テキヤはどこからやってくるのか?露店商いの近現代を辿る

テキヤはどこからやってくるのか?

テキヤはどこからやってくるのか?

陽のあたる場所から
ちょっと引っ込んでいるような、
そんな社会的ポジションを
保ってきた日本の露店商の、仕事と伝承。

◎ 内容紹介
浮かれた気分の人びとが集まるところには、どこからともなく商人がやってくる。
ヤキソバを焼くソースの匂いや派手な色彩の露店は、私たちをいつもとは違う心持ちにしてくれる。
そんな祝祭空間で生計を立てている露店商たちが本書の主人公である。(「はじめに」より)
主な舞台は東京の下町。そのあたりでは伝統的な露店商を「テキヤさん」と呼んでいる。
「親分子分関係」や「なわばり」など、独特の慣行を持つ彼ら・彼女らはどのように生き、生計を立て、商売を営んでいるのか――。
「陽のあたる場所からちょっと引っ込んでいるような社会的ポジション」を保ってきた人たちの、仕事と伝承を考察。

◎ 目 次
はじめに
【第一章】 露店商いの地域性
【第二章】 近世の露店商
【第三章】 近代化と露店 ―― 明治から第二次世界大戦まで
【第四章】 第二次世界大戦後の混乱と露店商 ―― 敗戦後の混乱期
【第五章】 露店商いをめぐる世相解説 ―― 一九六〇年代以降
おわりに

◎ 著者プロフィール
厚 香苗(あつ かなえ)
1975年東京都墨田区生まれ。武蔵大学人文学部卒業。
メーカー勤務ののち、國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了、総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学/総合研究大学院大学)。
日本学術振興会特別研究員(DC2、PD)、国立歴史民俗博物館外来研究員などを経て、現在、慶應義塾大学文学部、立教大学文学部、流通経済大学社会学部、武蔵大学人文学部非常勤講師。
単著に『テキヤ稼業のフォークロア』(青弓社)、共著に『現代都市伝承論――民俗の再発見』(岩田書院)等がある。

中々に面白い内容の書籍でした

テキ屋、香具師(やし)と言うネットスラングもありますが、元々は本当に香りのある香木などを扱っていた行商の商人だったんですね。映画で言えば、寅さんがありますが、あの挨拶の台詞についても、実は足りなくて、もっとあるのが正解。と言う事も知りました。まー、映画でそこまで本格的にやったら、良くないでしょうからね。

テキ屋の事について扱っている書籍。と言うのは、個人的には本屋さんで見かける事はないと思います。購入をしたきっかけは、古本屋さんになりまして、店長の好みが存分に発揮をされている書店でしたので、今回は縁があって、手に入れる事が出来た形ですね。

テキ屋さんに興味がある人が、そもそも、どれ位いるのか?と言う疑問自体は自分の中でもありますが、歴史に始まり、グループ分け、どんな形で商売をしているのか?全体的にヤクザのイメージがある人も多いと思いますが、実際の所はどうなの?と言う事までしっかりと書かれています。

これだけテキ屋さんについて、まとまっている書籍は中々ないのかな?と思いますね。もう書かれている事があっているのか?どうか?と言う点については、他の類似書籍を読んだ事がありませんので、真贋については一切不明になってしまうのですが、取りあえず、なんとなく生活に身近と言う程ではないのですが、縁日になれば見かけるので、全く存在を知らない人もいないと思いますので、意外とすんなりと読む事が出来ました。

難しい言葉が多様をされている類の本でもありませんので、軽い気持ちで読む事が出来る、割と良い内容でしたね。細かい点については記憶をする事が出来ないですし、その道の専門家を目指す訳ではないのですが、口上の部分は、大まかに頭に入りましたので、今度縁日があったら、聞いてみたいですね。

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