創部3年目にしてベスト8入りを果たした朝霧学園野球部。しかし、のびのびと野球を楽しんでいるこのチームには、甲子園に行くための決定的な「何か」が足りなかった。ある日、そんな野球部の前に謎の新監督が現われ……!?鬼監督・喜多条を迎え、甲子園を目指す朝霧ナインが、理想と現実のギャップを克服し、高校時代の3年間を完全燃焼する姿を爽やかに描いた傑作!!
熱血野球漫画で、かつ面白いのが『やったろうじゃん!!』
熱血野球漫画の一つですね。良い漫画です。タイムリーに読んでいた訳ではないのですが、人気もあった作品だと思います。
作者の原秀則の野球漫画は他にもあり、『ジャストミート』なんかがそうですが、こちらはギャグが半分以上で、後半の少しの部分だけが熱血的な感じでしたが、こちらは最初から熱血の作品です。
野球部の監督に就任して、大物ピッチャー江崎がすぐに加入をしてくれたお陰で、1年目から甲子園に出場を果たしますが、優勝せずに準決勝前に江崎が肩を壊して終了。
全部で19巻の作品となりますが、ここまでが14巻位となります。残りの5巻は江崎が肩を直してリハビリから復活をする話となっていて、じっくりとリハビリに専念したお陰で、翌年の甲子園では初優勝。作品の中では描かれているのは、そこまでとなりますが、翌年も優勝となり、江崎はプロ野球に。初期のチームのキャプテンの加納は、学校の監督として残った様子などが少し描かれていました。
後半部分に、もう少し別の理由で江崎君が復活して貰いたかったな。と思う部分もあるのですが、きちっと終わっている作品となりますし、2年分で全19巻となっているので、コンパクトにまとまっている作品に仕上がっていると思います。
良くも悪くも最近の漫画は長期化する傾向があり、1年目で50巻突破とかになると、正直まとめ読みするにもしんどい作品となってしまいますが、サクサク読み進める事が出来る構成となっています。
大人気だった訳ではないと思いますので、実際に全巻を読んだ人は、そんなに多くはない作品だと思います。個人的には結構オススメ出来る作品です。
今度、オススメ出来る作品だけをラインナップしたページを作成する予定ですが、その時にはこちらの作品も加えます。
原秀則先生の作品は結構好きで読んでいます。タグで括っているので、良かったら、下のリンクをクリックしてみて下さい♪
→原秀則
読み直してみた!(舞台は埼玉県)
何でだろう?個人的な話、埼玉県民でして、舞台が埼玉県なのに、その事が頭から抜けていました。埼玉県と行っても、野球に今も昔も強いのは基本的には県南と県東となっていて、個人的に馴染みのある県北とかの強豪チームが作中で出てこないのが悔しいから、忘れていたのかもしれません。でも、東武東上線が最寄り駅になりますので、朝霞台とかが舞台の学校になりますので、読み返してみ、ほっこりとしました。
野球やサッカー漫画で舞台が埼玉になっているケースも実は多いのかな?と最近は感じるのですが、作品自体がちょっと古いですかね。漫画家さんとか、都内に住んでいないケースも多く、かつ東京からそこまで遠くない。と言う事で、千葉・神奈川・埼玉に住んでいるケースも実は多いはずなので、舞台にしやすいのかもしれません。
10年ぶり位ですかね?もう覚えていなかったのですが、読み返してみたら、結構終わりにジーン。としましたね。『コーヒー、、、下さい。』
読んだ人だったら、分かりますよね。
やったろじゃん!!番外編も掲載
こちらの作品に特別編が掲載をされていました。ちょっと読んだ時に本編自体の記憶が抜けていたのですが、対戦相手のチーム。と言っても強豪チームとかではなく、こんなチームあったっけ?レベルの話になるのですが、作中に江崎が大活躍をしているのはテレビ越しで登場をしていました。
本編自体のスピンアウトとかでもなく、本当に世界観が同じと言うだけの作品となっていますので、読まなくても大丈夫だと思います。
良かったら読んでね♪
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おまけ
監督が壊してしまったチームの時の話に登場をしているシーンで、本編の主要キャラクターでも何でもありません。
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