少年がつくったゆきだるまに命がやどり、二人はいっしょに楽しいときをすごします。夜空に飛びだし、美しい風景を心ゆくまで味わう一夜の出来事。アニメにもなったレイモンド・ブリッグズの名作が、新装版で登場です。文字のない絵本が、ゆたかな余韻をお届けします。
動画と比較をすると面白いかも
絵本と言う形ですが、元々はもっとあった絵本だったんでしょう?それがアニメーション映画になったのかな?と思うのですが、違うのでしょうか?個人的には現代的にドツボ世代となっていまして、子供の頃に、毎年必ず見させられた(子供の頃にアメリカに住んでいた関係)作品となります。でも、もう何年ぶりでしょう?分からない位に久しぶりにみましたね。
スノーマンが子供と一緒に空を飛んでいるシーンのみは覚えているのですが、家の中に入って、こんなに動き回っていたとは覚えていませんでした。
絵本になりますし、文字がありませんので、読むと言うか、見る分であれば、丁寧に絵柄のタッチなどの細かい所を見ないのであれば、2分位で終わるとおもいます。
それでは流石に勿体ないので、せっかくですから、動画と比較をしてみると面白いと思います。
今作はあくまでも新装版になりますので、作者のレイモンド・ブリッグズの元の作品からは、大分剥がされている部分も多いと思います。かと言って、アニメーション映画については、プラスをされている部分も多いのではないか?と結局の所、元となる原本を当たっていませんので、真偽については分からない部分もあるのですが、アニメーション映画には登場をしているけれど、絵本の中ではないシーンが目白押しとなります。
特に衝撃だったのは、冒頭部分ですね。雪が積もって大喜びの少年が外に出て早速雪玉を作るのですが、自分の家の窓に向かってぶん投げて、母ちゃん激怒。そりゃそうだろうよ。となるのですが、そうしたシーンは絵本の教育として良くないのか?そんなシーンありません。と言う形で雪だるまを作るシーンからとなっていました。
それ以外にも、アニメーション映画の中ではバイクで二人で乗っているのですが、こちらの絵本では車になっていますね。カットとかではなく、差し替えられています。アニメーション映画自体も、何度も作り直されている形になると思いますので、どれが正解か?と言われたら、全て正解で良いのではないでしょうか?
一番、夢のあるシーンは何と言っても、二人で空を飛びながら、あちこちを回るシーンになると思います。この時に優しい曲が流れるんですよね。
その他、絵本の中ではバッサリとカットをされている、ハッピーなシーンがあるのですが、その辺りはページ数の関係でカットをされたのだと思います。と言う事で、結論としてはアニメーション映画で見れば良いかもしれませんね。
コメントを残す