宇宙世紀105年、秘密結社マフティーは腐敗した地球連邦政府に対して、粛清を宣言する。
次々と政府高官を粛清していくマフティー、そのリーダーであるマフティー・ナビーユ・エリンは、
かつてシャアの反乱で想い人クェスをその手に掛けた、ブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノアなのであった――。
富野由悠季著「ベルトーチカ・チルドレン」の続編として執筆された「閃光のハサウェイ」を漫画版ベルトーチカに続いてさびしうろあきがコミカライズ。
閃光のハサウェイのコミカライズ版
二度の公開延期となった映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ですが、本来は2019年末に公開予定だったのが、ずれ込んで2020年春予定がコロナで延期。さらにコロナで延期。と言う事で実質的には三度目の延期でしょう?これ?となりますが、コミカライズ版も出してくれているのが救いでしたね。
逆に、これまでコミカライズすらされていなかったのか?と考えさせられましたね。
まだまだ、これからの作品となりますが、主要となる登場人物自体は出揃ったのかな?と思います。と言いましても、小説版の『閃光のハサウェイ』を読んでから20年以上が経過をしているので、もうあんまり覚えていないんですけどね。
それをコミックと言う形で、多少のオリジナル要素なども入り込んでくるのかな?とは思いますが、そこも含めて楽しみながら読んでいけたらと思います。
著者は『逆襲のシャア ベルトーチカーチルドレン』の作品も描いた方になりますが、個人的にはそちらの作品は未読となっています。
ガンダム要素で言えば、逆襲のシャアと閃光のハサウェイのハサウェイを繋ぐ作品としては、『虹にのれなかった男』があります。正確には、ハサウェイへの繋ぎではなく、ユニコーンへの繋ぎの作品となっているのですが、味方を殺してしまったハサウェイが何故、無罪となったのか?そうした点がブライトのこれまでの体験を通じて明らかになる作品となります。
あまり知っている人がいない、ちょっと隠れている作品となりますので、閃光のハサウェイで久しぶりにガンダムに帰ってきた方は、読んでみてはいかがでしょうか?
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