商品の説明
予測不能な指導者、戦争の危機、
奇妙な世界同時バブル――私たちの運命は。グローバル化への反動として、多くの問題が噴出する私たちの社会。
先進国の中でこそポピュリズムが台頭するのはなぜか。
行き詰まる民主主義の再活性化には何が必要か。
崩壊が進む資本主義に取って代わるものはありうるのか。
排外主義の高まりとどう向き合えばよいのか――。
世界最高の知性たちが、今起きていること、これから起きることを鮮やかに読み解く。【1】 『世界の未来』 エマニュエル・トッド
●私たちはどこに行くのか
はじめに「核家族」と「民主主義」があった/英米で再登場し、欧州大陸で消える民主主義/民主主義の土台を崩す高等教育/家族の形と民主主義の形/民主主義は普遍的ではない/「場所の記憶」という視点/大国であることをあきらめた日本/子供を増やしたければ、もっとルーズに/中国が直面する人口動態の危機/私と日本との関係【2】 『民主主義の希望』 ピエール・ロザンヴァロン
●ポピュリズムと21世紀の民主主義
●政治に思いを届けるには
●投票日以外も主権者であれ【3】 『資本主義の限界』 ヴォルフガング・シュトレーク
●グローバリゼーションと国際国家システムの危機
●資本主義社会の敗者に目を向けよ【4】 『分断の克服』 ジェームズ・ホリフィールド
●移民政策に失敗した国は、21世紀の負け組になる
内容(「BOOK」データベースより)
グローバル化への反動として、多くの問題が噴出する私たちの社会。先進国の中でこそポピュリズムが台頭するのはなぜか。行き詰まる民主主義の再活性化には何が必要か。崩壊が進む資本主義に取って代わるものはありうるのか。排外主義の高まりとどう向き合えばよいのか―。世界最高の知性たちが、今起きていること、これから起きることを鮮やかに読み解く。著者について
●エマニュエル・トッド
1951年フランス生まれ。歴史家、文化人類学者、人口学者。家族制度や識字率、出生率に基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、米国の金融危機、アラブの春、英国EU離脱などを予言。●ピエール・ロザンヴァロン
1948年フランス生まれ。仏民主労働総同盟の経済顧問などを経て、85年に国家博士号取得。2001年からコレージュ・ド・フランス教授。著書に『カウンター・デモクラシー』など多数。●ヴォルフガング・シュトレーク
1946年ドイツ生まれ。米ウィスコンシン大学マディソン校教授、マックス・プランク社会研究所所長現などを経て、現在は同名誉所長。著書『時間かせぎの資本主義』は15カ国語に翻訳されている。●ジェームズ・ホリフィールド
1954年生まれ。アメリカ、フランスで学んだ後、米デューク大学で博士号(政治学)を取得。専門は国際政治経済学。人の国際移動研究で世界的に知られる。現在は米サザンメソジスト大学教授など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
トッド,エマニュエル
1951年フランス生まれ。歴史家、文化人類学者、人口学者。家族制度や識字率、出生率に基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、米国の金融危機、アラブの春、英国EU離脱などを予言ロザンヴァロン,ピエール
1948年フランス生まれ。仏民主労働総同盟の経済顧問などを経て、85年に国家博士号取得。2001年からコレージュ・ド・フランス教授シュトレーク,ヴォルフガング
1946年ドイツ生まれ。米ウィスコンシン大学マディソン校教授、マックス・プランク社会研究所所長などを経て、同名誉所長ホリフィールド,ジェームズ
1954年生まれ。アメリカ、フランスで学んだ後、米デューク大学で博士号(政治学)を取得。専門は国際政治経済学。人の国際移動研究で世界的に知られる。米サザンメソジスト大学教授など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
物足りなさしか感じない内容
エマニュエル・トッドって名前がもう格好いいですもんね。私も名前を変える事が出来るのであれば、ヴォルフガング・エマニュエル・エルネスト・コジマに改名をしたいですもん。長いと思いますので普段はエルネストでお願いします。何でこんな事を書いているのか?と良いますと、察しの良い方であれば分かると思いますが、内容的に目新しさも感じられず、個人的に読んだ感想を一言で表すのであれば、面白くなかったからです。
なんか、こうガツンと来るものがなく、2日でじっくりと読んだはずなのですが、もう綺麗サッパリに近いレベルで記憶から抜けています。エマニュエル・トッドが書いている箇所については覚えているのですが、他の人は何だか不満タラタラな感じの内容となっていて、ポピュリズムの勝利は民主主義の死亡みたいな事を書いている印象ですね。
あのな、銀河英雄伝説を見ろよ。帝国主義と民主主義国家が戦って、民主主義国家がクソみたいな保身の為の終わり方をしたのですが、その前の時点で、ヤン・ウエンリーさんがちゃんとさ「軍国主義になる位なら、衆愚政治だろうが民主主義で終わる方が良い。」って感じな事を言ってましたよ。凄くうろ覚えなんですけどね。軽く探したのですが、見つかりませんでしたけどね。
代わりに「国家が自ら定めた法にそむいて個人の権利を侵そうとした時、それに盲従するのは市民としてはむしろ罪悪だ。なぜなら民主国家の市民には、国家の侵す犯罪や誤謬に対して異議を申し立て、批判し、抵抗する権利と義務があるからだよ」と言っています。
なので、ポピュリズムについて、嘆くのは構わないのですが、そんなものはテレビでもいくらでも言っていたので、うっかりと金を払ってしまって、時間をかけて能動的な作業である読書に時間を費やしてしまった後悔の念が強いです。なんて事をしてしまったんだろうか。
時数も埋める事が出来ましたので、これにて終わりにしますが、サイト内で紹介をしている書籍であれば、「問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論」の方がお勧め。
まだ、購入をしていないのですが、エマニュエル・トッドの最新刊なり、単独の書籍を読んだ方が良いと思います。
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