三国志(横山光輝)

横山光輝特集

横山光輝特集

今から約1800年前、中国・後漢時代末、黄巾の乱と朝廷内の争いによって、漢王朝は滅びようとしていた。乱れた世を正し、人々の苦しみを救おうと、玄徳・関羽・張飛の三人は、桃園で義兄弟の契りを結び立ち上がった。巨匠・横山光輝の熱筆によって新たな生命を吹き込まれた英雄たちが、悠久の大地を舞台に繰り広げる壮大な歴史ドラマ、ここに開幕!

三国志漫画の定番にして金字塔

三国志漫画の中でもド定番と言えばやはり、横山光輝の三国志でしょうね。原作は吉川英治の『三国志』が元になっていますが、横山光輝の独自の解釈が織り交ぜられているみたいです。吉川英治の『三国志』の方を読んでいないので、良く分かりません。

今でこそ、こち亀も100巻をとっくに越えていますし、60巻を越える漫画と言うのも珍しくはないのですが、このコミックが発売されていた当時は、多くの漫画がサクッと終わっていた時代で、長くても30巻前後。と言うが一般的だったと記憶をしていますので、子供の頃は60巻って凄いな!と無茶苦茶驚いた記憶があります。今では文庫版タイプなど色々と再販をされているので、タイプによって巻数は変動をします。

さて、知らなかったのですが、横山光輝の三国志は三国志を題材にした漫画のパイオニア的な存在だったみたいです。確かに言われてみれば、これ以前の物と思われる漫画で三国志を題材にした漫画は記憶にないですね。

競馬の世界ではダービースタリオンがきっかけで競馬好きが増えた。と言われていて、武豊よりも競馬を有名にした男として、ダービースタリオンのプロデューサーの園部さんが言われていますが、三国志はやっぱり横山光輝先生が三国志業界に一番影響を与えたのではないでしょうか。

内容としては劉備が主人公で構成をされていて、蜀の滅亡までが描かれている作品となります。この蜀の滅亡までが扱われている。と言う点も、他の三国志漫画と比較をして、珍しいのかもしれません。

どの三国志から三国志の世界に入ったのか?と言うが大事な点になると思います。最近の歴女とか呼ばれている人達は周瑜と趙雲がイケメンじゃないと気がすまないと思います。確かに周瑜は「美周郎」と呼ばれていたので当時のイケメンだったのでしょうが、趙雲って私の中ではこの横山光輝の三国志が土台になっているので、ドカベン山田太郎的なイメージです。

全巻セットでの購入を考えている人の為の金額の目安ですが、アマゾンでは中古では概ね1万円を下回るラインとなっています。新品で購入をすると2万円を超える相場となっていますが、中古は新品相場の半額程度ですね。ちなみに見た商品名としては『三国志全30巻漫画文庫』となります。

ちなみにテレビ東京が昔、『横山光輝 三国志』をアニメ化しましたが、終わりのマークが付く事なく、打ち切られました。ある日突然、何だか知らんけど、筋肉番組に切り替わって、また次の週ではアニメに戻り、また筋肉番組で、そのまま筋肉番組に変わってしまいました。滅茶苦茶かっこよかったんですけどね。

下にYOUTUBEの『横山光輝 三国志』のオープニングを掲載しておきますが、切れてしまっていたら、『横山光輝 三国志』で検索をしてみて下さい。

人形劇 三国志 テーマ曲 “Sangokushi (Romance of the Three Kingdoms)”

横山光輝の三国志のOPとかは問題があったみたいなので、代わりに人形劇三国志の動画を置いておきます。

三国志(横山光輝)を読んでみよう(^^♪

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