内容紹介
大センセーションを巻き起こした「暗黒の箴言集」が7年ぶりに続編として復活し今ここに脅威の本質を暴く!
自由貿易とは多国籍企業だけが利益を得る仕組みである(バラク・オバマ)/金融資本や独占資本にとって、政治家はただの駒なのである(羽仁五郎)/大衆社会とは、非エリートがエリートに操縦される社会である(ウィリアム・コーンハウザー)/日本の官僚は内閣を乗っ取っている。ナチスの全権委任と全く同じことが行われているのだ(小室直樹)/巨大企業と1%の富裕層の税負担を減らすために消費税増税が強行された(植草一秀)/ネオリベラル体制では国民の政治参加の機会が失われ、意思決定は多国籍企業に委ねられる(ナンシー・スノー)/日本の水道は全て民営化する! (麻生太郎)/支配者にとって大衆が知識を持つことは不都合なのである(ジョヴァンニ・ジェンティーレ/この時代を一口に言うと、白人による世界植民地制覇の時代である(清水馨八郎)/政治宣伝は客体の知的水準が下位になるほど効果を発揮する(ジェームズ・フレイザー)etc出版社からのコメント
今最も注目される社会学作家・秋嶋亮(旧名・響堂雪乃)の新作がいよいよ刊行されました。グローバリズム(多国籍資本の支配)によってディストピア化する日本を知るための必読書です。◎本書の特徴
・政治家、企業家、金融家、作家、学者、研究者、ジャーナリスト、ファシストたちの201の言葉(箴言)に解説を加え、今この国に生きる我々にとってどのような意味があるかを簡潔に記しています。
・専門用語をかみ砕いて説明しているので、難解な国際政治や金融経済が誰にでも理解できます。
・1ページ読みきりの構成のため、どのページからでも読めます。
著者について
秋嶋亮(あきしまりょう)響堂雪乃より改名。
社会学作家。ブログ・マガジン「独りファシズム Ver.0.3」http://alisonn.blog106.fc2.com/を主宰し、グローバリゼーションをテーマに精力的な情報発信を続けている。主著として『独りファシズム―つまり生命は資本に翻弄され続けるのか?―』(ヒカルランド)、『略奪者のロジック―支配を構造化する210の言葉たち―』(三五館)、『終末社会学用語辞典』(共著、白馬社)、『植民地化する日本、帝国化する世界』(共著、ヒカルランド)、『ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ―15歳から始める生き残るための社会学』(白馬社)、『放射能が降る都市で叛逆もせず眠り続けるのか』(共著、白馬社)、『北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか―国民は両建構造(ヤラセ)に騙されている―』(白馬社)『続・ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ―16歳から始める思考者になるための社会学』(白馬社)などがある。
読む事が相変わらず試される
政治の話が絡んでいる書籍などを紹介する場合には、必ず書いておくようにしておきたいのですが、私は反安倍晋三です。安倍さんしかいない。と言う方は、まー、気に入らない。と思うだろうし、そうじゃない方はそうじゃないだろうし。と言う事で、中立を装いながら、良いねを沢山貰おう。なんて気持ちは微塵もないですし、保守だリベラルだ。と言う事で言えば、超絶的な国粋主義です。安倍政権を支持しながら、保守。とか言っている連中は一変頭の検査でもしてこい。位の気持ちです。
で、秋嶋亮さんの書籍は自分の中では3冊目になりますが、この人の書籍はいつも、読むのに勇気が要りますね。なので、都合の悪い話になると、そっと閉じる自民党の安倍晋三支持者は、読まない方が良いでしょう。と言うか、読めないと思います。そもそも活字に耐えるだけの脳味噌も持っていないでしょう。文章量。と言う点では、全くない書籍で、二時間あれば、全部読み終えると思います。
一応は書いておきますが、自民党総裁選をやれば、党員票では石破が勝つので、別に自民党そのものを完全否定している訳ではありません。安倍晋三と言うチンパンジーを最初から批判しているだけです。理由はシンプルに馬鹿だから。
勘違いをしないで頂きたいのですが、本書は別段、安倍晋三批判ではありません。グローバリズムの批判が中心です。安倍晋三はそれを無批判で受け入れている事についての批判は多少書かれているのですが、野党も同じ穴の狢であり、共謀をしている仲間と言う扱いをしています。言い方としては、グローバリズムでも新自由主義でも良いと思いますが、私自身は新自由主義と言う言い方をしているので、このページでは新自由主義と言う書き方をさせて頂きます。
新自由主義とは何か?色々な定義があるのかな?と思いますが、今だけ金だけ自分。と言う事に自分の中ではしています。非正規は元々は麻酔科医のように、アルバイトだけでも、ちょっと頑張れば年収で2千万円とか貰える人が最初は対象だったと思います。2千万円と言っても、交通費とか全部自分持ちの上、税金でごっそりと持っていかれるのでしょうが、それでも手元には1千万円位は残りますよね。それだったら、考えても良いのか?と思えるのですが、今では非正規は別枠でしょう。で、その非正規を大幅に増やすとどうなるか?企業としては人件費を減らす事が出来るので、手元に利益を多く残せる。でも、国家としてはどうなるか?成長を阻害する要因になりますよね?
長期的に見れば良い事がある訳がないのですが、今だけ金だけ自分。と言う事で非正規を増やす事を国是とする。これが新自由主義。と言うのが私の認識です。もっと細かい事は勿論、沢山ありますけどね。安倍政権で正規が増えた!と言うちんぽのカスがいますが、増えた大半は介護職員です。およそ、安倍政権の経済政策とは無関係ですね。そこを引いた他の業種の世紀はほぼ概ね減少をしています。
結果、実質賃金も大幅減少を継続中になるのですが、偽造・捏造・安倍晋三ですからね。実質賃金が爆上げと言う捏造データを2018年にやらかしていたみたいですが、日銀から突っ込まれて、慌ててデータを破棄してしまい、もう本当のデータは不明になってしまいました。凄いよね。
新自由主義をコロナは変えてくれるか?
亡くなった方も多数。個人的には武漢閉鎖の時点で日本も今すぐに封鎖をしておけ、全面外出禁止。その代わり補償はする。1ヶ月の間は我慢をしてくれ。その間に体制を整える。これ位やらないと無理だよ。と思っていたのですが、案の定の様相になってきましたね。
安倍晋三の脳味噌が足りない事も良く分かる経過を辿った訳ですが、最近の安倍晋三個人崇拝者も、安倍さんは頑張ってる。しか言わなくなってしまい、むしろ可哀想に思えてきました。
それよりも、コロナですが、これで少しは、今だけ金だけ自分。にブレーキが係ると良いですね。欧米では感染爆発がすでに起こっているのですが、要因の一つとしてイタリアであれば、医療の金を削りまくったのが原因としてあります。イタリアの会社だって儲かっている会社はあるでしょうし、儲かっている個人だっているでしょうが、税金はタックスヘイブンなどで大して払っていないんでしょうね。そのツケを医療費用削減で、今回の事態を引き起こしたのもあるでしょう。
アメリカの場合には、検査するだけで何十万も費用が係りますから、そもそも大半は検査すらしなかった。と言うか、元々のインフルエンザって、あれ、コロナだったでしょう?と思えるんですけどね。
その後は、検査費用は無料になりましたが、治療費はアメリカ無料なの?多分違うと思うんですよね。
アメリカは今だけ金だけ自分だけを実践していき、儲からない貧乏人は相手にしない。と言う事でこれまでやってきたのですが、その結果が感染大爆発です。億貰っているニューヨークのトレーダーの近くにだって、貧乏人と接触をしている人も多いでしょう。それこそ、桁違いの億万長者であれば、コロナに感染をしても、検査も出来ない貧乏人はいないでしょうが、チャールズ皇太子が感染をしたのを見ると、金の多寡は、感染しやすいかどうか?にはあまりか関係がなさそうですね。
と言う事で、本書ではコロナについては、一切記載がありませんが、個人的には新自由主義にコロナがブレーキを掛けてくれる事を願っていますね。
こうした事を利用するつもりはないのですが、良い加減に気がついて下さい。削りまくったしっぺ返しが自分にも来ているんだぞ。と言う事で、新自由主義が、短期的には金にはならないけれども、長期的に見ればリスク低減が可能だから、もうちょっと社会に金を還元してやるか。と言う気持ちになってくれたら良いですね。
そうなると、それは最早、新自由主義ではないかもしれませんが。
私自身が新しい経済モデルを作る事なんて、出来る訳がねーだろう。だって、アホだもん。と言う話なのですが、公益資本主義と言う考え方もあるんですよね。
「公益」資本主義 英米型資本主義の終焉
で、他の秋嶋亮さんの作品や、今回の書籍で多数引用をされていた、【知ってはいけない 隠された日本支配の構造】もすでに読んでいましたので、サイト内のリンクを掲載しておきます。
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