漫☆画太郎 絢爛豪華フルカラー単行本!!
バカでもわかるように画太郎先生が古典文学を漫画化してくれたよ!!!
吉田大助さんによる解説付き!!!!!
「蟹工船」小林多喜二
「にんじん」ジュール・ルナール
「鼻」ニコライ・ゴーゴリ
「吾輩は猫である」夏目漱石
「クリスマスキャロル」チャールズ・ディケンズ
「少女パレアナ」エレナ・ポーター
すげーわ、画太郎
実際に読んではいないのでハッキリとはしないのですが、星の王子様を漫画化していますが、あれって多少なりとも原作に忠実に描かれている作品だったと勝手に想像をしていました。で、ちょっと財布の中身に余裕がりましたので、本作品と『漫故☆知新』を買った訳です。たけーぞ!フルカラー作品となっていて、定価は2000円を超えます。
取りあえず、前述をしているように、多少なりとも原作に忠実に描かれている。と勝手に推測をして読み始めたのですが、もう最初の蟹工船で度肝を抜かれましたね。もうつまんねーし、相変わらずきったねー絵だし。となって、ちょっとむかついたりもしたんですよね。でも、これが漫☆画太郎先生じゃないですか?
それを思い出してから、また読み始めてみたら、もう爆笑の連続です。漫画作品の後に解説を吉田大介さんが、今作をどう読むか?と言う体で書かれているのですが、そこも面白いんですよね。
で、もう書いてしまいますが、この作品の後に解説文を書いている、吉田大介。漫☆画太郎先生、本人となります。面白さと恐怖、両方を同時に体感をさせてくれるのは、やはり漫画界の中でも、漫☆画太郎先生が第一人者ですよね。冒頭の部分に夏目漱石に捧げると書かれていて、『吾輩は猫である』を取り上げているのですが、もう完全に読んでもいねーだろ?と言うのと、統合失調症の患者が描く絵柄で書いたりと、すれすれなのか?アウトなのか?もう、一般的にはアウトでしょうね。と思えるレベルの内容を平気でぶち込んでくる画太郎先生。
もう、大分前から、一人10冊買え!そして燃やせ!と言っていますが、まだ一冊ずつしか買っていないですし、燃やすなんて畏れ多い事は出来ません。
取りあえず、けつお先生から、もうお前はバカじゃない。と言う言葉を頂けましたし、もう何だか、色々なものがどうでも良くなるレベルの中毒性がある作品となります。これまでの画太郎先生の作品を読んでいて、ある程度は作風を理解している人であれば、買って損なし。良い子は読んではいけない、猛毒が孕んでいる作品となります。
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