概要
脳科学技術を活用した特殊装置「LAMP」を巡るルパン一味とドリューとその兄アダム、ガーリック大佐との争奪戦を描く。ルパン三世のTVスペシャルは1990年の『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』以降、毎年7月下旬(または8月上旬)に放送されるのが定番となっていたが、夏の放送は2017年現在本作が最後となっており、以降のテレビスペシャルは秋や冬など放送時期が流動的となる。
本作ではゲスト声優に銭形警部を演じる納谷悟朗の実弟、納谷六朗がゲスト出演している。「ルパン三世」のアニメで納谷兄弟での共演は本作が最後となった。
あらすじ
不二子の頼みで、どんな願いも叶う「魔法のランプ」を手に入れたルパン。しかし銭形の妨害により、次元との待ち合わせ場所から遠ざかってしまう。ルパンは「擦れば魔人が出てきて助けてくれるのでは?」と冗談半分でランプを擦ると、ランプから妖精と名乗る美女が出てきて願いを叶えてくれるという。ただし、人生の半分を失ってしまうと言うリスクを聞いた途端、突然ルパンは見知らぬ場所におり、半日分の記憶を失ってしまう。何故ルパンは記憶を失ってしまったのか?そして「魔法のランプ」に秘められた謎とは?
見た感想
記念すべき、テレビスペシャル20作品目ですね。シンガポールのセントーサ島が出てきて、あ!俺行った事あるわ!となりました。作品自体を最初に見たタイミングだと、シンガポールのセントーサ島と言われても、うん?となっていたと思いますが、年齢を積んでいるのは無駄ではないですね。捕まっているロープウェイについても、シンガポールが舞台なら、あれだろうな。と思えてくるので、作品がより楽しくなりますね。
上記のロープウェイから逃げている最中にルパンがジャンプをしているシーンもありますよ!その他の舞台もシンガポールとなっているみたいで、このシーンはこの辺りかな?とか、ちょっと前にシンガポールに行ったりしたので、作品がの内容とは、関係のない部分に目が移ってしまいましたね。
ストーリーとしては、科学者の女性とルパンが記憶を奪われる装置で記憶を削られてしまっていて、二人でそれを取り戻そうする話で、当然ながらルパンファミリーも皆揃っています。時々あるのですが、不二子ちゃんが、割と真面目にルパンを殺しにかかっていて、良く一緒に仕事を出来るよな。と本当に心から思いますね。出し抜くとかではなく、ヘリコプターから、自動小銃でバリバリとうちこんでいるシーンがあるのですが、一切止めていませんでした。この辺りは見て頂ければ分かると思います。
取り合えず、ルパン三世の長編アニメ全般に言える事ですが、次元って本当に頼りになります。そして好きな台詞である、『乗れ!ルパン!』が今作でも聞けて良かったです。内容とか関係なく、このセリフが聞ければ、個人的には、それで満足でございます。
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