
百年の祭り
断っておくが、作品は20年以上前の作品となっていて、選挙制度などについても今とは違う形になっている。そして、作品の中でも小選挙制度を取り上げているのだが、それは今を見据えている形になっている。選挙になると、突然経済評論家のように、普段は経済の事なんて、微塵も分かっていないだろうに、経済通ぶる人が増えるが、この作品では経済の細かい話は一切出てこない。
時代的にはバブルの余韻がまだ残っている時代となっているのもあるだろうが、今、仮に百年の祭りがリニューアルをされて、同じ主人公で展開をされたら、どうなるのだろう?興味は尽きないのだが、取りあえず、簡単なあらすじを紹介しておきいたいと思う。
簡単なあらすじ
自民党の大物ではあったけれども、最後まで総裁選で勝つ事が出来なかった議員の秘書だった児島啓示。仕えていた議員が死亡をした事で、自らが国会議員に留まらず、内閣総理大臣を目指す事になるが、後援会の指示を取り付ける事が出来ずに、徒手空拳で0から戦う事に。
それまで仕えていた議員の息子が地盤をついで、選挙戦で戦う事になるが、今とは違う、中選挙区制によって滑り込みセーフ。この辺り、今の若い人で分からない場合には、東京都の参議院選挙みたいに、複数の当選者が出る。と考えて頂ければ。
無事に当選を果たした事で、政党を立ち上げる事に成功をして、仲間を集めて、次の選挙戦に向けて体勢を整えていく。そして背景としてあるのは、宮沢喜一内閣での小沢になるのですが、、
ここまでにしておきましょう。途中の過程でも駆け引きや懐柔と言った、ダーティーな部分もしっかり描かれている作品となります。最終的な議席数などについても、れいわ新選組を彷彿させてくれる数にはなるかもしれませんね。
熱かったシーン

百年の祭り:人は熱き心でも動く

百年の祭り:残った者は昨日までいなかった

百年の祭り:心に痛みを持つ者の痛みを知る者

百年の祭り:まだ見ぬ日本人の為
面白いから読んでみて
世の中のざっくりですが、7割が自民党を支持していないので、その7割には読んで貰いたい作品だね。
終わり方については、うん?と思える感じではありましたが、まー、この辺りが限界か?とも思える終わり方ではあります。最速で国会議事堂の最高の権力者へと登りつめるには、うん、まー、こうかな?と思える感じはあります。
作品は20年前となっていて、ありがたい事に問題は先送りをされ続けている状態で、この漫画の時代よりも解決や対策を講じないといけない事は多くなりましたが、本質的な部分である、欧米の猿真似を続けている点に変わりはないですね。
本作で掲げられているアジア主義と言うフレーズ自体、おい?玄洋社か?と思えたりするのですが、中身では、かなり際どい表現もされていますね。後援会の会長がドサクサに紛れて苗字を変えましたね。と主人公が詰め寄るシーンがあったりするのですが、要するに在日朝鮮人だったのでしょうね。
今は、そうした事を書きたてて、鬱憤を晴らすかのような表現をしている人が多くなっているのですが、そうしたケースとは一線をかくしており、内容的に生々しさを感じる事が出来る内容でした。
読んでみて損はない作品になっていると思います。
→百年の祭り : 1 (アクションコミックス) Kindle版




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