いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン

ビットコインの画像

内容紹介

ビットコイン、ブロックチェーン、フィンテックの「?」に答えます。

▶ビットコインはどうやって手に入れるの?
▶投資対象としてはどうなの?
▶コピーや改ざんされる心配はないの?
▶ブロックチェーンってどんな技術?
▶フィンテックが実現する未来とは?
▶次はどんなサービスが登場する?

これでわからなければ、ごめんなさい!
基本の仕組みの解説から最新トピックまでを体系的に解説。
数あるビットコインやブロックチェーンの解説書の中でも、一番わかりやすい入門書です。

ビットコイン・ブームが起きています。
2017年2月時点でビットコインの時価総額は169億ドル。57億ドルだった1年前の約3倍にまで膨らんでいます。
また、ビットコインのユーザー数も、2017年2月時点で1186万人と、580万人だった前年のおよそ倍と、拡大の一途をたどっています。

このように世界中から熱い視線が注がれているビットコインですが、はたしてそれがどんなものなのか、よくわからないという人が多いのが現状です。
ビットコインは仮想通貨(バーチャルカレンシー)といわれますが、バーチャルなだけに、
手に取って触ることができないため、それがどんなものか、意外と知られていないようです。

ビットコインは、ブロックチェーンという新技術によって生まれた「仮想通貨」であり、
0と1で表される「デジタル通貨」であり、高度な暗号セキュリティに守られた「暗号通貨」であり、
特定の国に属さない「国際通貨」であり、分散型ネットワークに支えられた「民主的な通貨」でもあるという、きわめて複雑な特徴を持っています。

しかし一方で、使い方はごく簡単。専用アプリを使えば、すぐに始めることができます。
そして実際に使ってみれば、直感的に「ああ、こういうことか」とわかるはずです。

本書は、デジタル時代に新しく生まれたビットコインと、それを支えるブロックチェーン、
さらに大きなフィンテック(フィナンシャルテクノロジーの略)の広がりについて、みなさんに身近に感じてもらうことを目的に書かれました。
そのため、三つの同心円の内側(ビットコイン)から外側(フィンテック)に向けて、順番に解説していきます。
著者について
大塚雄介 おおつかゆうすけ

コインチェック株式会社共同創業者兼COO(最高執行責任者)
1980年群馬県生まれ。早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。リクルートから分社独立した株式会社ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を経験の後、レジュプレス株式会社創業(2017年4月よりコインチェック株式会社に社名変更)。現在、取締役COOを務める。日本最大規模の仮想通貨交換取引所 Coincheckならびに、ビットコイン決済サービス coincheck payment を運営。

講演実績:日本銀行リテール決済カンファレンス「仮想通貨による国際送金」、日本金融通信社、東海東京調査センター、WIRED Business Bootcampなど。

寄稿実績:週刊金融財政事情、Forbes、WIREDなど。その他、ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)出演など、各メディアにて紹介多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大塚/雄介
コインチェック株式会社共同創業者兼COO(最高執行責任者)。1980年群馬県生まれ。早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。リクルートから分社独立した株式会社ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を経験の後、レジュプレス株式会社創業(2017年4月よりコインチェック株式会社に社名変更)。現在、取締役COOを務める。日本最大規模の仮想通貨交換取引所Coincheckならびに、ビットコイン決済サービスcoincheck paymentを運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

読んだ感想

ビットコインって何だろう?と言う人には適している入門書になると思います。個人的にはすでにビットコインを少額ではありますが保有をしている立場になります。その人の立場にもよると思いますが、仮想通貨全てが胡散臭い。と言う人であれば、そもそもこの本に興味を持つ事もなければ、こちらのページも見ていないと思いますが、立場としては私はビットコインには価値がある。と思っている派です。

個人的ビットコインに価値があると思っている理由
  • 実際に使える店舗がある
  • 実際に取引をする事が出来る取引所がある

この2点を上げる事が出来るのですが、本書の中では信用と言う単語でまとめられていますね。

極端な話、金やダイヤモンドと同じですかね。良く通貨として国家のバックグランドががないから。と言う事でビットコインを批判している人がいますが、紙幣価値であったり、経済の原理と言うのを全く理解をしていない人なんだろう。と言う感想を持つ位ですかね。買うと言う人がいる時点でそれには価値があるんですよね。

それは置いておいて、本書ではビットコインを含む、仮想通貨については半分以上。残りをブロックチェーンの解説。そしてフィンテックについて解説をしてくれています。個人的にはビットコインの将来性と言う点については、全面的に賛成までするつもりはなく、投資の面が大きい事は否定を出来ないですし、その辺りは著者も同じ考えですね。

それよりもブロックチェーンについて、個人的には知りたくて本書を購入しました。それとフィンテックについて解説もあったのが良かったですね。フィンテックについては、最近良く目にする機会が多くなっていたのですが、さっぱり意味を知りませんでしたので、良いきっかけになりました。

読んだ感想としては、充分に理解をする事が出来る平易な書かれ方をしているのですが、ブロックチェーンについては、このシステムによって、将来的にはこうしたサービスや使われ方をされるかもしれない。と言う、ある種の夢が書かれていないのが残念でしたね。技術的な事については分かったのですが、これが他に何に利用をする事が出来るのか?と言うサンプルを知りたくて、本書を購入させて頂いたので、その点が消化不良でした。

フィンテックについては、一言、全く夢がない話ですね。ただ単にシステムを作るのに効率化をされて、それによって原価を抑える事が出来て、必要としている人には、少しだけ世の中が便利になる。と言う事で、何か新しい物が出来るような物は特にないです。大手の金融機関で取り入れれば良い話なのですが、本書でも書かれているように、それをしてしまうと、売上が会社としてトータル的に下がってしまい、自分達の仕事を結果として奪うから、取り入れる事には消極的。と言う形で、良くある話ですね。仕事の為の仕事を守る事が大手になりますので、批判とかそうした事ではなく、そもそもユーザーなんて見ていないので、そうなるよね。と言う話です。

仮想通貨については、三菱UFJが取り組んでいる。と言う話が少し前から出ていて、ついにそのベールが脱がれた訳ですが、これは仮想通貨ではない。と言う、結果になり、さすが三菱UFJ。と言う感じでしたね。現状の電子マネーと全く同じ物にしか見えないのですが、強いて言えばPASMOなどは入金額に上限があるのですが、その辺りの上限額が上になり、高額の物を購入する際に、現金を持ち歩かなくては良いね。と言う話であって、ビットコインが世界で普及をする事で、銀行口座を持てない人も、市場に参加をするチャンスを得て、それによって市場規模が爆発的に増えていき、市場が別の物になる可能性を秘めているのに対して、三菱の自称仮想通貨は、世の中を何一つ変えるイメージが湧かないですね。

ビットコインの始め方

お金はあるけれども、年齢的にインターネットに慣れていない高齢者層から著者である大塚さんの会社となるコインチェック株式会社に電話が掛かって来る事があり、興味があるから資料を送ってくれ。と言う問い合わせが割と頻繫にあるみたいです。

何と言うか、そう言う人は色々と迷惑なので止めた方が良いと個人的には思いますかね。インターネットのベンチャー企業から見たら、電話対応自体が基本的には迷惑ですし、今時資料をわざわざ紙媒体で発行をする事も稀ですし、営業マンが在籍をしていて、バリバリと富裕層相手に営業をかける事もありません。少なくても現時点でのビットコイン販売所と言うのは、昔の株屋ではないんですよね。その辺りの認識が高齢者総には分かっていないみたいで、ビットコインの取引がしたければ、勝手に口座を開設して、勝手に取引をしてくれ。と言う話で、電話で買い時や売り時のアドバイスだってやっていません。

買ってやるから、後は適当に全部そっちでやれ。と言う人には、少なくても現時点では向いていない感じです。

個人的にはビットコインについては、2つの口座で保有をしていますが、たまたま本書の著者の大塚さんがやっている会社のコインチェック株式会社と、テレビでCMもやっていたビットフライヤーになります。

どちらもパスポートとマイナンバーがあれば、超簡単に口座開設可能となります。カメラが付いているパソコンを使っていれば、書類提出を完了する事が出来て、後は住所に確かに本人が住んでいるかのハガキを受け取れば、取引可能となります。これが出来ないのであれば、残念ですが、昔ながらの株屋に高い手数料を払いながら、旧来の投資をするしかないのかな?と思います。

ビットコインが買える取引所

コインチェック

本書の大塚さんが在籍をしている会社になります。本書の中でも、口座開設方法を画像付きで紹介をされています。クレジットカード決済でビットコインの購入が可能となっている点が気に入り、私自身もこちらで最初の口座開設をしました。ただし、クレジットカード決済の際には手数料が発生をしますので、値動きをしていない時点では、購入直後はマイナスから始まります。

その他、電気料金の支払いをコインチェックで行う事でビットコインを受け取る事が出来るサービスが提供をされています。ビットコインでぼろ儲けを狙う。と言う事以外にも、長い目で見れば、かなりポイントも付きますので、この辺りのは良いと思います。

私の場合には、集合住宅に住んでおり、管理組合の関係で勝手に電力会社を変更する事が出来ませんので、そうした電気支払いプランを活用する事が出来ないのですが、確実に特になりますので、電気会社を変更をする事が出来る人であれば、活用をした方が良いと思います。毎月会社によって多少の違いはあるのですが、4%以上のポイント受け取りが可能となりますので、年間を通すと、結構なポイントになりますし、それこそ、今の時点では生きている限りは電気は使いますし、ビットコインも、まだまだこれからになりますので、数年後にはポイントに加えてビットコインの値上がり次第では、かなりの金額になっているかもしれませんね。

コインチェックの公式サイトはこちら

ビットフライヤー

テレビCMに出ていた会社がビットフライヤーになります。個人的にはフェイスブックアカウントを所有していたので、こちらも簡単に口座開設をする事が出来ました。こちらは一部の売上の受け取りに利用をしていて、特に入金をしてビットコインの購入をしたりとかはしていません。

溜まったビットコインを売却して、アルトコインに変えてみたりと、コインチェックよりも少額の残高になりますので、色々とチャレンジをしている口座になります。

ビットフライヤーの公式サイトはこちら

BookLiveで読めます!

こちらの作品はBookLiveと言う電子書籍サイトで読む事が可能です。初回入会の際に、半額クーポンを貰えたりします。また電子書籍に慣れていない人でも入会前に試し読み機能を使う事は可能となりますので、取り合えず、サクッと自分にマッチをしているかどうかを試してみるのが良いと思います。

Bookliveは便利だね

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