世界を揺るがせた「トランプ・ショック」。
この唐突な関税措置に対して、こう考えている人は少なくないだろう。<自由貿易というリベラルな国際経済秩序は、アメリカを含む世界各国に利益をもたらしており、堅持すべきだ>
<トランプは「取引」によって、短期的な利益を上げることしか考えていない>
<リベラルな国際経済秩序に反するトランプ政権の行動は、ドルの急落を招く。経済指標が悪化すれば、アメリカは翻意するかもしれない>本書で示されているのは、これらとはまったく違う認識である。
まず言えるのは、既存の国際経済システムには致命的な欠陥があるということだ。1980年代以降、「自由市場が最適な資源配分を実現する」という新自由主義イデオロギーを背景に、ヒト・モノ・カネが国境を超えて活発に移動する「グローバル経済」が台頭。
その結果、世界には2つのタイプの「レジーム」(経済体制)が出現した。ひとつはアメリカなど、債務(借金)を増やして消費を拡大し、経済成長してきた「債務主導」レジーム。
グローバル経済のもと世界ではバブルが起きやすくなっており、バブルが続いている間であれば「債務主導」レジームも経済成長は可能だった。もうひとつはドイツ、中国、そして日本など、「債務主導」レジームの国々へ輸出することで経済成長を追い求めた「輸出主導」レジーム。
経済のグローバル化が生み出したのは、後者の貿易黒字を、前者の消費が吸収する「グローバル・インバランス(不均衡)」だったのだ。
しかし2008年のリーマン・ショックでバブルが崩壊。どちらのレジームも成長が困難となり、以来、世界経済は長らく停滞が続いている。
こうした経済体制へのアメリカの不満こそが、トランプ・ショックの原因なのである。
関税措置に目を奪われがちだが、トランプ・ショックの本質は通貨政策にある。
関税と、これまでアメリカが提供してきた安全保障を武器に、基軸通貨としての地位を維持しつつもドル安を誘導し、アメリカの製造業の競争力を強化する。
つまり、ニクソン・ショックと同じく、既存の国際通貨体制を破壊し、自分たち有利なものへと作り変える――これがアメリカの真の狙いなのだ。ただし、第二次トランプ政権の企ては必ず失敗する。それはなぜか?
そして、その失敗は既存のリベラルな国際経システムの崩壊を決定づける。では、世界経済はどうなってしまうのか?
「通貨」という視点から、世界経済の歴史的な構造変化を徹底分析。
本書を読むことで、世界経済についての解像度が上がる!
予言の書となるか?
日本でも円安政策を結果として掲げるであろう、高市早苗政権が誕生。本原稿を書いている時点では、野党の一本化の調整が難航をしている状態ではありますので、内閣総理大臣にはなるのでしょうが?いよいよ参政党にまで顔色を伺う始末となりましたね。
別の本の記事か?別件の記事か?いずれにしても、国税がボスの自民党に対して配慮をした結果、余計に始末が悪い形になってしまった。と言う事が書かせて頂きましたが、その通りの結果となり、公明党もいよいよ連立解消となりましたね。
代わりにN国と近づき、統一教会からの、選挙時のボランティア活動動員と資金提供を受ける形になっている状況ですね。
日本も、いや日本人になるのか?ここまでグダグダになってしまったのかな。。と残念なのは、組織的な裏金作りに対して、自分も税金を取られている立場として怒り心頭であるのに対して、散々宗教二世、三世の被害者を生み出す間接的な加担を長年続けた事に対しての反省も怒りもほとんど感じない所ですね。
さて、本書の内容ですが、極めて金融の知識の理解が必要となりますので、一見さんお断りとも思える位に、普段金融や経済の話を仕入れていないと理解をするのは困難な部類の作品になると思います。
著者である中野剛先生の作品に関しては、何冊か読んできましたので、私自身はギリギリと読んで理解を何となく出来る程度であり、こうした形で内容を説明をするだけの知識は残念ながらありません。
マールアラーゴ合意が目指す先についてを重点的に書かれている内容となりまして、内容としても、ホットな内容になっているはずなのですが、悔しいですね。自分の知識の無さが。
基軸通貨としてのドルが窮地に陥っている状態である事だけは、何と無しに世界情勢を見ても理解をしていたのですが、本書ではその攻防が描かれているのですが、それを自分の言葉で咀嚼して、書き出すだけの知識が足りません。申し訳ございません。
是非とも、国際経済ジャンルの書籍に取り掛かりたい人にとってはお勧めとなる一冊にはなりますので、詳しい内容については、上述をしている目次。あるいは実際に購入をして読んでみて下さい。
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- 中野剛志(イーブックジャパン)





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