サルチネス

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関東甲信越のとある田舎街……。犬猫くらいにしか見向きもされない“残飯おとこ”登場!!『行け!稲中卓球部』『ヒミズ』の古谷実、2年ぶりの新作は、塩味たっぷりきいたシニカルコメディ。14年間、引きこもっていた残飯おとこが、自立をするため立ち上がる……。とはいえ、何もできるはずもなく、周囲に大迷惑をかけるだけ。己のため、“愛”のため、この想いをつらぬけるか!?

作者がもう少し続けても良かったかな。と感想を書いていた作品が『サルチネス
』になります。前作の『ヒメアノ~ル』はぶん投げた感がありありとしている作品だったので、それと比べたら、作品としては全うな作品と言う印象です。

ほんのりとギャグテイストも盛り込まれていますし、古谷実特有の非常に暗い部分。と言うのが無くて、安心して読める事が出来たのですが、その分、中途半端感も残る漫画でした。

強いて言えば、お兄ちゃんと妹が母親に捨てられてしまうのですが、その母親が、ストレートなクズ。と言う感じなのですが、他の作品では人が死んだりしているので、そちらと比べたらまだマシですね。母親も自分が良い母親ではない事位は自覚をしているので、そこも救いと言えば救いです。

そこそこ面白い作品と言えば、そこそこ面白いのです。個人的に好きだったキャラクターは谷川俊平です。意外と良いやつなのも良かったですね。

『グリーンヒル』以降、ギャグ漫画らしいギャグ漫画を書いていないので、そろそろ切れのあるギャグ満載の作品を書いてもらいたいのですが、ギャグ漫画家は2作で潰れる。と言う話もあるので、ちょっとギャグで完全復活。と言うのは難しいのでしょうかね。中学生の思春期時代を稲中卓球部で過ごした自分としては、ちょっと残念です。

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