サディは、想像力のかたまりみたいな女の子。海のなかに住む女の子になったり、オオカミに育てられた男の子になったり、不思議の国を冒険したり、おとぎ話の世界で勇者になることもある。
サディは、友だちと遊ぶのも大好きで、近所に住む友だちも、本のなかに住んでいる友だちもいる。
サディは、今日着る洋服にそっと話しかけたり、木のてっぺんで鳥とおしゃべりすることもある。サディにはつばさがあって、空を飛んでどこへだって行けるんだ。もちろん家にもちゃんと帰れる。
サディは、ダンボール箱を船にするのも、クッションでお城を作るのも好きだけど、何より好きなのは、お話。何もないところから何でも作りだせるからね。
サディには作りたいもの、やりたいこと、なりたいものが、いっぱいあるんだ。
これはそんなサディのお話。
ほっこりとする女の子の話
前の記事にした絵本の『ひびけわたしのうたごえ』で紹介をされていたので、こちらも読ませて頂きました。
同じようなテイストなのかな?と思っていたのですが、イラストを描いている方が同じなだけで、話を作った方は別人どころ、完全に子供だったでござる。となっていたのですが、それなりにですかね。
著者プロフィールの箇所を見たら、物凄く子供らしい動機で、本作を書いて事が書かれていて、ほっこりとしました。きっとお婆ちゃんが大好きなんでしょうね。
子供向けではありますが、主人公も女の子になりますし、作品としては女の子向けになっていると思います。男の子の子供に見せてもイマイチかもしれませんね。作品の対象年齢は4歳以上となっています。
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