ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!

ルパン三世

ルパン三世

概要

1987年にOVAとして発売、同時に劇場映画第4作として公開もされた『ルパン三世 風魔一族の陰謀』以来2年ぶりに製作された新作アニメ。放送時にはモンキー・パンチ書き下ろしイラストによる番組ポスターが製作された。『風魔一族の陰謀』で一新されたキャストも本作で元に戻された。
毎年制作されているTVスペシャルシリーズの最初の作品に当たる。放送枠が『金曜ロードショー(現:金曜ロードSHOW!)』ではなく、『土曜スーパースペシャル』だった。

キャラクターデザインは、『ルパン三世 ルパンVS複製人間』に似た面長なスタイルとなった。担当した古瀬登によると、初めて担当した仕事が「複製人間」であったため、敬意を表して同作に似せたものにしたという[2]。デザインはTVスペシャル第4作『ルパン三世 ロシアより愛をこめて』まで続いた。衣装はTV第2シリーズに準じているが、ルパンのネクタイは黄色、五ェ門の袴は白系統に変更。以降のスペシャルではほぼ全作[3] で共通設定となった。

1995年3月に長年ルパン三世を演じてきた山田康雄が死去した際、同年3月31日の『金曜ロードショー』にて「山田康雄追悼企画」と題して再放送がなされた。

あらすじ

20世紀末、この世はコンピュータによる高度情報化時代の真っただ中。「広域Aランク犯罪者記号・P26号」、これこそが世界的な怪盗「ルパン三世」の全世界の警察に収蔵されている犯罪記録データの通称である。ある夜、パリ市警本部を訪れた銭形警部は、このデータをパリ市警職員の制止を振り切って、やや強引に借りていく。だが、エレベーターに乗り込んだ銭形を待っていたのは、もう1人の銭形だった。なんと、データを借りてきた銭形は変装したルパンだったのだ。

ルパンは、世界中の警察にインプットされてしまった自分達のデータを盗むべく奮闘していたが、全てのデータを盗み終えるまでにあと50年はかかると推測。仕事がやりづらいことと、ジュディという女に惚れたのを理由に、ルパンは新しい仕事を持ち込んできた相棒、次元大介に泥棒引退を宣言する。次元の持ち込んだ仕事とは、彼の旧友ルースターが自由の女神に隠したという世界最大のダイヤモンド「スーパーエッグ」を取り出すという大仕事だった。次元がルースターと2人でスーパーエッグを取り出そうと計画を練っているところへ、引退宣言をしたはずのルパンが現れる。なんと、ルパンは自分の所有しているクレジットカードをジュディに自由に使わせていたのだが、ジュディは他の男の許へ去ってしまい、クレジットカードに残された借金3億ドルだけが手元に残ってしまったのだと次元に泣き付いてくる。

ルパンが次元の前で泥棒復帰宣言をしたその時、ルースターを目当てにダイヤの持ち主である秘密結社「スリーメイソン」が3人を襲ってくる。なんとかその場を離れることに成功した3人であったが、逃亡途中にルースターが撃たれて死亡してしまう。残された手がかりはスーパーエッグが自由の女神のどこかに隠されているということだけ。ルパンは、スリーメイソンとの水上戦を潜り抜け、巨大バルーンの大仕掛けで「世界最大の美女」をかっさらう。

だが、かっさらった自由の女神はマイケルという生意気なパソコンキッズのおまけ付きだった。マイケルのパソコン検索の結果、自由の女神を隠すのに最適な場所は「グランドキャニオン」だということが判明し、ひとまずそこへ自由の女神を運ぶ。ルパンは、なぜ自分たちについて来たのかとマイケルに詰め寄る。マイケルは、データを破壊するだけでなく、プログラムに侵入してこれを支配してしまうことができる世界最強のコンピューターウイルス「ニューウイルス」のネットワーク・ソフトウェア単独製作者である母親を探し出してほしいと言うのだ。警察のデータも自由に書き換えられると聞いたルパンは、さっそくニューウイルス探しに乗り換えたのだったが、事態はすでに胎動していた。

五ェ門がアラスカで助けた美女イザベル。不二子が狙った宝石密輸犯罪組織スリーメイソンの秘儀。追われていたイザベルこそが、マイケルの母親にしてニューウイルスを開発した天才博士でもあるスリーメイソンのNo.2だったのだ。スリーメイソンのNo.1であるシルバーマンを殺害し、自らがNo.1に上りつめたイザベルは、スーパーエッグを掲げて自分の潜在意識の底からニューウイルスを呼び覚ます。「世界を我が手に…」、その歓喜のエクスタシーの中で、彼女はNo.3であるジミー・カンツの狂刃に倒れた。ルパンは、イザベルを救い出し、スリーメイソンのビルから脱出しようとする。

だがその時、マイケルのパソコンにアメリカ国防総省とソビエト軍司令部からの緊急信号が入る。それによると、何者かが両国のコンピュータへ侵入し、東西両陣営の軍事戦略コンピュータが支配下に置かれ、核ミサイル発射装置が作動してしまったというのだ。しかも、もし核ミサイルが発射されれば全人類の生存確率は皆無に等しいと公表される。原因がジミー・カンツのニューウイルス使用によるものだということがわかり、ルパンとマイケルは再び崩壊するビル内へと戻っていく。

以上、wikiより抜粋

個人的な感想

アニメ界の大御所となる、出崎統さんが監督だったのですね。数年前に見た時には気にもしませんでしたし、初めて見た時は子供だったと思いますので、出崎統と言うネームバリューを見ても、何とも思わなかったと思います。

それにしてもやっぱり面白いですね。スケールも大きい。自由の女神を奪ってしまう辺りが初期ルパン三世のスケールを感じさせてくれますね。秘密結社「スリーメイソン」と言う事で、どう考えてもフリーメーソンですね。ありがとうございます。と言いたくなるのですが、教祖が不思議なパワーを使う辺りについては、良く分からない形でした。さらっと、超能力を披露されても、見ていて困惑ですね。子供の頃は別に何とも思わなかったと思いますが、この年齢ですかね。

五右衛門が普通に金髪の女性と会話をしているのですが、これって何語で話しているの?とか、そうした作中とはどうでも良い部分についても、少しだけ気になってしまいました。まさか、五右衛門は英語が不自由ない位にしゃべれるの?

ルパン三世の見所としては、登場をしている、不思議な道具ですかね?靴を鳴らすと、飛んだり、アヒルの爆弾とかが今作では登場をしています。他の映画で、そうした商品を販売しているお店とかも出てきましたよね。見たことがある人も多いと思います。

時々、長編アニメであるパターンですが、今回もとっつあんとルパン一味は基本的には共闘します。基本的にはですね。ただ、最後に不二子ちゃんに縄を切られてしまいますけどね。この時の不二子ちゃんは、基本的にはルパンの味方として登場をしています。

もう3年ほど前になりますが、ルパン三世のアニメスペシャルを2本同時に見れる作品がコンビニやアマゾンで販売をされています。通常の映画作品を単品購入するよりも、安い金額となっていますが、チャプター整理をされていないのが、ちょっとだけ難としてありますかね。でも、それ以外には視聴には問題ありませんので、

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