解説
木村拓哉と二宮和也の初共演で、「犯人に告ぐ」などで知られる雫井脩介の同名ミステリー小説を映画化。「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」「日本のいちばん長い日」「関ヶ原」など、話題作や名作を多数手がける原田眞人監督がメガホンをとり、ある殺人事件を巡る2人の検事の対立を描く。都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することになった、東京地検刑事部のエリート検事・最上と、駆け出しの検事・沖野。やがて、過去に時効を迎えてしまった未解決殺人事件の容疑者だった松倉という男の存在が浮上し、最上は松倉を執拗に追い詰めていく。最上を師と仰ぐ沖野も取り調べに力を入れるが、松倉は否認を続け、手ごたえがない。沖野は次第に、最上が松倉を犯人に仕立て上げようとしているのではないかと、最上の方針に疑問を抱き始める。木村がエリート検事の最上、二宮が若手検事の沖野に扮する。
これ、分かるのかな?
個人的にざっくりと言えば、木村拓哉じゃない人がやってくれたら、もっと良かったのかな?と思いますが、木村拓哉と二宮君を使っている事から、ジャニーズファン狙いにはなると思いますが、そうした人達には伝わりにくい。と思いますかね。
原作を読んでいないので、原作にどこまで忠実なのかは分からないのですが、これね、安倍政権批判なんですよ。立場として表明をしないとフェアではないので、書いておきますが、私も安倍政権は嫌いです。それを加味しておいて貰いたいのですが、安倍政権を支えているのは統一協会とか日本会議と言われています。
集団的自衛権で議論をされた時に、日本会議の会合ばかりに出ていて、感性が鈍った幹事長が、集団的自衛権は合憲だ。と言っている憲法学者は沢山いる。と豪語をしていましたが、テレ朝が調べたら、合憲と言っているのは日本会議のメンバーだけでした。と言う結果になったりしたのを覚えている人は少ないと思いますが、そうした事もありました。よせば良いのに、次いでに言うけど、徴兵制も合憲だ!と、日本会議の学者が言い始めて、安倍総理がそれは違憲です。と火消しに回ったりしたのですが、そうしたメンバーに支えられているのが安倍政権ですね。もちろん、創価学会や幸福の科学も安倍政権を支持しています。
もうすっかりと記憶から消えている人も多いと思いますが、多母神さんの論文に賞金をあげたりしたのがアパホテルの社長で、その人が支援をしている安晋会なるものがありまして、詳しくは調べてくれ。と言う話ですが、その映画の中で自殺をするシーンがあり、あいつの友達が経営をしているホテルにいるけど、的なシーンがありましたが、あれはアパホテルを指していると思います。
もちろん、気持ちの悪い葬式は創価学会とかですね。実際に私は創価学会の葬式を見た事がないですし、統一協会とか幸福の科学の葬式も見た事はありませんが、関係ない人から見たら異様な光景なのではないでしょうかね?
この辺りの話は本編自体とは関係ありませんので、そうした政治的な部分を知らなくても、問題はないのですが、知っていれば、あー、なるほどねー。と言う感じで楽しむ事は可能です。
恐らくはジャニーズファンとしては、木村拓哉・二宮君がダブルで登場をしている点に驚きなのではないでしょうか?内側で軋轢があったりとして、共演できなかった二人が出ましたよ。と言う事ですよね。もしかしたら、この辺りのゴタゴタに興味が否が応でもある人に、安倍政権の内幕を知って貰いたい。と言う意図も少しはあったのかもしれませんね。
ただ、個人的には安倍政権は戦争をしたがっている。と言う意見には、賛成出来ないですね。どこと戦争をするの?と言う話ですからね。ミサイルが飛んでいた時から、個人的には周りには言っていましたが、あれはプロレスだから心配するな。と言っていましたが、案の定、アメリカと北朝鮮は手打ちの方向ですし、日本は武器を買わされただけです。日本単独で北朝鮮と戦争なんて出来ません。勿論、中国相手も話になりません。アメリカは中国や北朝鮮と戦争をする気持ちなんて微塵もないですよ。当たり前でしょう。なので、安倍総理が勝手に戦争に突き進めば、日本国民としてはたまったものではないのですが、絞首刑になるのは彼自身なので、そこまでする事はないと思いますよ。権力欲が旺盛な御仁ですから、権力が失墜をするような事は死んでもやらないでしょう。
安倍総理はとんでもないアホだ。と言われたら、一ミリも疑いない位に同意をしますが、戦争をしたがっている。と言われたら、え?となりますかね。せいぜい武器を買ったりして、キックバックを貰っている位でしょうし、煽れば支持率が上がるから煽っているだけでしょう。信じろ!とは言いませんが、その辺りのカラクリについては、以下でも読んで頂ければと思います。
映画の本編としては、本当の正義とは何か?みたいなテーマがあるみたいですが、あまり意識をしないでも良いのかな?と思います。色々と書いていますが、分からなくても、それなりに楽しむ事が出来る作品となっていますので、考え過ぎてもしょうがないですよ。
このページに書いている事が本当かどうか?については各自で考えて下さい。考えて調べて、自分が思っている方向性とは真逆の意見など聞くと、脊髄反射的に嫌な気持ちになると思いますが、そうした意見もしっかりと見ていく事で、色々幅を持つ事が出来ると思います。
追記
知人に映画を見た事を伝えて、バックに安倍政権批判があったよ。と教えたら、リテラでも書いてあった。と言う話でしたのでサイトを見ましたら、本当に書いてありました。
→キムタク『検察側の罪人』の安倍政権風刺がキレキレ! 山口敬之事件や安倍昭恵、日本会議を想起させる描写も
で、普通の人が見たら、こんな感じになりますので、政治的な要素を取り除いた感想を見たい人は、こちらを参考にして下さい。
リテラの記事を見て思ったのですが、監督はやはりここを入れたかったみたいですね。なので、映画監督の思いをちゃんと受け止めたのは私だったりリテラの方だと思います。映画としてのエンターテインメントの部分を受け止めた方は普通の感想になると思います。それで全然問題も何もないんですよ。もちろんね。
コメントを残す