内容紹介
生臭物はダメなのに「木魚」はなぜ魚? お賽銭を“投げ入れ”ていい理由は? ……寺と僧侶のトリビアに驚く!内容(「BOOK」データベースより)
「お寺」という装置が秘める深い意味から、仏像の正しい感じ方、修行や坐禅の実際…など、身近な仏教の“意外すぎる事実”を大発掘。舞台裏を探訪しながら仏教の教えも身につく!著者について
1964年、千葉県生まれ。駒澤大学大学院人文科学研究科博士後期課程を満期退学。現在、駒沢女子大学人文学部日本文化学科教授。曹洞宗富士山宝林寺住職。著書に『知れば恐ろしい日本人の風習』(小社刊)など。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
千葉公慈
1964年生まれ。1993年、駒澤大学人文科学研究科博士後期課程満期退学。2011年より駒沢女子大学人文学部日本文化学科教授。専攻はインド仏教教理学だが、民俗学や日本人の思想にも造詣が深い。曹洞宗宝林寺(千葉県市原市)で住職を務めながら、近年はテレビ、雑誌、講演等で仏教の教えやそれをベースにした生き方を説く機会が増え、好評を博す。市原市の観光大使も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
雑学が満載
これ、良いですよ。少なくとも、僕自身は知らない事だらけとなっていたので、勉強になりました。びんずる様とか、近所のお寺に年に1回展示をされて、頭を撫でたり出来るのですが、何で階段の場所に置かれているのか?とか分からなかったのですが、破門された身だから、中には入れて貰えない設定になっている。とか、へー!と言う感じでしたね。
どこまでお寺が身近な存在になっているのか?人によると思いますし、そもそも宗派だってキリスト教の人であれば、中々行く機会もないかもしれませんね。僕は大多数だと思いますが、葬式になるとグッと身近になりまして、宗派としては浄土真宗らしい。と言う事位を知っている位で、宗派の違いとかもほとんろ分からないです。
その程度の知識となっているのですが、自分も書道をやっている関係上、御朱印と言うのに興味を持つようになりまして、お坊さんの念仏とかも聞く率が高くなってきたので、こうした書籍に興味を持つようになったのですが、物凄くスラスラと読める構成になっています。一つの紹介が長く続くと、少し読むのが疲れてしまうと思いますが、構成的には短くなっていますので、疲れを感じる事がない状態で、一気に読む事が出来ましたね。
そこまで仏教自体に関心がなくても、年に1回位はどうしたってお寺とかに行くぜ。と言う人も多いと思います。そうした人にとっても、その1回で得る事が出来る情報量が、こうした知識を身につけておけば多くなるのかな?と思います。数珠とか、誰でも大概は持っていると思いますが、数珠にもちゃんと意味がある。言われてみれば、意味があって当たり前なのですが、へー。と言う感じになりますよ。これは良い本でした。読めて良かったです。
- そうだったのか!お寺と仏教:お坊さんが明かす驚き博学(amazon)
コメントを残す