三田紀房って漫画化らしくない作品を書いたりします、本も何冊か出していたりしますし、インタビューとかでも何か他の漫画化と違う事を良く行っているのですが、根っこが商売人の息子で自身も経営に参加をしていた事があるんですね。何だか納得しました。漫画化としてのポジショニングが非常にうまい漫画化さんだと思います。
それまでに例のない作品が多くなっていて、ツボに入る人にはツボに入るタイプの漫画が多くなっていて、私自身も三田紀房の漫画は結構読みました。wikiとかで見ると知らない作品も多くなっているので、コンプリートをした訳ではありませんが。
で、『ドラゴン桜』ですが、ドラマ化もされた作品なので、タイトルを知っている人は多いと思います。偏差値の低い高校の理事が特選クラスを作って、東大合格者を出して、学校経営でひと儲けをしよう。と言う所から出発をしている作品となりますが、的を得た勉強方法であったり、受験を控えている受験生を根っこから励ます言葉がちりばめられている作品で、今でも中古市場などでは人気の高い作品となっていて、全巻まとめ買いをするのも値崩れをしていない作品です。逆に漫画をまとめて売りたい。と考えている人にとっても、結構な金額で買取をしてくれる作品となっています。
個人的には面白い作品ですし、結局一人は東大受験で失敗をしてしまう、そう理想通りには現実いかないもんよ。と言う落ちまでつけてくれている作品です。個人的には結構好きな作品なのですが、読んだのが社会人になってからで、もうちょっと早くに出てくれていたら。と思います。もうちょっと早く出ていても、結果は何も変わっていないと思いますが、そう思わせてくる作品です。オススメ。
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