伝説の勇者の婚活

伝説の勇者の婚活
伝説の勇者の婚活

魔王を倒し世界に平和をもたらした勇者・ユーリだが、どこか浮かない表情…。不器用で真面目過ぎる英雄は、願った。「愛すべき人に出会いたい」──。肩書ではなく本当の自分と愛を分かち合える、そんな運命の女性を求めて新たなる冒険が幕を開ける!!

ほっこりとする良い作品

『1/11 じゅういちぶんのいち』が代表作となる、中村尚儁先生の別系統の作品ですね。他の作品としては、連載順としては逆になってしまっていますが、『蒼のアインツ』があります。もうすでに電子書籍で読み終わっており、感想文も以下に掲載をしておきますので、良かったら、読んでやって下さい。

基本的には、『1/11 じゅういちぶんのいち』もですが、今回紹介をしている作品となる『伝説の勇者の婚活』のついても、当時はジャンプSQを定期購読をしていたので、完璧に記憶に残っている事はないにせよ、大まかな流れとラストについても記憶にありましたが、改めて読み直してみると、ほっこりとして面白い作品だな。と思いました。

ちょっと嫌な目線で言えば、いくら生まれた時から勇者として父親に何かあった際には、自分が勇者として旅立たなければならない。と言う設定があったにせよ、世間知らず過ぎるのが、設定として微妙ですかね。冒頭の部分で魔王を倒して、平和になり、一緒に旅をしてきた、僧侶と戦士が結婚をする事になり、自分も結婚をしたい。と言う事から作品としては始まります。

でも、相手が勇者と言う事で、勇者としての肩書を知らないで自分を好きになってくれる人を探す為の婚活ストーリーとなるのですが、服装が派手過ぎたり、場の空気を読めない。アスペルガーみたいな雰囲気となっているのですが、魔王を倒す為の旅の途中で、色々な町によってきたり、色々な人と話をしてきたので、当たり前の服装と言うのも理解をするチャンスはいくらでもあったでしょうし、それこそ、普通の町の人が会えない王様や偉い人達と会う機会も多かったでしょうから、ドレスコードについても、一般的なものを理解するチャンスはふんだんにあっただろうに、何故そうなった?と言うのはありました。

この辺りを修正してしまうと、作品として成り立たなくなってしまうので、仕方がない部分もあると思いますが、驚いたのは以下です。

ラストの展開は別バージョンがあった!

連載でしか読んでいなかったので、単行本でしか掲載をされていないのかな?と言う話ですが、早い話としては、残念ながら、打ち切り作品となっています。その為、ラストの展開としてもう一つのパターンが用意をされていた。と言うのを単行本の最後で書かれていたのですが、え?と思いましたね。

個人的には、このラストで良かったと思いますし、作者の中村尚儁先生も、このラストで良かった。と書かれているので、あぶねーあぶねー。と思える所でしたが、そうしたラストの展開も用意をされていたんですね。と言う驚きがありました。

『伝説の勇者の婚活』がオススメな対象年齢や性別

年齢、性別を問わずですね。過激な描写などは一切ない作品となります。中村尚儁先生の作品の個人的な特長と思えるのが、主要キャラクターに嫌な奴が出てこない。と言うのがあると思います。『1/11 じゅういちぶんのいち』も、まだ単行本で読み直していないのですが、記憶の限りでは嫌な奴は出てこなかった記憶がありますし、『蒼のアインツ』にも嫌な奴は登場をしませんでした。

悪く言えば、その分、漫画特有の毒がないので、その辺りを求めている人にはやや不向きな作品となっているかもしれませんが、子供も満足、大人もほっこりとした読後感を味わう事が出来て満足となっていて、間口の広い作品になっていると思います。最強は漫画を読む人口も減少をしてしまっているので、間口の広い作品よりも、エッジの効いた作品の方が売れやすい傾向がるのかもしれませんが、本来的に、多くの人が楽しめる作品って、こうしたテイストの作品だよね。と個人的には思っています。中村尚儁先生には引き続き、頑張って貰いたいです。

伝説の勇者の婚活を読んでみよう♪

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