
女子高生に殺されたい
古屋兎丸画業20周年記念作品!
女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人。彼の標的は1年3組の美少女・佐々木真帆(16歳)。
彼女による“理想的な殺され方”の実現のため、密かに綿密に計画を練るのだった…!鬼才・古屋兎丸、待望の最新作は「リアルな心理描写」×「緻密に練られたプロット」で紡ぐ異常なる犯罪計画!
綺麗にまとまって終了
全部で2巻までしか出ていない作品となりますので、長期連載をしている作品のように、ここからここまでの巻数が何々編とか、そうした説明をする事が出来ないのですが、ある程度のボリュームの短編小説のように、綺麗にまとまって終了となります。
主人公は教師で合っているのかな?登場人物がそこまで多くはない作品となっているので、一人一人がそれなりのボリュームで登場をしますし、主人公。と言うルックスではないので、読み終わった後にも主人公感が特になかったのですが、主人公は教師で良いでしょう。
その主人公教師がオートアサシノフィリアと言う精神疾患を患っている設定になるのですが、聞き慣れない単語だと思いますが、自分が殺される事を想像する事で性的興奮をする。と言う困った性癖になります。
と言う事で、女子高生に殺されたい。なんてキャッチーなタイトルの作品になるのですが、そのまんまですね。オートアサシノフィリアと言う事ですが、対象としては細い綺麗な女子高生に殺されたい。と言う願望を持っている困った教師の話です。
こう書くと、エロいシーンがあるのかな?と思ってしまう人もいるかもしれませんが、そうしたシーンはありません。
結末やいかに?
最終回のネタバレ情報とかについては、作品によっては書いてしまう事もあったりするのですが、今回は無しの方向性で自分の中では締めたいと思います。
大長編の作品でもないですし、最近の作品となりますので、電子書籍でも普通に読む事が出来るようになっていますので、最終回が気になっている方はサクッと読んでしまって下さい。
主人公の男性教師の詰めの甘さにちょっとガッカリでしたね。10点満点で、同じ作者の作品、帝一の国が満点なのに対して、こちらの作品の個人的な満足度としては7.5位になります。
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