ドラゴン桜2 8巻と9巻

ドラゴン桜2 9巻

ドラゴン桜2 9巻

ゴールデンウィーク中の勉強合宿は佳境へ! 東大数学対策のため、小学校の算数から基礎固めを始めた早瀬と天野。問題を間違えるたびに貼られる「バカシール」や「ウンコシール」まみれになりながらも、やっと中学数学までたどり着く。そしてついに、伝説の数学教師・柳鉄之介から、中学数学の知識だけで東大入試問題をサクサク解く方法を伝授される――。そんな中、龍山学園理事長代行が学園を売却しようとする企みが明らかになり、学園改革を敢行している桜木は(めずらしく)苦境に陥った。

数字の暗黙知と学校体制

最初の1巻を取り上げてから、以降、全く書いていなかったのですが、ずっと購読をしています。新刊での購入になりますので、作者様にもきちんと印税を払っております。

これまでの経過をすっ飛ばして、8巻と9巻の内容のみに絞りたいと思います。

数字における暗黙知の事が紹介をされていますが、これは、その通りだと思います。数列がどうしても分からなくて、理系について断念をして文系に移ったのですが、微分積分については、普通に理解をする事が出来て、平均点以上は取れましたね。数学は社会や理科などの記憶系の科目と比較をすると、理解をする事が出来るかどうか?が重要で、記憶をする事自体はあんまりないのかな?と文系なのですが思ったりもします。後は、パターンですよね。この公式はこのパターンとこのパターンで出題をされる可能性がある。と言う感じかな。私が書いても、何も説得力はないと思いますが、幸い数字の暗黙知については、身についている方ですかね。

で、9巻ですが、過保護でしょうか?と言う親の悩みから、これまれの日本の教育についての説明が始まります。今の学校教育のシステムについてですが、英国をモデルにした物であり。と言う説明があるのですが、桜木の言葉で、新しい時代では、褒める。とにかく褒める。と書かれているのですが、え?数学の勉強シーンでは、それとは逆の感じの事が行われていないか?と言う疑問を感じたのですが、細かい事は気にするな。

寺子屋の事が書かれているのですが、まーねー、この時代の金持ちとかは、今の金持ちよりも、余程立派でしたよ。前澤さんとかね、ぶん投げ祭りをやっているのですが、それはあくまでも個人の事であって、昔の金持ちって、結果的に公共投資に金を使っていたりするんですよね。

近所の根岸の家についても、そうですね。江戸で喧嘩した学者がプラプラしているから、こっちにおいで。と呼んでからの、暇なら子供たちの勉強でもみてやって。と言う形で塾を開いて、そこれで勉強のベースを作ったのが荻野吟子になります。埼玉県の偉人の一人です。親の理解や経済的に裕福だったりもしたのですが、起点は根岸の太っ腹になりますし、吉見の百穴の調査についても、金を出しているんですよね。それが金持ちってものですよ。

今後、定期的に取り上げるかは不透明ですが、取りあえず買い続けていますし、これまれの提供はリクルートです。と言うカラーも大部薄れていて、ちゃんとした漫画になっています。ちょっと最初の単行本は、リクルート色が強過ぎて、漫画の広告。と言う印象でした。

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