1. はじめに
今回はちょっと辛口で書籍の感想を記載をさせて頂きますが、全部新刊で自腹で購入をしたので、文句は言わせない!ぐらいの気概をもって、えぐるような書き方をしていきたいと思います。もしも著者の方が文句があったら、、、行き過ぎだったり、私の誤読であれば謝罪をしますが、そうではなかったら、特に何も返さないぞ!と言う意気込みですね。一冊、古!となっている本がありますが、残りの2冊は注目の書籍で気になっている人も多いと思いますのでズバッと書いてしまいましょうね。
2. 各書籍の感想
① AIのド素人ですが、10年後も仕事とお金に困らない方法を教えて下さい! 最悪の未来でも自分だけが助かる本
●目次
イントロダクション すぐそこにある「ヤバイ時代」に適応する人・しない人
第1章 本当になんでも・誰でも使えちゃうAIのすごさ
第2章 あなたの職を奪うのは「AIが使えるようになった」普通の人
第3章 未経験60代でも3週間で7万円稼げた「AI副業」のおいしさ
第4章 8か月で求人が33倍! 「AI人材」への最短ロードマップ
第5章 ド素人でも驚くべき成果を出せる「ChatGPT」の5大要点
第6章 AI時代こそ「人間力」を高めるべきシンプルな理由
- 感想 本当にド素人向けの内容となっていて、とっくに自動生成AIで遊んでいる私には、え?今更?と言う感じではありました。本当にAIに触れた事がない人向けで興味がる人向けで、かつ本を読み慣れていない人向けとなります。
各章ごとに漫画の導入部分から活字の文章に入っていく形となりますので、これなら本を普段読まない人でも読めるのかな?と思いますが、二つ自分の中で、??となるのがありますね。
私個人は自営業と言う形で、今回のこのページの構成についても、AIを利用しています。ただ、自営なので、本当に職種としてプロンプトエンジニアなんて職種があるのか?どうかが自分の中では分からない。となりますね。プロンプトに関しては、慣れもありますが、結局は論理的に物事を詰め込んでいき、AIはこうしたジャンルは得意で、こうした質問をした方が良い。と言うのを理解できる人が使いこなしていける。と思いますね。
あとは、Amazonさんで購入をしたのですが、それ以前に著者の木内翔大さんがTwitterの広告でセミナーを募集しまくっていたんですよね。どうにもセミナーには良いイメージがなくて、別に悪い事では全くありませんが、書籍の売上をアップさせる為にセミナーの広告をバンバン打っていたのかな?と言うのと、こちらも悪い事ではありませんが、セミナー・知名度アップの為の一環の一つの書籍かな?と言う印象を受けました。
どうだ?えげつない部分をつくだろう?次はもっと過激だぜ! - AIのド素人ですが、10年後も仕事とお金に困らない方法を教えて下さい! 最悪の未来でも自分だけが助かる本[Amazon]
②2ヶ月で月30万円を実現する 超初心者でも稼げるAI活用法
【目次】
序章:未経験者でもOK! AIで稼ぐための基礎講座
第1章:たった1時間でオリジナルLINEスタンプ完成&初収入ゲット
第2章:稼ぎ続ける土台=アカウントをAIで作る
第3章:AI生成コンテンツでSNS投稿を量産する
第4章:AIで継続的なSNS運営モデルを構築する
第5章:超初心者でも月30万円稼ぐマネタイズ戦略
第6章:AI時代を生き抜くための10箇条
巻末企画:AIで収益を爆増させる20ジャンル
- 感想 まず、タイトル通りになる事は基本的には無理です。結果としては提示をされている方法のどれか一つかせいぜい多くても三つに注力をしていけば、あるいは?と思えるのですが、これ書かれている事を全部やるとしたら、一日中時間がある人ではないと、まず無理ですね。
私も書籍を片手にラインスタンプを作成する所までは行きました。リール動画の作成やYouTubeのショート動画。と言う、不得手であるジャンルにもチャレンジをしたのですが、どうにもすでに、あべむつきさんの動画を見た人向けなのかな?
インスタグラムのリール動画の作成でアフィリエイトリンクが掲載可能となっていたのですが、どうやるの?そこが全く書かれていない。そしてせっかくなので、一部引用をさせて頂いておりますので、使わせて頂こうかな?と思いますが、
第2章:稼ぎ続ける土台=アカウントをAIで作る
第3章:AI生成コンテンツでSNS投稿を量産する
この部分に全てが集約をされています。そして当たり前ですが、一日二日。なんでしたら一週間程度でフォロワーが爆発的に増やせる方法をプロンプトに入力をしても、自動生成AIに聞いてトライをしても、中々上手くは行かないです。
あと、凄く大事な点。占い・スピリチュアル系を本書内でプッシュをされています。私自身も理由については、理解できます。 - 副業で始めたAI占い「もちろん心を込めて鑑定しています」なんてウソ!実在しない占い師をかたったら詐欺になる?【弁護士が解説】
と言う事で気を付ける必要は多いにあります。上記の記事の重要な箇所を下に掲載をしておきます。 - 2ヶ月で月30万円を実現する 超初心者でも稼げるAI活用法 [Amazon]
ー占いサイトが詐欺認定されることはあるのでしょうか Aさんがどのようにして集客をおこなっていたかがポイントです。今回の場合、AIで鑑定をしているにも関わらず、それを隠してあたかも実際の占い師が個人的に鑑定しているかのように装っていたとしたら、詐欺認定されるリスクが高まります。 利用者からすれば、占い師による鑑定だと信じてお金を支払ったにもかかわらず、実際にはAIによる鑑定だったと知れば、騙されたと感じる人もいるでしょう。 もし占いサイトが詐欺と認定された場合、Aさんは刑事責任を問われるかもしれません。
③ 沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—アップデート・エディション
【あらすじ】
ヒロイン・松岡めぐみの父親が経営するオーダー家具の販売会社「マツオカ」。
そのWebサイトは、ある理由から検索結果の表示順位が急激に低下する。
マツオカの売り上げが激減し経営危機に瀕したとき、めぐみの前に謎のWebマーケッター「ボーン・片桐」が現れる。〈こんな方にオススメ! 〉
・Webマーケティングを初歩から学んでみたい方
・WebサービスやECサイトの成果が上がらず悩んでいる方
・Webサイトを通じて商品の「価値」を正しく届けたい方〈ストーリー 目次〉
EPISODE 01 夜明けのSEOペナルティ解除
EPISODE 02 偽りと本質のWebデザイン
EPISODE 03 Webライティングは二度輝く
EPISODE 04 逆襲のSWOT分析
EPISODE 05 コンテンツSEOの誘惑 ほか〈解説記事 目次〉
○現在のSEOの潮流を押さえる
○ガイドラインを順守したサイトづくり
○人工リンクの「手動による対策」の解除
○Webデザインの本質は“言葉”
○セールスレターで気持ちに訴えかける!
○マイナスをプラスに転換する!
○人間心理に響くコンテンツを作れ! ほか
- 感想 古い!だから、SEOの部分では、あまり役立たないかもしれませんし、同じ事を意味として書いている書籍なら、いくらでもあるのかな?と思いますが、漫画仕立て。と言う程ではなく、あくまでもWeb仕立てとなっているので、本の厚みはあるのですが、ストーリー性もあり、気が付いたらあっと言う間に読み終えてしまった書籍になります。
随分前から知っていた書籍になるのですが、本屋で見る度に本の分厚さ。そして当時はそこまで読書をしていなかったので、仕事向けの書籍として読書をしていた程度になりますので、どうせならもっとライトにコンパクトに収まっている作品。。なんてやっていないで、もっと早くに読んでおけば良かった!と読み終えて思いましたね。
少し怖い事を書きますが、読み手が人間である事は変わりません。でも、記事を読む世代によって、どんな内容を好むか?その辺りに違いはあると思いますし、年代や性別も関係なく、求めている記事。と言うのも違いがあります。私自身は少し人とずれているのは認識をしています。
例えば、少し踏み込んだ例を挙げますが、回遊率と言う指標。普通はどのサイトの担当者も高い方が良いと思うはずです。でも、ライティングのノウハウ解説本を読むと結論を先に書け。とあります。本当に納得できる結論がズバン!と書かれていたら、私でしたら即離脱をします。その為、本当に完璧な回答を最初に持ってきた記事やサイトであれば、回遊率は下がるはずなんじゃないの?と考えてしまうのですよ。
答えを聞いても、理解を出来ない人がその答えの理由となる原因を読む。とか、答えを書いたライターの敗北?あるいは、読み手が余程好奇心が旺盛なのか?読み手が納得できない回答なのか?どれかになりますよね?違うの?
ちょっと、『2ヶ月で月30万円を実現する 超初心者でも稼げるAI活用法』の画像を再度見て頂きたいのですが、『リール・ショート・通常動画の切り口23選』と言う画像があり、全てではないかもしれませんが、本書で言えば、メジャー感。と言うやつなんですよね。
根本的にSEO対策と言う観点で出版をされている本ではありますが、コンテンツとは、つまる所なにか?と言うのを教えてくれる名著ですね。読んでいない方は読んでみて下さい。ストーリー自体がぶっとんでいて、笑いもあります。 - 沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—アップデート・エディション [Amazon]
3. 総括
今回取り上げた3冊の書籍、それぞれに感じた良さもあれば、「うーん」と首を傾げた部分も正直ありました。ただ、一貫して言えるのは、「使える部分はしっかり拾おう」という姿勢で向き合えば、それなりに得るものがあるということです。
特に、AIやマーケティングといったスピード感が命の分野では、情報の古さや手法の再現性といった課題がどうしても出てきます。だからこそ、本を鵜呑みにするのではなく、必要な部分を自分で選び取る力が重要。これ、どのジャンルでも同じですよね。
今回私が感じたのは、「本を読む」だけでなく、「読み解いて活かす」という行動に移してこそ、本の価値が決まるということ。3冊それぞれ違う視点から学びを提供してくれるので、手に取る人がそれをどう料理するかで活用度合いが変わると思います。
まあ、あえて毒を吐きましたが、それも含めて楽しんでもらえたら嬉しいです。それでは皆さん、気になる本があればぜひ自分の目で確かめてみてください。最後にひと言:知識は自分の武器になる。どう使うかは自分次第!
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