未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンド氏、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』のリンダグラットン氏、『サピエンス全史』のノア・ハラリ氏……。世界最高の知性たちは、現代の難問と世界の未来について何を語るのか。

■資源を巡り、文明の崩壊が起きる
■“役立たず階級“が大量発生する
■人生百年時代と都市集積が到来する
■デジタル経済では、人類とサイボーグが融合する

――など、慧眼の士が、それぞれの見立てを披露する。
それは時にショッキングな内容であり、時に思いもよらない視座をもたらしてくれる。
AI(人工知能)と格差が勃興する現代において、私たちはどう考え、何をなすべきか?
知の頂上から見通す未来は、今を生きるわれわれに重要な示唆を与えてくれる。

Chapter1
「資源を巡り、文明の崩壊が起きる」ジャレド・ダイアモンド
日本は人口減少を喜ぶべき/格差がもたらす三つの新たな脅威とは/「グローバルな崩壊」の淵で

Chapter2
「近い将来、役立たず階級が大量発生する」ユヴァル・ノア・ハラリ
テクノロジーの進展によって民主主義は凋落する/物質経済が終わり、戦争の合理性も消えた/ベーシックインカムがはらむ三つの大問題

Chapter3
「人生100年時代、生き方は三つのステージからマルチステージへ」リンダ・グラットン
変化への対応力で格差が生じる/今の60歳は昔の40歳と同じ/企業と社員は「大人と大人の関係」に移行する

Chapter4
「AI万能時代が訪れ、働き方は根本的に変革する」ニック・ボストロム
人類滅亡リスクのシナリオ/遺伝子改変で「質の高い」人間が造られる未来/AIの安全性を確保する仕組みとは

Chapter5
「テクノロジーは中流階級を豊かにしない」ダニエル・コーエン
一生懸命働きさえすれば報われるという考えは幻想だった/ポスト工業化社会では、人間は半分情報になり、操作される存在に

Chapter6
「北朝鮮は核開発をあきらめない」ウィリアム・J・ペリー
北朝鮮の非核化は経済支援を引き出すポーズ/偶発核戦争は起こり得る/「金正恩は最も成功しているCEOだ」

Chapter7
「民主主義を揺るがすホワイト・ワーキング・クラスという人々」ジョーン・C・ウィリアムズ
アメリカンドリームはすでに神話と化した/分極化するアメリカ/社会的階級が民主主義を変える―今や世界が気づき始めた

Chapter8
「アメリカは分極化の波にさらされる」ネル・アーヴィン・ペインター
「白人至上主義者」とは何者か/トランプ大統領は「アメリカを再び白くする」
内容(「BOOK」データベースより)
AI(人工知能)による経済の地殻変動、グローバル資本主義で広がる格差、自壊を始めた民主主義…。激動を続ける世界は、この先どこへ向かうのか。本書は、国際ジャーナリスト・大野和基氏が、世界の「知の巨人」8人と対話した論考集である。登場するのは『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンド氏、『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』のリンダ・グラットン氏など。進化生物学、歴史学、経済学など各分野の泰斗の目に、来るべき世界はどう映るのか。知の頂上から未来を見通す、知的興奮に溢れた1冊。

著者について
大野和基(おおの・かずもと)
1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。1979~97年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとしての活動を開始、国際情勢の裏側、医療問題から経済まで幅広い分野の取材・執筆を行なう。’97年に帰国後も取材のため、頻繁に渡航。アメリカの最新事情に精通している。編著書に『知の最先端』(PHP新書)、『英語の品格』(ロッシェル・カップ氏との共著、インターナショナル新書)、訳書に『そして日本経済が世界の希望になる』(PHP新書)など多数。近年はテレビでも活躍。2018年夏に自身のオンラインサロンを開設予定。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大野/和基
1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。1979~97年在米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとしての活動を開始、国際情勢の裏側、医療問題から経済まで幅広い分野の取材・執筆を行なう。1997年に帰国後も、取材のため、頻繁に渡航。アメリカの最新事情に精通している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

著名な作品の著者が終結

一番知名度が高い作品としては、サピエンス全史になるのかな?と思いますが、その外にも本屋にちょいちょいと寄っていれば、そんなタイトルの本が山積みされていたなー。と思い出す事が出来る本の著者が多数終結をしている作品となります。ただし、ページ数の都合で、それぞれの著者に対してライトな形、言い方を変えれば、これからの未来についてのインタビュー中心となります。

それはそれで不満も残る形にはなりますが、参考になる部分もありますので、読んでから、それぞれの考え方に興味を持った著者の作品に、それぞれが当たっていけば良いのではないか?と思います。個人的には、これだけ多くの著名人が集まっているのに、誰一人読んでいませんでした。と言う形になりすね。やはり自分としては、サピエンス全史を読んでみたい気持ちはあります。ただ、ちょっとボリュームが大きい作品となりますので、

自分としては読んでいて怖さを一番感じたのは、リンダ・グラットンさんですね。ライフシフトと言う作品の著者になりますが、これからの働き方や人生についてステージごとに考えていきましょう。と言う話を書いているであろう作品の著者になるのですが、学びなおしが必要となってくる。と言う事が書かれています。

言っている事としては分かるのですが、これねー、本当に対応をする事が出来る人なんて、一握りですよね。人間なんて誰でも飽きるものですし、そもそも、毎日の仕事を通して、多少なりとも知識の掘り起こしは進んでいるはずなのですが、法律の改正や、場合によっては新しい技術の導入などによって、人間の学びを超えるスピードで、学ばないといけない知識が爆発的に増える可能性も常にあります。

ましてや健康寿命を始め、これからは安穏とした隠居生活を送れる人は減っていくので、働き続けないといけない。その為に学び続けないといけない。でも言っても体にガタも来るし、学ぶ意欲も減る訳で、そうなると社会から落とされていく。と言う、おっかねー時代が到来をする訳で、やべー、ポルポトさんの原子共産主義が一番幸せなんじゃねーの?と思えてくるから不思議です。

AIが人類の代わりに仕事をしてくれて、これからはハッピーになるぜ!と言う事は基本的には一切なく、大多数の人は肉体的な労働からは解放をされていくのですが、知的生産を続けていく必要があり、それを続ける為に学び続けていかないと、待っているのは社会的な死である。と言う事を総合して書いている書籍になります。

もちろん、それ以外の事についても書かれているのですが、バラ色の未来はない。と言う事だけは分かりました。皆、頑張ろうね。


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