読むのがお勧めです。

話の軸になる訳ではないのですが、あとがきよりも、まずは音楽を聞いておいた方が、より作品の理解を深めてくれると思います。

個人的には、上白石萌音さんのように、若くもないし、女性でもなく、登場をしている人の中では年齢的に一番近いのは、森宮さんですね。なので、森宮さんが「麦の唄」のひいてよ。と言うシーンについては、物凄く理解出来ました。多分、この辺りについては、若い女性が本作を読んでも、ここで引っかかる事はないのかな?と思います。
設定として、詰めが甘い箇所とか、個人的にも、うん?と思える箇所はあったりしたのですが、そこは小説だと割り切って、そうなっちまたんだから仕方がねーだろ。と思えば済む話で、そう思いながら読めば、ほっこりとする良い作品になっています。

最初に、あとがきを読んでしまったせいか、主人公の優子ちゃんが、ずっと自分の中でルックス的に、上白石萌音さんに思えましたね。

上述をしているように、すでに映画化も決定をしています。映画化をされてしまうと、どうしても小説の元よりは話としてはカットをされていく部分もあるとおもいますし、一発目で映画を見るか?小説を読んでから見るか?それぞれに違いはあると思いますが、とりあえず映画の公式サイトへのリンクを掲載しておきます。

映画『そして、バトンは渡された』オフィシャルサイト

【合唱曲】ひとつの朝 / 歌詞付き

糸 – 中島みゆき(フル)

めぐり逢い-アンドレ・ギャニオン

中島みゆき「麦の唄」Music Video [公式]

小説を読まれる方であれば、この辺りの音楽を聞いてから読んで頂ければ、より作品を魅力的に楽しむ事が出来ると思います。むーぎーはーなき!むーぎーはさき!あーしたへーーそだっていくーーー!良い曲です、上にも書いていますが、森宮さんが、優子ちゃんにこの曲をひいてよ。と言ったのが、心情としては非常に理解出来ますね。

そして、バトンは渡されたを読んでみよう♪

そして、バトンは渡されたの映画情報

映画『そして、バトンは渡された』本予告 2021年10月29日(金)公開

そして、バトンは渡されたの映画公開が近づいてきましたので、トレーラー動画もアップをされていますので、こちらで紹介をしておきたいと思います。

もはや、主人公は森宮さんなのではないか?と思える感じのトレーラー動画になりますね。

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