以前に別ドメインでやっていたサイトの転載となります。情報として古い内容となります事を予め、ご理解をお願いいたします。
無料で利用できるサーバーの特徴
個人や法人でホームページを作ろうと考えた場合に、まずはサーバーを用意する必要があります。このサーバーを通じて、世界に情報が発信できるからです。しかしながら、それなりに費用も掛かるため、現在では無料で利用できるレンタルサーバーなどが注目を集めています。
ただし、無料であるかわりに制限が付いているのが特徴です。たとえば、法人のみ利用できるサーバーや、あるアーティストのファンサイトを開設する時だけ無料などといったような制限です。
また、レンタルサーバーを無料で借りる場合には、利用規約をよく読んでおくのが重要です。記載内容には、商用利用は不可とか作ったサイトを審査して内容が不適切な場合には削除されるなどといった内容が明記されている場合があるからです。
そのため無料のレンタルサーバーを利用するケースとしては、個人の趣味や小規模な運営をする場合に最適とされています。本格的な自社ホームページなどを運用するのであれば、しっかりと有料制のレンタルサーバーを活用したほうが良いと言えるでしょう。
また、ホームページを初めて作る場合の試験的な運用などに無料のサーバーを利用するという人もいるでしょう。このように、使う用途によってサーバーの種類は使い分ける必要があるのです。
ポイントとしては、まずサーバーの使える機能や性能などを自分が作りたいホームページと照らし合わせて、満足いく機能が提供されるのであれば無料でも有料でも大差はないでしょう。
レンタルサーバーを選択するポイント
現在主流のレンタルサーバーには、様々な種類がありそれぞれ扱っているサービスや性能などが違います。また、料金体系やサポートなどにも違いが出てくるため、インターネットなどでしっかりとリサーチをするのがポイントです。
よく勘違いされるポイントとして、サーバーのランキングサイトなどに掲載されているような人気が高いレンタルサーバーは、決して万人に対して良いという訳ではないということです。個人が利用するのか、法人が利用するのかでその選び方は随分違います。
一般的に「ロリポップ」というレンタルサーバーは、料金が安く人気が高い会社として知られています。ただし、プランの内容によっても変わりますが、大量のアクセスが予想されるホームページを運用するのであれば、あまり良い選択とは言えません。
安いだけで選択するような安易な方法では、後になって後悔するようになってしまいます。また、あまり知られていないレンタルサーバーも用心が必要です。そのため、お試し期間のプランが用意されているかを確かめてみましょう。
実際に契約して運用開始をしてしまうと、途中で別のサーバーに変更しようとしても解約が面倒だったり、余分な経費が必要になったりしてしまうケースが考えられます。まずは、無料の期間で使用感やサポートなどを積極的に調査してみましょう。
費用やサポートの他に、サーバーのスピードや容量、使える機能などは必ずチェックした方が良いでしょう。また、他にも「さくら」「WADAX」「ハッスル」なども人気サーバーとして知られています。
レンタルサーバーの比較ポイント
インターネット全盛の時代において、現在レンタルサーバー会社の数は無数に存在しています。その中から自分に最適なサーバーを選択するというのは非常に困難を極めるでしょう。そこで、比較検討する際にあらかじめいくつかポイントを絞っておくと便利です。
まずは「料金体系」です。自分が運営するホームページに一番近いプランを選ぶようにします。また、有料の場合は「月払い」か「年払い」によって、出費が変わってきますので要注意です。また、最初から高機能を求めずに、最低限のプランから初めて徐々にステップアップしていく方が扱いやすいでしょう。
そして使える「容量」がどれだけ設定されているかも確認しておきましょう。この容量次第で、自分のホームページの規模が決まってしまいます。それほどコンテンツが多くないホームページであれば意識する必要はありませんが、永続的にコンテンツを増やしていくタイプのホームページであれば、容量は多ければ多いほど良いです。
ただし、最初から巨大な容量を求めるのではなく、徐々に容量を増やしていけるタイプのレンタルサーバーを選択するほうが良いでしょう。途中でホームページの方針が変わったり、内容が変更になっても柔軟に対応できるようになるからです。
さらに「スピード」も重要です。とても良いコンテンツのホームページが完成したとしても、パソコンの画面にホームページが表示されるまで時間が掛かってしまうようでは、せっかく見に来た来訪者もすぐに去ってしまいます。
この場合には、すでに同じレンタルサーバーを利用しているサイトを確認するのが良いでしょう。
格安レンタルサーバーとは
一般的に月額1000円以下のレンタルサーバーは格安とされています。さらに、現在では月額500円以下のサーバーまで数多く提供され始めています。代表的なものに「ロリポップ」「さくら」「ハッスル」「XREA」などがあります。
これらはどれも500円以下という格安な設定であるにも関わらず、使える容量も200M～2Gまでとても幅広い容量が提供されています。ただ、「ロリポップ」「さくら」「ハッスル」に関しては初期費用が最初に必要になりますので注意しましょう。
また、ただでさえ格安なうえに、契約する期間が長期であればさらに安く設定されるプランも用意されているので、長期的に運用する場合にはこういったプランも確認しておくと良いでしょう。
また注意点としては、サーバーの安定性が挙げられます。安いレンタルサーバーは、アクセスが集中するとシステムが不安定になるケースが多いです。また、時々サーバーのメンテナンスによってシステムが一時使用不可になる場合もあります。
一般的にホームページは、第三者に向けて公開される事が前提にあるため、利用者に不信感を与えるような行為は禁物です。そのためにも、検討しているレンタルサーバー会社を既に利用しているホームページなどを参考にしながら検討するのも重要になります。
ポイントとしては、安い理由がどこにあるかを詮索するのが大事です。安定性を犠牲にしているのか、サポートが不十分なのか、容量が少ないのかなどを比較検討してみましょう。
レンタルサーバーの料金に関する誤解
レンタルサーバーを利用する際に、一番検討材料に入れられている要素として料金体系が挙げられます。これは継続的に絶対発生する支出なので、できれば安いところを探すという人が大勢いることでしょう。ただし、この料金設定にはいくつか見落としがちなポイントがあります。
まず、料金の支払間隔を調べてみましょう。毎月の支払いなのか、一年間をまとめて支払うのかによって見るべきポイントが変わります。レンタルサーバーの会社によっては、毎月300円の料金設定と毎年1,200円の料金設定をしているようなところが多くあります。
重要なのは「単位」を揃えることです。月毎に単位を揃えると、毎年1,200円の料金設定だと毎月100円ということになります。この検討方法は意外に軽視されがちなので、必ず単位を揃えて比較するようにしましょう。
次に「初期費用」の検討です。できれば最初にいろいろ費用が掛かるレンタルサーバーを利用するのは敬遠されがちなのですが、初期費用が無くて毎年13,000円掛かるサーバーと、初期費用が3,000円必要だけど毎年10,000円のサーバーがあったとします。
最初に必要な費用はどちらも同じ13,000円なのですが、2年目以降から両者には毎年3,000円もの差が生まれることになります。このような長期的な目線で検討するのも非常に重要なポイントと言えるでしょう。
サーバーは基本的に、長期的に利用するものなので最初の比較検討には、充分な時間を費やすようにしましょう。
レンタルサーバーの使い勝手について
いろいろレンタルサーバーを比較検討するなかで、ぜひ使い勝手についても検討項目に入れておきましょう。たとえば、自分が運営しようとしているホームページが、高い技術が必要なものや、更新頻度が高いものなどによっても検討する内容が変わってきます。
もし高度な技術を組み込むようなホームページの場合には、サーバー側がそれに対応している必要があります。大抵の格安レンタルサーバーというのは、万人向けのため性能や搭載されているソフトウェアなどが万人向けです。
特別なソフトウェアを必要とする場合には、実際にホームページを公開した際にまったく機能しないというケースもよくあります。また、サーバーの安定性が悪くホームページの表示がスムーズに動かせないといったトラブルもよく起こりますので、自分のホームページの規模に合わせたサーバー選びも必要になります。
さらに、更新頻度が高い場合には「FTP」に対応しているかも大きな要素になります。FTPに対応していれば、毎回サイトにログインして手続きをしなくても、直接ファイルなどを公開できるようになるからです。
毎日のことなので、永続的に利用するのであればちょっとした作業も便利に行えるレンタルサーバーの方がストレスなく利用できて便利でしょう。このような使い勝手は、運営していくとその良さが徐々に分かってくるようになります。
ユーザーからの反応によって、即時対応する場合にも大きな差が生まれることになるでしょう。使い勝手については、比較サイトなどを参考にしながら検討してみましょう。
レンタルサーバーの商用利用について
ホームページを運用するにあたり、お金を稼ぐことを目的とする場合には注意が必要です。自社サーバーではなく、レンタルサーバーの場合には商用利用が不可になるケースが多いからです。
この商用利用不可については、ホームページ内に広告を貼り付けたり、物販の売買などをしたりするような場合に当てはまります。ただ、レンタルサーバーによってはこの定義が様々なことが多いです。
例えば、広告の貼り付けだけを禁止していたり、すべての商用を禁止していたりします。これらは、利用規約にすべて明記されているのでしっかりと熟読する必要があります。レンタルサーバー側で、それぞれのホームページを審査しているので、不当なホームページが発見された場合には、無断で削除されたりするため要注意です。
利用規約というのは意外に重要で、文字ばかりのためあまり見ないという人も多いのが実情です。ただ、ここに記載されていることは絶対であり、規約違反者が後から知らなかったと言ってもまったく無意味です。責任の追求すらできません。
そういった意味でも、利用規約をよく読んで自分の作ろうとしているホームページに適しているのかどうかを慎重に見極めましょう。また、利用規約が分かってくると、商用利用不可となっているレンタルサーバーが多いことにも気づくはずです。
もし商用利用するのであれば、比較検討するサーバーも限られてくるため時間の節約にもなるでしょう。また商用利用を考えていない人も、サーバーの種類によって使える機能が違うため、利用規約は必ず読んでおくようにしましょう。
提供されるサービスについて
大抵のレンタルサーバーには、ただホームページを運用する以外にも多くの機能が提供されています。これらのサービスを一緒に利用することで、誰でも非常に簡単にホームページが作れるようになっているのです。
例えば多くのユーザーと交流を深められる「掲示板」機能や、連絡手段としての「メール」機能や、日々の密な情報提供として「ブログ」機能や、ホームページの運営に欠かせない「アクセス解析」機能などが挙げられます。
これらの機能は、一から自分で作ることも可能ですが、かなり能力のある人材が必要になります。また、まったく別のサービスを併用することも考えられますが、これでは運営が非常に大変なことになってしまいます。
できれば、1つの会社から様々な機能を利用できる方が費用的な面も考えて便利な場合が多いのです。自分が利用しようとしているプランの中に、このようなサービスが一緒に盛り込まれているのかを確認してみましょう。
レンタルサーバーによっては、使えるサービスの機能が制限されていたり、追加費用を支払うことで付随サービスが受けられるといったシステムになっているところもあります。はじめからすべての機能が必要ないようであれば、こういった徐々にサービスを増やせるシステムが便利でしょう。
また、有料のレンタルサーバーでも、申し込んだプランによって使える機能が限られている場合もあります。自分に必要な機能が備えられていたうえで、料金体系などをもう一度比較検討してみるのも良いでしょう。
サポートの比較検討について
サーバーの利用には様々なトラブルがつきものです。どんなに大掛かりなサーバーであっても、不足の事態というのは必ず起きます。そんなときに、どのようなサポートをしてくれるかはレンタルサーバーを選択する際の重要な比較ポイントとなるでしょう。
サーバーの運営には非常に高度な知識と技術が必要であるため、大抵の人はレンタルサーバー側におまかせ状態になっているのが現状でしょう。そのため、何らかのトラブルが起きた時に、親身になってメールや電話対応をしてくれるサーバー会社は非常に貴重な存在でしょう。
ただし、一般的にはメールでの対応が多く、回答までに数日掛かる場合もあります。レンタルサーバーの料金が比較的高い部類に入る会社は、こいうったサポート面が充実している場合が多くあります。
このようなサーバーはサイト上で、大きく宣伝していることが多いので確認しておきましょう。また電話対応してくれる会社は非常に珍しく、数も限られています。初めてホームページを運営する場合には、このようなサーバーを利用して知識を増やしていくのも有効でしょう。
電話対応というのは、すぐに回答が得られて文字では伝えにくい問題も解決できるという大きなメリットがあります。そのため、利用料金も高めに設定されていますが、授業料と思えば安いのではないでしょうか。
ネットの検索を見てみると、サーバーの比較サイトなどが多くあります。これらの中から利用者の体験談などを確認してみて、サポート対応の良し悪しを検討してみるのも良いでしょう。
セキュリティの比較について
多くの無料レンタルサーバーなどは、このセキュリティについて不十分な場合が多いです。個人で運営しているサイトや、趣味程度のサイトであってもセキュリティについては充分に検討する必要があるのです。
盗まれる情報など無いと思っている人でも、悪質な人は自分のホームページ内に悪意のあるプログラムを埋め込んでしまう場合もあります。こうなると、自分のホームページへ訪れた不特定多数の人にウィルスプログラムを蔓延させてしまうことに繋がってしまいます。
また、個人情報などを扱うホームページの場合には「SSL通信」が可能かどうかが重要です。これがないと、簡単に個人情報が盗まれてしまうからです。また「メール」サービスが使えるレンタルサーバーでも、迷惑メールやスパムメール防止策がしっかりとられているかどうかが重要であり、検討する際のポイントになるでしょう。
格安のレンタルサーバーなどは、単純にメールアドレスを提供するだけでセキュリティについては一切関与していないようなケースも多くありますので要注意です。セキュリティ対策については突き詰めればどこまでも果たしないのですが、最低限のマナーはカバーしておきましょう。
そのためにも、利用するレンタルサーバーのセキュリティについては、よく注意して検討する必要があると言えるでしょう。インターネットを利用する人が増えるに従って、それを悪用しようとする人も増えてくるのでこれからのネット利用には、セキュリティについて充分考察する必要があるとされています。
レンタルサーバーの問題対応力
無料や有料のレンタルサーバーを比較検討するときに、重要な項目として「安定性」があります。せっかく素晴らしいコンテンツを作成したホームページを作っても、度々サーバー側に不測の事態が起こってしまいサイトが見れないということがあっては本末転倒です。
そこで、気になるレンタルサーバーのサイトを訪れてみましょう。サーバーというのは必ず不測の事態が起こるものです。重要なポイントは、その問題に適切に対処されているかどうかなのです。
まず、問題を忠実にサイト上に公開されているかどうかというのを確認してみましょう。中には、問題が起こっても内部で隠してしまい一切公表していない会社も多くあります。次に、起こった問題に対して適切な処置内容が公開されているかというのも大事です。
問題を公表するだけでなく、しっかりとした是正処置内容が明記されているかを確認してみましょう。最後に、同じような問題が度々起こっていないかどうか?を確認します。発生する頻度が少なくても、同じような内容が度々起こっている場合にはしっかりとした対策が取れていないことになります。
問題の公開情報というのは、細かいほど良いでしょう。これだけでも、会社側の運営方針や取り組み事情が分かるというものです。自分のホームページを運営する上で、このような情報は非常に貴重な比較検討資料になるでしょう。
ホームページを運営するということは、自分だけでなくレンタルサーバー側の対応にも影響されるということを考慮するようにしましょう。
契約する前の事前確認
最適なレンタルサーバーが見つかったら、早速契約になりますがいくつか最後にもう一度確認しておくべきポイントを抑えておきましょう。「ドメインの利用」「支払い」「金額」は必ず抑えておくべき項目になります。
「ドメインの利用」については、自分専用のドメインを取得しており使いたい場合に確認する必要があります。レンタルサーバー側が用意しているドメインだけしか使えないところも少なくないので要注意です。
また、自分のドメインを利用する場合には、通常の申し込みサイトからの契約とは別のページになっている場合が多いのでよく確認しておきましょう。また、最初に用意されたドメインを利用して、後から変更できる会社もあります。
「支払い」については、クレジットカードのみという会社が多いです。カードを持っていないのであれば、銀行振込などの代替手段が用意されているかどうかを確認しましょう。最近は、オンラインバンクからの振込も主流になりつつあります。
「金額」については、大抵の場合「月額◯◯円!」と明記されているところが多いのですが、実際に契約ページに行くと1年間の料金を前払いするというケースが多いです。なので、最初に支払う金額が大きいという罠に陥りやすいので、事前によく確認しておきましょう。
また、先払いにしていても、途中で利用規約違反があると問答無用に契約破棄されて、お金も戻ってこないというレンタルサーバー会社も多いので注意しましょう。事前にどの程度の料金が必要なのかシミュレーションしておくと良いでしょう。
レンタルサーバーを変更する際の確認ポイント
初めてレンタルサーバーを運用してホームページを公開していると、やはり途中でいろいろ不便な事態に遭遇することもあります。そこで、途中で別のレンタルサーバーに変更しようと考える場合には、いくつか確認しておくべき項目があります。
まず、現在使っているドメインが引き継げるのかどうかです。「.com」「.net」などを利用しているのであれば、特に問題なく料金も無料で可能ですが、それ以外のドメインを利用している場合には、引き継げなかったり有料であったりするのでよく確認しておく必要があります。
また、現在利用しているレンタルサーバーの規約を確認する必要もあります。例えば、1年契約で途中で解約ができない規約であったり、解約しても残りの料金分の金額が返還されないようなケースも多くあります。
あと、レンタルサーバーを変更する前後には、現在利用しているサーバーと新しく利用するサーバーの両方を利用することになります。そうしないと、途中で自分のホームページを見られない期間が生じてしまうからです。
また、サーバーが変更されると、今まで利用できていたプログラムなどが利用できないといったケースも考えられますので、マシンの性能などもよく確認しておく必要があります。このような内容から、急な変更などはほぼ不可能なため、事前にシミュレーションしながら計画立てて行う必要があるということを覚えておきましょう。
「ドメインの再利用」「変更の運用期間」「サーバーの性能」などは重要なポイントと言えるでしょう。
有料レンタルサーバーの契約ポイント
レンタルサーバーを検討する中で、有料の会社を比較したい場合には「見積り」を取る必要があります。ただ、複数から見積りを取るのは意外に面倒なので、一括でまとめて請求できるサイトなどを利用するのが便利でしょう。
また、どこにするのか具体的に決まっていない場合には、見積りではなく資料請求をしてみると良いでしょう。こちらも、一括でまとめて請求できるサイトがあるので利用してみましょう。
見積りのポイントは、自分が想定するホームページ運用に必要と思われる項目はすべてチェックを入れることです。回線や転送量、メールアドレスの取得や容量にセキュリティなど、考えられる項目を入れて総額を確認してみましょう。
また、比較するのであればすべての会社で同じ項目を選択してみることが重要です。会社によって比較するベースが違ってしまうと検討が難しくなってしまいます。また、会社によっては後からオプションで容量やSSL、スピードなどが変更できるところもあります。
このようなレンタルサーバーでは、最初は一般的な契約にしておいてホームページの運営が軌道にのってきたら少しずつレベルアップしていくような使い方ができるのでオススメです。見積りを取ることで、サイト上に掲載されている金額と違う場合も多くあります。
決して、安易に料金シミュレーションをせずに、必ず見積りを取り正規の金額をしっかりと把握することを覚えておきましょう。そのうえで、複数のレンタルサーバー会社と比較するほうが一番効率が良いでしょう。
お試し期間の有効活用
ある程度自分に最適なレンタルサーバーが絞れてきたら、今度はすぐに契約をするのではなく「お試し期間」を存分に活用してみましょう。大抵の場合は1～2週間程度すべての機能が使える場合が多いです。
実際に利用する管理画面の使い勝手や、サポートの対応、自分のホームページが正しく表示されるのかどうかなど、試してみないと分からないことは意外に多いものです。自分がとても良いレンタルサーバーと思い込んでいても、実際に使ってみると予想よりも使いにくかったというケースは非常に多いのです。
お試し期間中であれば、料金が発生していないこともあり途中で解約するのは簡単です。逆に、お金を支払ってから途中で解約するのは困難を極めます。そのため、いくつかに絞ったレンタルサーバーのすべてにおいて「お試し期間」を活用するのをオススメします。
逆に言うと、お試し期間が存在しないレンタルサーバーというのはちょっと考え直したほうが良いかもしれません。無料で期間限定にてすべての機能が使えるように開放するということは、それだけサーバー会社も自分のサービスに自信があるからということです。
また、ただ漠然と使うのではなく自分なりのチェックポイントをリスト化すると良いでしょう。そして、すべてのサーバー会社で同じ基準によって比較することで、後から検討しやすくなるというメリットも生まれるからです。
これは非常に有効な手段なので、ぜひ自分専用のチェックリストを作成することをオススメします。また1年程度経ったあとに、サーバーを変更する際にも再利用できます。
独自ドメインの有利性
レンタルサーバーを活用するためにも、ぜひ自分専用のドメイン取得を検討してみましょう。有料ではありますが、長くホームページを運営するためには必ず必要となるメリットが多くあります。
現在「.com」「.org」「.net」などは比較的安価であり、1年間の利用で1,000円を切る場合も多くなってきました。逆に「.jp」などは高額な部類に入るでしょう。また、レンタルサーバーを通して取得すると安価になるケースも存在しますので、一度利用するレンタルサーバーを確認してみる良いでしょう。
また、独自ドメインを利用する上で一番のメリットがサーバーの変更時です。レンタルサーバーに依存した無料のドメインを利用していると、途中でサーバーを変更した場合に今まで作ってきたコンテンツのURLも一緒に消滅してしまいます。
データは残っていますが、URLが消滅すると今までリンクされていたり、お気に入りに登録してくれていた人すべてに新しいURLの情報を教えてあげる必要が生じてしまいます。これは、非現実的で実際不可能な作業になるでしょう。
今までのコンテンツ資産を、サーバーが変わっても変更なしで今まで通りに使えるようにするためには、独自ドメインを取得する必要があるのです。特に、法人などのホームページでは、今まで見れていたのに途中から急に見れなくなったという苦情が殺到することが予想されるので、非常に重要なポイントと言えるでしょう。
また独自ドメインにすると、自分で自由にURLを作れるので覚えやすい文字にできるというメリットも生まれます。
FAQやQ&Aの活用ポイント
通常レンタルサーバーには利用に関してのサポート体制が取られています。ただし、毎回メールや電話での対応ではすべてをカバーするために、大量の人件費が必要になってしまうので通常はサイト上に「FAQ」や「Q&A」といったような、最も質問が多い問い合わせを明記しているケースがほとんどです。
幾つかのレンタルサーバーを比較する際にも、このFAQやQ&Aを一度確認してみましょう。なかには、このようなサービスがまったくなくて非常に分かりにくい会社も存在します。また、メールだけのサポート体制で、回答に数日掛かるというケースもあるの運営上支障がでる恐れがある会社は利用をしないほうが得策でしょう。
また、FAQやQ&Aが見やすくて分かりやすいかどうかも重要です。文字だらけの専門用語オンパレードのような記載では、分かりにくいうえ結局問い合わせる必要が出てしまいます。図解入りで優しい文章で明記されていれば、それを読むだけですぐに解決出来るケースが多いので急な対応も簡単になる場合もあります。
このような記載がしっかりしているレンタルサーバー会社は、実際のサービスやサポート体制も行き届いている場合が非常に多いので比較検討する材料にもなります。また、どうしても解決ができない問題が生じた場合に、どこへ連絡すればいいのかを明確に分かるようにサイト設計がされているかも大事です。
急に連絡したい場合に、どこへ連絡すれば良いのか迷うようでは困ります。問い合わせる必要が生じるケースは意外に多いので、このあたりの環境整備もぜひ確認しておくようにしましょう。
サーバーの容量制限について
レンタルサーバーを利用してホームページを運用する場合に、自分のホームページがどのような種類のコンテンツを公開しようとしているのかを考える必要があります。このコンテンツの種類によって利用するレンタルサーバーの容量が決まるからです。
文字ベースのコンテンツだけを公開するのであれば100M程度の容量でも充分ですが、写真や動画などのエンターテイメントメディアを多く公開する予定のあるコンテンツだと不十分です。
最近では1GB以上の容量を提供してくれるレンタルサーバーも増えているので、こういったサービスを受けられる会社を利用するのが良いでしょう。ただ、明確にコンテンツ内容が決まっていないのに、最初から多くの容量を利用するのは最終的にお金のムダ遣いになりかねません。
まだコンテンツが不明確なのであれば、オプションの追加購入によって容量を増やせるタイプのレンタルサーバー会社が良いでしょう。最初は安価な小容量にしておいて、コンテンツ量やメディアが増えてくるようであれば、追加容量を購入するといった具合です。
また、その場合は逆に容量を削減する事もできるかどうかを確認しておくと、将来的に費用面で便利かもしれません。サーバーの比較検討で「料金」を意識する人が大勢いるなかで、その次に意識するのが「容量」であると言われています。
インターネット全盛の時代において、ネット回線の高速化に伴い容量の大きいメディアが自由に閲覧できるようになったことから、比較的高画質な写真や動画も利用する人が増えていますので、容量選びは慎重に行いましょう。
レンタルサーバーとプロバイダーの違い
最近のプロバイダーサービスには、無料でホームページを公開できるスペースを提供している会社も多く存在しています。初めての人であれば、このようなサービスを利用しても良いでしょう。しかしながら、長く続けていると色々と不満な点が出てくるものです。
たとえば、自分専用のドメインで利用できないとか、メールアドレスを複数持ちたいとか、容量をもっと増やしたいなどのような不満が多いでしょう。大抵のプロバイダーでは、このような問題は解決することができません。
そのような場合になった時に、レンタルサーバーというのが選択肢に入るでしょう。一番のメリットはやはりその自由度の高さでしょう。独自に取得したドメインの利用や、大量のメールアドレスを入手できたり、容量を追加できたりといったサービスが充実しています。
また、もう一つ大きなメリットとして、商用利用が可能なレンタルサーバーが非常に多いということです。大抵のプロバイダーサービスを利用したホームページ運営では、商用利用はできません。
個人で利用する簡単なサイトや趣味程度であれば問題ありませんが、企業や販売目的、アフェリエイトなどを活用するのであれば、やはりレンタルサーバーの利用が前提となります。自分が想定するホームページがどのような媒体であるかを、まず最初に確認しておくことが必要でしょう。
長期間の運用が必要で、広告収入や企業としてのサイト、物販目的の場合には、ほぼ間違いなくレンタルサーバーが必要になると考えても言い過ぎではないでしょう。
ブログの利用について
最近ではブログを利用している人が非常に多くなりました。自分の近況を伝えるためにやっている人や、自分のホームページの更新情報を伝えるためにやっている人まで様々です。ブログの運営には大きく2つの方法があるでしょう。
1つ目は、無料ブログサイトの活用です。非常に多岐にわたり無料のブログサイトが存在しています。すべての機能が無料で利用できるとあって、ユーザーは非常に多くいます。ただし、この場合には自分のブログに広告が自動的に挿入されたり、独自のドメインが利用できないといった制限がいくつか施されているのがほとんどです。
2つ目は現在利用しているレンタルサーバーが提供しているブログを利用する方法です。有料のレンタルサーバーを利用している場合であれば、ほとんどが無料で広告なども一切挿入されません。また、現在運用しているホームページと同じドメインで利用できます。
そのため、ホームページとの親和性が高く利用しやすい大きなメリットが生まれるでしょう。また、レンタルサーバーのプランによっては1つだけのブログではなく、複数のブログを作ることもできます。状況に応じてブログを使い分けたり、伝える内容によって使い分けたりすることができるようになります。
また、ブログ自体に広告アフィリエイトなどを挿入できるケースも多いので、自分が運用しているホームページの収入と追加して増やすことができるというメリットも考えられます。これらのサービスは目的によって使い分けたり、その時々の状況に応じて使いやすいサービスを選択するのが良いでしょう。
メールサービスの利用について
レンタルサーバーを活用してホームページを運用する際に、ぜひ確認しておきたいのがメールサービスでしょう。ユーザーとの連絡手段など利用用途が幅広いので、あらかじめ幾つかのポイントを確認しておきましょう。
まず「ドメイン」について確認しておきましょう。一般的なレンタルサーバーであれば、独自のドメインでメールアドレスを提供しています。ただ、自分専用のドメインを使ってホームページを運用しているのであれば、同じ専用ドメインを利用してメールアドレスを使うことができるかどうかをチェックしておいた方が良いでしょう。
一般的にドメインはすべて共通で統一しておいた方が、覚えやすく好印象をユーザーに与えることになります。メール機能を活用しようとされているのであれば、非常に重要なポイントになるのであらかじめ忘れないように確認しておいた方が良いでしょう。
さらに「アドレスの作成個数」についても検討しておきましょう。レンタルサーバーによっては、メールアドレスの発行が数個までと制限されている会社も少なくないです。できれば、無制限に開放している会社の方が使いやすいと言えるでしょう。
最後に「セキュリティ」についても確認しておきましょう。メールに関しては、スパムメールなどそれなりの対処をしていないと痛い目に遭う場合が多いです。いくら沢山のメールアドレスを作れても、まったくセキュリティが配慮されていないようであれば、使わない方がマシというものです。
大事なユーザーにも悪影響を及ぼすかもしれませんので要注意です。
不測の事態を想定するポイント
レンタルサーバーを利用していると必ず不測の事態に遭遇することがあります。それだけ、サーバーの運営というのは難しく、大手のyahooやgoogleなどでさえ時々不具合が起こっているくらいなのです。
ただ、最も避けなければならないのはレンタルサーバー会社の閉鎖です。比較的新しい新鋭のレンタルサーバー会社というのは、ビジネスが上手くいかなくて急に閉鎖になるパターンが多いので注意しなければなりません。
また、利用者から不満の声が多い会社も、遅かれ早かれ閉鎖に追い込まれるパターンもあります。そのため、あらかじめ自分が利用しようと考えているレンタルサーバーの評判はリサーチしておく必要があると言えるでしょう。
当然ながら、サーバーが閉鎖になってしまうと自分のホームページも一緒に閉鎖されてしまうので、一切閲覧ができなくなります。しかも、長期契約をしていた場合は料金が戻ってくることはまずありません。
このようなことから、不安が少しでもあるようであれば、最初は短期契約にしておくのがベストでしょう。初めから長期契約にしてしまうと、このような不測の事態になった際に後悔することになるでしょう。
また、サーバー側との連絡が密に取れる環境が整備されているかも重要です。何らかの不具合が発生しても、まったく連絡がとれないようだと困りものです。最低でもメールでの連絡ができて、◯時間以内に返答します!と明記されているサービスが備わっている会社のほうが安心できることでしょう。
ネットショップを始めるポイント
レンタルサーバーの活用方法は人によって様々ですが、ネットショップを運営したいと思っている人も多いことでしょう。その際に特にチェックしておきたいのがショッピングカート機能でしょう。
これは、売りたい商品を簡単に管理できる機能で、このショッピングカート機能は契約するレンタルサーバー会社の種類によって大きく異なります。ただ、最も重要視しなければならないのは「SSL」通信が可能かどうかでしょう。
「SSL」通信は、安全な通信ができるセキュリティの高い方式なのですが、通常商品の売買をする際には顧客データというのが存在します。自分のネットショップに訪れた人が商品を購入する際に、自分の住所や連絡先などを入力するのに「SSL」通信だと暗号化されて安全にデータを守ることができるのです。
この方式がないとお客さんを減らす原因にもなりかねませんので、必ず導入を検討しておいた方が良いでしょう。また、自分のネットショップを運営するのであれば、カスタマイズ機能にもこだわりたいところでしょう。
レンタルサーバーによって、豊富なデザインテンプレートから選択できるものもあれば、細かい色のカスタマイズだけできる場合もあります。自分の想像しているネットショップを作れるかどうかは特に慎重に考慮する必要があるでしょう。
いくら良いコンテンツが揃っていても、このようなベースとなる基本的な土台が整備されていなければ、安定した収入を得られるネットショップを運営することは難しいと言えるでしょう。
SEOサービスについて
レンタルサーバーを契約する際に、SEOサービスをオプションとして選択できるケースも増えてきました。SEOとは、Googleなどの検索サービスで知りたいことを探した際に、検索結果で表示されるリストの上位に自分のホームページを表示させるように対策をとる方法のことです。
これには、非常に幅広い知識が必要であり、プロの専門家がいるように通常の人が簡単にできる内容ではありません。そのため、各レンタルサーバーによってはオプション料金を支払うことでこのSEOを代行してくれるサービスがあります。
ただし、現在はSEOに関しての書籍や詳細な内容を提供してくれるWebサービスやホームページが増えていることもあり、自分である程度のレベルまで学習することが簡単になってきています。そのため、一からすべて代行してもらうのではなく、ある程度の部分までは自分で独自に行う人が増えています。
レンタルサーバー会社などでSEOを代行してもらうのは非常に簡単な反面、高額な料金が発生してしまうため簡単に契約できるものではありません。さらに言えば、一度SEOをしたからといって永久に何もしないで言いわけではありません。
検索サービスというのは、日々進化しておりアルゴリズムなども日々変化をしています。そのため、今まで良かった方法も次の日からはまったく効果が無くなることも頻繁に起きています。
そのため、SEOというのは継続的に改善を続けて行かなければなりません。その度に費用が発生するよりも、ある程度は自分でSEOができるようになれば経済的にも優しいと言えるでしょう。
サーバーマシンのスピードについて
レンタルサーバーというのは国内だけでなく、海外にも非常に多く存在します。そのため、世界中にはとても幅広い料金設定やサーバーマシンが存在します。ただ、自分のホームページをどこのサーバーに置くかで表示されるホームページのスピードが異なってきます。
これは、サーバーが「海外にあるのか国内にあるのか」や「共有サーバーなのか専用サーバーなのか」などによって大きく異なるでしょう。これは、自分がホームページを運営する際の土台となる基本的なことなので、あらかじめよく考慮に入れる必要があるでしょう。
利用しようと考えているレンタルサーバーが海外にある場合には、一般的に速度が低速である場合が多いです。日本国内向けのホームページを運営しようと考えているのであれば、特別な理由がない限り国内にあるサーバーを利用する方が安定した速度が得られて良いでしょう。
またレンタルサーバーによっては、共有サーバーという方式をとっている場合もあります。これは、複数人で1つのサーバーを利用するというスタイルで非常に安価で利用できるのが特徴です。
しかしながら、1つのサーバーを複数人が使っている仕様上、別の誰かが非常に重い処理が必要なホームページを運営している場合、自分のホームページも表示が遅くなるケースも発生してしまうというデメリットがあります。
ネットショップなど表示に遅れが生じては収入に影響が出るようなホームページを運営するのであれば、ぜひ専用サーバーの導入を検討した方が良いでしょう。
転送量とサーバー負荷の関係性
レンタルサーバーを比較検討する際に、比較ポイントとして「転送量」というのがあります。この転送量が多くなればなるほど、サーバーマシンにかかる負荷が高くなるということです。負荷が高くなってしまうと、自分のホームページを表示するまでの時間が遅くなってしまったり、最悪の場合サーバーが停止するという事態にもなりかねません。
そのため、比較する場合には転送量が多い事が重要なのですが、レンタルサーバーの料金プランによってその種類は様々なのが現状です。通常は◯GB以上を超えた場合に追加料金を設定しているケースがほとんどと言ってもいいでしょう。
転送量が増加する理由として、自分のホームページに訪れる人数が増えれば増えるほど転送量が増加するというのが一般的です。自分のホームページにあるリンクやボタンなどをクリックする毎にサーバーへ処理が転送されるので、一人がクリックするよりも100人がクリックする方が転送量が増えるのは当然と言えるでしょう。
最初はあまり人が訪れなくても、何かのきっかけで急に来訪者が増えて対処しきれずにサーバーが停止してしまい、ホームページが一切表示されなくなってしまうようなケースは非常に多く存在しているので要注意です。
このような不測の事態が発生しないようにするためにも、柔軟に転送量が変更できたりといった対応がとれるレンタルサーバーの方が良い結果が生まれるでしょう。あらかじめ比較検討する際の重要な項目としてチェックしておくようにしましょう。
レンタルサーバーの運営年数の重要性
レンタルサーバーを比較検討する際に、比較的新しい会社というのは慎重に判断をする必要があります。これは、主に不測の事態などによって問題が生じた際に特に強く感じることになるので、あらかじめよく確認する必要があります。
運営年数の豊富なレンタルサーバーというのは、その年数分だけ様々な問題に対処してきた実績が必ずあります。つまり、経験豊富なプロフェッショナルというわけです。逆に年数が少ない新しい会社だと経験値が少ないために、問題が生じた際に解決する時間が長くなってしまいがちです。
そのため、比較的新しいレンタルサーバー会社であれば、料金プランが格安に設定されていたりします。ある程度の問題は自分で解決できるような人であれば良いかもしれませんが、初めての人であれば3年以上の年数を経験している会社と契約した方が良いでしょう。
基本的に検討する際に、サーバー会社のホームページに訪れて会社概要などをチェックしてみると、活動履歴や会社の年表などが公表されているのが一般的なので忘れずに見ておきましょう。書かれている内容によって、どの程度の経験があるかも同時に分かるので非常にオススメです。
逆に、一切公表されていない場合は、新しい会社かちょっと怪しいため利用するのには慎重になったほうが良いといえるでしょう。自分のホームページを安定して公開するためには、このような徹底したリサーチがまず必要であり、自分に最適なパートナーと言えるレンタルサーバーを見つけることが望ましいでしょう。
専門用語について
レンタルサーバーを比較していると、専門用語がたくさんあって意味が分からないケースが多く発生します。このようなことにならないように、いくつか重要な項目に絞って意味を把握しておくことが重要です。
まず自分のホームページを作る際に重要な用語として「IPアドレス」「ドメイン」があります。「IPアドレス」というのは自分のパソコンを識別するために、それぞれ違う番号を割り振るためのアドレスになります。また「ドメイン」というのは、自分のホームページを表示させるためのアドレスのことで、世界中にあるホームページはそれぞれ違うアドレスが割り振られています。
レンタルサーバーによって様々ですが、快適にホームページを運営するための用語として「アクセス解析」「FTP」「Webメール」「データベース」があります。「アクセス解析」は、自分のホームページに何人くらい訪れているのか?とか、どのページが人気があるか?などが分かるようにするためのサービスです。
「FTP」は、自分が利用しているサーバーマシンにファイルなどを送信するためのサービスになります。「Webメール」は、専用のソフトウェアを使わずに、インターネットのブラウザだけでメールのやり取りができるようになるサービスです。
「データベース」は、たとえばネットショップなどを運営していて、多数の商品などを管理するために情報をリスト化して表計算ソフトのように、すべての情報を紐付けて簡単に取り出したりできるようにするためのサービスになります。
このような用語を把握していると、レンタルサーバーを比較する際に役に立つことでしょう。
ホームページの無断削除について
最近多くなっている無料のレンタルサーバーなどを利用している場合に多いケースとして、自分のホームページが無断で削除されるという事態があります。これは、よく確認すると利用規約などに明記されていたりするのですが、規約違反を起こしていたり利用者からのクレームなどにより削除されている場合が一般的です。
特に規約違反というのは、自分ではまったく過失がないと信じているケースが非常に多く、サーバー側からすると規約違反と判断できる内容のホームページである場合に、削除されてしまう場合があります。
一旦削除されてしまうと、復活することはほとんど無く今まで時間を掛けて作ってきたホームページが一瞬にして無駄になってしまうことがあります。このような不測の事態を避けるためにも、事前にレンタルサーバーの評判や利用者の意見を参考にして、規約をしっかりと読む必要があります。
自分の作ろうとしているホームページが規約に違反していないかをまず確認しましょう。また、規約に引っかからないとしても、一般の来訪者への対応が悪いとクレームが付けられて最悪の場合に削除の対象になりかねません。
ホームページの運営というのは、実際の店舗型運営サービスと変わらないということを念頭に入れた運営にしなければすぐに一般客からクレーム対象になってしまいます。このような事態も想定してレンタルサーバーを活用していくのが、本来のあるべき姿と言えるでしょう。
決して安易に契約して、規約も一切読まないような行為はするべきではありません。
初心者に人気のレンタルサーバー
最近では一般の人もレンタルサーバーを利用して、自分のホームページを運用する人が増えてきました。しかしながら、ホームページの運用は難しく分からないことも多く出てくるので、可能であれば、まずは初心者に優しいレンタルサーバーから始めるのが良いでしょう。
人気の高い会社としては「ロリポップ」が挙げられます。サービスが充実しているのに月額料金が200円代からあるのが特に人気が高い理由と言えるでしょう。また、初心者に対してのサービスも豊富で、図解入りのマニュアルなども公開しているので便利です。
また「さくら」のサーバーも最近特に人気が高まっているので有名です。こちらも安価な料金設定なのに、プランによっては上級者でも満足できる機能が提供されているため、自分のスキルアップに合わせて長期的に利用できると言えるでしょう。
さらに初心者に優しい会社として「WADAX」があります。こちらは何と言っても1年中いつでも電話サポートが使えるというメリットが非常に大きいでしょう。メールでのやり取りだと数日掛かる事もあるので、すぐに電話で解決できるというのは初心者にとっては大きいでしょう。
このようなレンタルサーバー会社は、初心者向けであることを大々的に宣伝しているはずなので、サイトのトップ画面に大きく表示されているのが一般的です。そのため、自分でも様々な会社を検索してみてサイトを訪れるのも良い方法でしょう。
初級者から上級者までカバーしているサーバー会社を利用したり、初心者に的を絞っている会社から初めて途中から上級向けのサーバーを利用するというのも1つの手段でしょう。
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