安彦良和、最後の新連載!! 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』『天の血脈』など数々の名作を世におくり出してきたレジェンドが、作家生命を懸けて最後に挑む巨編! 今から100年前、大正の日本が選んだ「シベリア出兵」という道の中、ロシアの戦場に立った腕利きの砲兵・乾と、気鋭の新聞記者・巽。戦争のど真ん中を熱く生き抜いた男達の生き様を描く!
虹色のトロツキーを読んだ方が良いかも
山県有朋、田中義一も当然存命となっていて、漫画のジャンルとしては空白地帯となる時代を描いている作品となります。ただし、著者の前作である虹色のトロツキーを読んでおいた方が良いかもしれません。
私も読んでみたい気持ちで一杯なのですが、まだ読んでいない状態で、こちらの作品を読み始めてしまいましたが、流石は安彦先生ですね。絵柄も文句ないですし、テンポも良くサクサクと展開をされていきます。
歴史物の作品になるのですが、そこまで詳しくなくても、何となく分かりますし、あまりこわばる必要もなく、気軽に読み始めて良いと思います。
いかんせん、まだまだ2巻までしか出ていないのですが、何巻まで展開をされていくのか?分からない点も多ければ、総評をする事が出来るまで揃っていない状態いなりますが、歴史的に知らない箇所も多い時代を扱っている作品となりますので、少しずつ勉強をして、また読み直してを繰り返していきたいですね。
安彦先生、最後の連載作品となるみたいなので、見逃さないようにしておきます。先生、死ぬまでには何となくお願いします。
※2021年8月時点で5巻まで単行本が出ています。こちらのページについては、順次更新をしていきます。
シベリア出兵の動画
先日に放送をされた、映像の世紀、デジタルリマスター版でも、ロシアでの革命を機に、日本がシベリア出兵をしている映像がありましたね。興味のある方は、NHKプレミアムなどに加入をして、アーカイブで見て頂ければと思います。
『乾と巽 サバイバル戦記』の下地になっているテーマになりますので、まずはシベリア出兵を知らない方は、こちらを何となくでも全く問題ありませんので、知識として身につけて頂ければとなります。
乾と巽 サバイバル戦記 1巻に登場人物等のリンク
『 乾と巽 サバイバル戦記』では多数の実在人物が登場をしています。それぞれの巻で初登場となっている人物の事が書かれているリンク先であったり、事件などの名称について触れているリンク先を以下にまとめていきます。
真っ先に抑えておきたいのは、『シベリア出兵』ですね。これが全く理解出来ないと、漫画を読んでいても、???となってしまうと思います。何故、日本軍がシベリア出兵を行ったのか?当時のロシアの情勢であったり、国際情勢を、ちょびっとで良いので、理解をしておきましょう。
- シベリア出兵(Wikipedia)
- ⑨ シベリア出兵 (2)出兵から英米の撤兵まで
- 大井成元(Wikipedia)
- 藤井幸槌(Wikipedia)
- ザバイカル・コサック軍(Wikipedia)
- グリゴリー・セミョーノフ(Wikipedia)
- 黒木親慶文書の研究
- 瀬尾栄太郎(Wikipedia)
- 浦潮日報(Wikipedia)
- Sergey Lazo(Wikipedia:英語)
一番下のセルゲイ・ラゾについては、英語版しか現時点では見つかりませんでした。ブラウザで翻訳をして頂ければ、何となくは読めると思います。
乾と巽 サバイバル戦記 2巻に登場人物等のリンク
2巻も怒濤の如く、実在人物が登場をしています。あれ?これ誰だっけ?と言う時に復習などに使って下さい。
- ウラジーミル・レーニン(Wikipedia)
- 山縣有朋(Wikipedia)
- 田中義一(Wikipedia)
- 中島正武(Wikipedia)
- アレクサンドル・コルチャーク(Wikipedia)
- アレクサンドル・コルチャークとロシア内戦「Адмиралъ」
- チェコ軍団(Wikipedia)
※チェコ軍団の箇所には、指揮官ラドラ・ガイダの記述あり。
2巻では、レーニンを始め、世界の大物も登場をしていますが、山県有朋と言った日本の大物も登場をしています。ザバイカルの栄光号については探したのですが、単なる装甲車だったので、どうしても見つける事が出来ませんでした。
乾と巽 サバイバル戦記 3巻に登場人物等のリンク
まずは、単行本3巻の冒頭に登場をしている、ゾロ・トーイ・ログ劇場で開催をされたオペラ、『エフゲニー・オネーギン』の動画がありましたので、そちらの紹介から!
続いては、3巻に登場をしている人物と米騒動のリンクです。
フランスのジャナン将軍に関しての記載ありのサイトについては、以下にまとめておきました。
オペラの動画を入れる事が出来たのが、自分の中では良かった!と思えました。作品への没入感を高める為にも、少し長いのですが、じっくりと聞いてみて下さい。
乾と巽 サバイバル戦記 4巻に登場人物等のリンク
新たに登場をしている実在人物は少ないのですが、出た!大杉栄!と言うのもありますが、ミリオンカ街についてちょっと詳しく調べてみました。まずは人物リンクです。
クラスノシチョコフと言う、あまり知られていないはずの人物にスポットを当てている書籍もあります。詳しくはAmazonへのリンク先を掲載しておきますので、興味のある方は読んでみて下さい。
大杉栄の関連動画
出た!と言う感じでしたが、甘粕にドサクサに紛れて殺害をされてしまった人物になりますが、その甘粕も「大ばくち 身ぐるみ脱いで すってんてん」となりましたね。
ミリオンカ街について調べてみた
4巻の舞台となっている、ミリオンカ街ですが、歴史の闇に消えてしまって、中々情報としても残っていないのかな?と勝手に考えていたのですが、結構残っていましたね。上記リンク先の一番上の記事にも掲載をされている動画になりますが、当時のミリオンカ街と思われる様子が動画として残っています。
ウラジオストクに旅行で行ってしまう。と言うのも、『乾と巽』の舞台を大幅に理解をする為の一つの手かもしれませんね。お金と時間が必要になりますが。
乾と巽 サバイバル戦記 5巻に登場人物等のリンク
5巻は砲台戦闘のシーンと回想シーンなどが半分を占めている為に、新しく登場をしている実在人物の登場はそれほど多くありませんでしたが、作品を読んでいるのであれば、見ておいて貰いたいシーンがいくつかありますので、そちらのリンク先などの情報を紹介したいと思います。まずは、登場人物のリンクです。
植芝盛平については、以前にも登場をしているのですが、その際に紹介をしていなかったので、こちらで改めて紹介をしておきたいと思います。合気道の創始者で、動画もあります。
オルリーク号が登場!
よしぞうさん!使わせて頂きました!どこに収録をされていた写真なのか?ちょっとだけ調べてみたのですが、見当たりませんでした。漫画に登場をしている、オルリーク号と完全に一致。と言う感じですね。
深見圭介、きた!
5巻で初登場となっている人物に深見圭介がいます。これは実在人物ではありません。違うはずです。
安彦良和先生の作品、『虹色のトロツキー』で登場をしている、主人公のウムボルトの父が深見圭介になります。作品については、上部にて紹介をしていますが、そちらは満州が舞台の作品となっています。お勧め作品となりますので、読んだ事がない人は是非とも、読んでみて下さい。
乾と巽―ザバイカル戦記― 6巻
読んだのですが、重要そうな新しいキャラクターとかは出てこないので、6巻については特に無し!と言う事で終わらさせたいと思います。
乾と巽―ザバイカル戦記― 7巻
今作では二名の実在の人物が初登場となりましたので、wikiになりますが、以下リンクを掲載しておきたいと思います。
あとは、21ページ目と22ページ目に書かれていた、イヴァノフカ村の事が書かれていて、本書内でも引用をされている書籍ですが、以下となります。
たか!となりますので、興味がある人は地元の図書館辺りで探してみましょう。
乾と巽―ザバイカル戦記― 8巻
ナジェージダーの事を調べたかったのですが、探してもネット上では見つかりませんでしたね。別の角度で検索をしたら出てくるかもしれませんが、参考文献についても書かれていないので、分かりませんでした。誰か知っている人がいましたら、教えて下さい。
代わりにパタリオンを探したのですが、そうしたタイトルの映画がすでにありまして、そちらしか出てこねー。と言う状態です。やはりネットでは、調べる事に限界がありますので、ちゃんとした書籍で調べていくしかないですね。ただ。映画はテーマ通りになりますので、トレイラー動画をおいて、おきます。
あとは、作中でキーマンとして登場をしている、ラドラ・ガイダになります。
もしかしたら、上にも掲載をして重複をしてしまっているかもしれませんが、この辺りを読んでおくと、今後の単行本についても、あー、なるほど。と繋がっていけるかな?と思いますね。
乾と巽―ザバイカル戦記― 9巻
今回も非常に面白い内容でしたし、乾が死にかけたりと危なかったですね。ただ、今回取り上げる内容となると、ちょっと新しいキャラクターも少ない状況となっていて、書くことはかなり限られているのですが、一人、注目人物が登場をしましたね。
大井成元、加藤恒忠の二人を調べてみたのですが、大井成元に至ってはびびる位に情報量が少ないですね。略歴は恐らくは官報系に掲載をされているのが書かれている程度なのかな?と思いますが、やはり加藤恒忠に注目しておきたいですね。ちょっと前に松山にぶらり旅をしてきまして、それまではそこまで興味がなかった正岡子規について、急速に興味を持つようになってきたのですが、その正岡子規の親戚筋にも当たります。
単行本のラストではついにレーニンが登場!共産主義と言うのを基本的には私自身は良く理解をしていないのですが、ドストエフスキーの小説とかにも出てくるように、当時の革命前のロシアは本当にクソのような政権となっていて、その反動でしょうね。皆がそれなりにハッピーな生活を送れているのであれば、共産党革命なんて起きなかったでしょうからね。
乾と巽(シベリア出兵がテーマ)を読んでみよう♪
今後、登場をしている人物のちょっとした解説など、こちらのページについては補強をしていきたいと思います。まだ連載自体が継続をしている作品になりますので、タイミングとしては終わった時に補強をイメージしていますね。面白い作品で、単行本の販売をいつも待っている感じですね。
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