
のみとり侍
解説
「後妻業の女」などの鶴橋康夫監督が、「テルマエ・ロマエ」の阿部寛とタッグを組んだ時代劇コメディ。鶴橋監督自身が脚本も兼任し、小松重男の短編小説集「蚤とり侍」の人気エピソードをもとに再構築した。長岡藩のエリート藩士・小林寛之進は、運悪く藩主の機嫌を損ねてしまい、猫の「のみとり」の仕事に就くよう命じられる。それは文字通り猫ののみを取って日銭を稼ぐものだが、実際は床で女性に愛をお届けする裏稼業であった。長屋で暮らすのみとりの親分・甚兵衛のもとで働きはじめた寛之進は、初めてののみとり相手であるおみねから下手くそと罵られたものの、伊達男・清兵衛の指南によって腕を磨いていく。そんな中、老中・田沼意次の失脚を受けてのみとり禁止令が敷かれ、寛之進らは突如として犯罪者扱いされてしまう。おみね役の寺島しのぶ、清兵衛役の豊川悦司ら、共演にも豪華実力派俳優がそろう。
面白かった
一言で言えば、面白い作品でした。本当に江戸時代に、こうしたのみとりと言う職業があったかどうか?と言う点については知りませんが、実際にあったのでしょうね。R15指定をされている作品となりますので、お色気シーンもありますので、子供は見ないでね。と言う事で、恐らくは地上波もされないでしょうし、されるとしたら大幅にカットをされていると思います。
ストーリー自体は、割とシンプルな作品となっていて、見ていて特に難しい事を理解する必要はないです。普通に楽しめる良作と言う感じでしたが、阿部寛と豊川悦司は随分と色々な作品に出ているな。と思いますね。
豊川悦司が面白い
阿部寛が主人公となっているのですが、途中で登場をして仲良くなる豊川悦司が面白いです。商人で娘婿としてお店に入っているので、若い奥さんに頭が中々上がらない。そんな役所になるのですが、浮気防止と
してされている事が実に巧妙でした。
その浮気防止作を破って浮気をしようとするのですが、若奥さんの方が一枚上手となっていて、有言実行となり、商人から、のみとりになり、阿部寛と一緒に行動をするようになります。
どんな作品が好きか?によると思いますが、コメディタッチな作品が好きな人には充分に楽しめる作品となっていますね。
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