主人公は百鬼丸
どろろと言う名前の作品なのに、主人公はどう考えても百鬼丸でした。読んだ事があるようなないような。読んでみたら、やっぱり読んだ事がなかったのかな?と思えるのですが、ストーリーとしては親父が生まれたばかりの子供を生贄に妖怪に力を借りて出世をする。その代わりに息子の体をバラバラにくれてやる。と言うエグイ設定となっています。
巻末のコメントにも書かれているのですが、バラバラになった体をはいずり回り動けるようになる。と言う設定ですが、これは後のブラックジャックにも掛かっている場所となっていて、ブラックジャック誕生のきっかけにもなっている作品ですね。
終わり方は打ち切りだったのかな?と思える形で途中で終わってしまうのですが、その分、読みやすい分量となっている作品でしたね。どろろと言うキャラクターは登場をしているのですが、百鬼丸に比べたらイージーな人生ですね。なんか、こう、細かい事は分からないのですが、ゴールデンカムイとかも、この作品の影響を受けているのかもしれませんね。
傑作と呼べるレベルかどうか、正直判定が微妙なのですが、人によっては良いのかな?と思います。話自体が暗いのが根底にありますので、そうしたのが大丈夫な人向けですね。ちなみに白黒時代ですが、アニメ化もされています。流石、昭和だぜ!今だったら、これをアニメ化は無理でしょうね。
単行本については下をどうぞ。
アニメされとった!
情報頂いたのですが、アニメ化されていました。ちょっと絵柄が記憶にある、どろろではない。と思ったのですが、取りあえず、アマゾンプライム対象作品(現時点)で配信をされてました。
話数ごとに、対象年齢が前後をしていて、18才以上が対象の話もありますので、親が子供に見せる場合には、注意をした方が良いのかも?
2019年版の、どろろのアマゾンプライムはこちらからどうぞ。
絵柄が見覚えがあると思っていたら、浅田弘之でしたね。
アニメ化は無理じゃなかったね
やっていましたね!ちょっと情報追加しておきます。ありがとうございました!