日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか

日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか

日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか

内容紹介
結局すべてがウソなんじゃないか──。
「南スーダン日報問題」に挑んだ調査報道ノンフィクション

第18回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」受賞!

自衛隊に駆け付け警護が付与された南スーダンPKO。
在野のジャーナリストによる情報公開請求に端を発した疑惑は、防衛大臣など最高幹部の引責辞任という前代未聞の結末を迎えた。現地の状況を記した「日報」はなぜ隠されたのか。首都ジュバでは、一体何が起きていたのか。この問題は我々に何を問うているのか──?公開請求を行なったジャーナリスト・布施祐仁と、南スーダンに14回潜入した特派員・三浦英之。政権を揺るがした「南スーダン日報問題」の内実に、気鋭のジャーナリストが連帯して挑む、調査報道ノンフィクション!

●直感的に、「ありえない」と思った。
自衛隊にとっても重要な日報が半年も経たずに廃棄され、防衛省に存在しないなんて、常識的に考えられない。こんなに短期間で廃棄されてしまったら、国民は自衛隊のPKO活動について何も検証できないではないか──。(布施祐仁)
●目の前に広がったのは自衛隊宿営地の全景。
ポールに日の丸がはためき、自衛隊員が車に乗り込んだり、会話をしながら道を歩いたりしているのが肉眼でもはっきりと見える。ロケットランチャーを撃ち込まれれば、間違いなく多数の死傷者が出ただろう──。(三浦英之) <本文より>

【目次】

はじめに 布施祐仁

I 東京×アフリカ(*奇数章は布施祐仁、偶数章は三浦英之が執筆)

第1章 請求
第2章 現場
第3章 付与
第4章 面会
第5章 廃棄
第6章 銃撃
第7章 隠蔽
第8章 飢餓
第9章 反乱
第10章 難民
第11章 辞任

II 福島にて

おわりに 三浦英之

【著者プロフィール】

●布施祐仁(ふせ・ゆうじん)
1976年、東京都生まれ。ジャーナリスト。『ルポ イチエフ 福島第一原発レベル7の現場』(岩波書店)で平和・協同ジャーナリスト基金賞、日本ジャーナリスト会議によるJCJ賞を受賞。著書に『日米密約 裁かれない米兵犯罪』(岩波書店)、『経済的徴兵制』(集英社新書)、『主権なき平和国家 地位協定の国際比較からみる日本の姿』(伊勢崎賢治氏との共著/集英社クリエイティブ)など。現在、「平和新聞」編集長。

●三浦英之(みうら・ひでゆき)
1974年、神奈川県生まれ。京都大学大学院卒業後、朝日新聞社に入社。東京社会部、南三陸駐在、アフリカ特派員などを経て、現在は福島総局員。2015年、『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』(集英社)で第13回開高健ノンフィクション賞を受賞。著書に『水が消えた大河で─JR東日本・信濃川大量不正取水事件』(現代書館)、『南三陸日記』(朝日新聞出版)など。

内容(「BOOK」データベースより)
「結局すべてがウソなんじゃないか―。」前代未聞の防衛大臣辞任!気鋭のジャーナリストが「南スーダン日報問題」の内実に連帯して挑む、調査報道ノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
布施/祐仁
1976年、東京都生まれ。ジャーナリスト。『ルポ イチエフ福島第一原発レベル7の現場』(岩波書店)で平和・協同ジャーナリスト基金賞、日本ジャーナリスト会議によるJCJ賞を受賞。「平和新聞」編集長

三浦/英之
1974年、神奈川県生まれ。京都大学大学院卒業後、朝日新聞社に入社。東京社会部、南三陸駐在、アフリカ特派員などを経て、福島総局員。2015年、『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』(集英社)で第13回開高健ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

偽造・捏造・安倍晋三の中盤戦

まだ、リアルタイムで覚えている人は多いのかな?南スーダンの日報隠蔽問題。それを扱った当事者である布施さんと、五色の虹で一気に興味が沸いた三浦さんとの共著になります。

まず、状況として、南スーダンの状況について分からない人も多いと思います。私も当然分かりません。元々は内戦状態に突入をしてしまい、自衛隊が駐留をしていたエリアも安全ではなくなってきた。だから、PKO法案に倣えば、自衛隊を撤退させなければならない。

物凄くシンプルな言い方をすると、自衛隊の方に、南スーダン如きの問題で死んで貰いたいとは思いませんので、速やかに安全性が揺らいでしまい、PKO法案に接触した時点で撤退をすれば良かったのでしょうが、何を思ったのか?日報にも戦闘状態と書かれていたのを、廃棄した。と嘘を付いた事から始まります。

背景として国際貢献をして、国連のアフリカ票が欲しい。と言う政治的な思惑があったのだろう?と推測をされるのですが、それは政治家がやれ。と言う話で、自衛隊にリスクを課す辺りが本当にカスの思考ですよね。あるものをない。と言ってしまったから、大問題へ。

そして、最終的には内部告発から、やっぱりありましたね。と言う事になりまして、自衛隊の方は二人のトップは引責辞任。そして大臣である日本会議の稲田大臣は更迭ではなく、内閣改造で交代。と言う事になりました。うーん。流石、日本会議の姫様ですね。責任を取らされた訳ではない。と言う形で終息へ。

いかに、この時の政権も腐っていたか?と言うのが良く分かりますね。今でも全く状況が変わっていないように見えますが、官僚様が政治家を守る為に平気で嘘をつく。と言う状況です。言い方が悪いのですが、自衛隊の家族なり友人の方ではない限り、対岸の火事にはなるのですが、隠蔽・もみ消し体質については何も変わっていないと思いますので、知らず知らずのうちに、日本人全体が大きな損害を受けていると思います。

政権支持の人の話を聞くと、安倍政権のここが良い。ではなく、野党よりはマシ。と言う事なので、政権支持をしている人でも、別に良い所がない事は分かっているのでしょうね。南無三。

本書では布施さんが国内で南スーダンの日報を追及していき、三浦さんの箇所で、当時の南スーダンのリアルな状況を書いてくれています。政権側が腐敗していて、守るべき国民をレイプしたり。と果たして、そもそも論として、インフラ設備などの設営を自衛隊がする必要性があるのか?と個人的には多いに疑問を感じるのですが、腐敗だらけだから、政権を倒す側に守るのもねー。

うーん。難しい問題になりますが、放っておくのが一番だと思います。そうしたら国民が犠牲になったり、ジェノサイドが発生をする可能性がある。と言う事で、国連軍はどちらかと言えば、目の前じゃなければ、レイプ位は許容をしている印象を受けますね。国連軍もレイプ位はしていますからね。

弱い人がいつでも犠牲になるのですが、世の中の常になるのですが、どうなんでしょう。もうジェノサイドで国民を減らして、国連軍で腐敗した政権をぶち倒した方が、中長期的な視点で見たら犠牲者の数を減らす事が可能なのではないか?と思えてきます。

元々は三浦さんの著作と思っていたのですが、内容的には布施さんの作品。と言う印象の方が強いと思います。それならそれで、安倍政権のちんぷんかんぷんな問答などでも楽しもうか?と思って読み始めたのですが、やはり三浦さんの南スーダンのリアルの方が衝撃を受けますね。安倍政権が日本会議であれ。だって事は元々知っているので、特に衝撃はなかったです。

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